幹事クリタのコーカイ日誌2024

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11月13日 ● オープンカー。

 うちの車がまた入院してしまったので代車生活です。今回の代車はミニコンバーチブルクーパーS。ソフトトップの屋根が開いてオープンカーになります。これまでサンルーフ付きの車は乗ってきましたが、オープンカーは初めてなので、気候も良いこの季節ですから何事も経験とフルオープンにして乗ってみました。屋根を開くのは簡単でスイッチを押すだけ。ただずっと押していないと途中で止まってしまいますので、開き切るまで押しているのはちょっと手が疲れます。

 オープンにしていざ公道に出ると、これがかなり照れくさいです。むき出しの自分を世間に晒している感じが否めません。歩道を歩く人も対向車線や隣の車線の車の人も、こちらをチラチラ見ている気がします。自意識過剰かも知れませんが、大きめの交差点の先頭で止まると歩行者にかなり見られることは確かです。そうやって信号が変わるのを待っていたら、古いポルシェのオープンカーが交差点を右折していきました。オープン日和のようです。

 走っていると意外に風が入ってきます。前からではなく斜め後ろから巻き込むように風が当たるので、気温が高いとは言え11月ですから、うなじに当たる風の冷たさは身に沁みます。また日陰から日向に出て日差しをまともに受けると、眩しいだけではなく日焼けも気になります。音がうるさいのは当然ですが、トラックの排気ガスをまともにくらうのはかなり辛いです。話には聞いていましたが、確かにいろいろと我慢が必要でした。

 爽快感は格別です。屋根がないとこれだけ気持ちが良いものなのかというのは実感しました。それに当たり前ですが視界が明るいですし、自然との一体感もあります。そのあたりの感覚はバイクに近いし、バイクよりはかなりラグジュアリーで楽チンです。だからバイク好きならオープンカーは多分楽しいだろうなと思いました。

 逆にデートで助手席に乗る女性の大半はイヤでしょう。風で髪は乱れるし日焼けしないように帽子サングラスマスクは必須です。うるさいし臭いし周りからジロジロ見られるから「スン」としていないといけないし、楽しいどころか腹立たしいかも知れません。強いて言えばバイクのタンデムよりは楽だし会話もしやすいし格段に快適です。なので、あくまでも比べるならバイクと比べた方が良いかも。車しか乗らない自分としては、オープンカーは不要でした。ただあの解放感は癖になりそうなので、もし複数台所有できるなら、4台目くらいに買っても良いかも。



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