幹事クリタのコーカイ日誌2011

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10月19日 ● 中日辛うじてゴール。

 中日ドラゴンズが横浜に辛うじて引き分けてマジック1を減らし、何とか優勝をすることができました。ヤクルトとの直接対決に4連勝した時には、東京ドームでの巨人戦で決まると思っていたのに、まさかの3タテ。しかもヤクルトが粘っていたので、このままズルズルといくと怖いなぁと思っていましたから、引き分けでもなんでも良いので決まってホッとしました。

 75年の球団史上初めての連覇。落合監督は在任8年間で4度の優勝、全てAクラス、そして1954年以来二度目の日本一も達成と、本当に中日の黄金時代を築いてくれました。僕も40年以上ずっとプロ野球を見てきていますが、こんなに安定した強さを見せてくれる中日は初めてです。ファンとしては感謝状を贈りたい気分です。

 もっとも今年はリーグ連覇で満足するわけにはいきません。去年はあと一歩で日本一を逃しました。前回の日本一の時はリーグ優勝を逃しています。リーグ優勝しての日本一こそ「真の日本一」なのですから、これからCSを勝ち抜いて日本シリーズにまた進まなければなりません。相手がヤクルトになるか巨人になるかわかりませんが、ヤクルトにはずっと苦しめられてきていますし、巨人の沢村、ゴンザレスにこの最終局面で続けて抑え込まれてしまいました。どちらが相手になっても決して楽な戦いではないでしょう。

 それでも地元ナゴヤドームでは圧倒的な強さを発揮する中日のことですから、CSはまだ強気で臨めますが、問題は日本シリーズです。交流戦の成績を見てもわかるように、今や明らかに「パ高セ低」の時代。ソフトバンクはもちろん、日本ハムや西武が出てきても中日の貧打戦では点が取れそうもありません。先発も吉見以外は不安定だし、岩瀬の盤石さも失われたいま、浅尾の右腕に頼るしかないのです。

 いや、本当に今年の浅尾は良く投げました。去年もMVPは和田じゃなく浅尾でも良いんじゃないかと思いましたが、今年こそ本命・浅尾、対抗・吉見だと思います。中継ぎ投手のMVPとなったら史上初でしょうが、それくらい今年の浅尾は頑張りました。CSまで時間がありますから、しっかり休んで調整して、また小気味よいピッチングを見せてもらいたいです。




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