幹事クリタのコーカイ日誌2011

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12月31日 ● コーカイ日誌で振り返る2011年。

 年末恒例企画「コーカイ日誌で振り返る一年」。まずは社会的な事件から。

 年明けは比較的平和だった今年。ランドセルをプレゼントする伊達直人で始まりました(「タイガーマスクの活躍」)。しかし3月の東日本大震災(「マグニチュード8.8、その時」)以降は世の中が一変。震災と騒乱の一年になってしまいました。野田内閣が発足(「野田内閣の感想」)、名古屋(「河村たかしを勝たせたのはアンチ東京の意識かも」)と大阪(「橋下は本当に大阪を変えられるのか」)で既成政党を破る地方首長が登場しました。国内外での天災、テロや騒乱、とどめは年末の金正日の死(「金正日死去と今年の重大ニュース」)と本当に激動の一年でした。

 社会的な事件だけではなく、このコーカイ日誌で好んで取り上げるテレビの世界でも地上デジタル放送がスタート(「アナログ停波」)するという大きな転換期がありました。また夏には島田紳助が突如引退(「島田紳助の引退と鑑定団」)して、その後継者争いも注目されました。ドラマについては先日の「2011年極私的ドラマアカデミー賞」をご覧ください。

 スポーツ界では何と言っても、なでしこジャパンの優勝(「なでしこジャパン世界を制す」)が大きなトピックでしたが、テニス好きとしては錦織圭がジョコビッチを破る(「錦織が起こした「バーゼルの奇跡」)など大きな飛躍を遂げたのも素晴らしいニュースでした。

 反面、名古屋のファンとしては、中日が球団史上初の連覇(「中日辛うじてゴール」)こそ果たしたものの日本一を逃すし、グランパスは惜しくもV2を果たせず(「2年連続の名古屋ダブル優勝ならず」)、良いところまで行きながら最後の最後で手が届かなかったのが残念でした。

 個人的にはまず2月にとうとう大台(「50才という響きにいつ慣れるのだろう?」)に乗りました。年末には初めて遠近両用メガネを買ったし(「遠近両用メガネデビュー」)、確実に老いは近づいてきています(「50代はもう初老?」)。

 ただそうは言っても50代になって守りに入る気はさらさらなく、むしろ積極的に趣味の世界では攻めています。音楽では発表会とは言え、ライブハウスでの初めてのバンド演奏を経験(「初ライブでレベルアップ?」)、さらに6月の発表会では初めて満足できる演奏ができました(「練習を超える本番もある」)。コーカイ日誌には書いていませんが、新たにピアノも習い始めています。

 さらにライブにもせっせと足を運び、会社の後輩Y口のライブで小沼ようすけ(「小沼ようすけのギターと」)や中村健吾(「ウッドベースをたっぷり聴いたライブ」)を聞いたのを始め、ブルーノートで本田雅人や太田剣(「テニスとサックスの日々」)、寺久保エレナ(「名古屋ブルーノートで寺久保エレナ」)、「マンハッタン・ジャズ・クインテット」やデイブ・コーズ(「まるでニューヨークにいるかのような」)など、次々とジャズのライブに通ってみました。さらにはナゴヤドームで小田和正まで(「小田和正ドームライブ」)見に行き、本当に生涯で一番ライブに行った一年でした。

 テニスは相変わらず充実していました。単にテニスをたくさんしたというだけではなく、山本麻友美プロに何度も無謀なチャレンジしたり(「クリスマス決戦も惨敗」)、山本プロの勧めでテニスシューズ用の「オリジナル・インソール」を作ったり、プリンスカップに出たり(「プリンスカップ準優勝」)、テニスマガジンにデカデカと載ったり(「雑誌4ページ独占掲載!?」)、サークルの25周年記念のTシャツを作ったり(「オリジナルTシャツ記念撮影」)と、プレイする以外のところでもいろいろ楽しいことがあった一年でした。

 家族のことでは息子の就職と娘の大学進学が決まり(「娘の合格」)それは本当にホッとしましたが、その前に義父が亡くなったのは残念でした(「義父の死で東奔西走」)。また義父の遺言書で振り回される(「遺言書を作る、その前に」)なんてこともありました。

 訃報と言えば、今年は個人的に好きな著名人が次々と亡くなった年でした。4月に田中好子(「スーちゃんの訃報」)、5月に児玉清(「児玉清さんの死を悼む」)、6月にピーター・フォーク(「ピーター・フォークの死とコロンボ」)、7月に小松左京(「小松左京はヒーローだった」)、10月にスティーブ・ジョブズ(「ジョブズはキライじゃないけれど」)と北杜夫(「子どもの頃、北杜夫が人生の師だった」)、11月に立川談志(「談志で一番思い出すこと」)、12月に森田芳光(「森田芳光とその作品と」)。

 振り返ってみると、僕が青春時代に大きな影響を受けた人たちがたくさん亡くなった年でした。それも自分が50代に入り、父親もしくはアニキ世代が鬼籍に入る年齢になったからでしょう。年は取りたくないものですが、こればかりは仕方ありません。来年はどんな年になることやら。今年一年、お付き合いくださった読者の皆さま、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。



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