幹事クリタのコーカイ日誌2011

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9月10日 ● オリジナル・インソール。

 テニスというのは昔は「ブルジョワのスポーツ」というイメージでした。ラケット、シューズ、ウエアをひと揃い用意すればそれなりにお金もかかります。それ以上に「テニスコートの恋」が天皇皇后の結婚の契機となったことで日本では「テニス=上流」イメージが定着しました。昭和の話です。

 しかし、その後、ゴルフとかヨットとか、もっとお金持ちなスポーツが登場したことと、テニス自体の大衆化が進んだので、今ではそれほどお金がかかるというイメージはなくなったと思います。むしろ道具さえ揃えればコート代なんて田舎じゃタダみたいなものですから安上がりに楽しめる庶民の娯楽です。

 ただ道具を使うスポーツというのは、道具に凝り始めればキリがないのも事実。テニスの場合は主にラケットとシューズということになりますが、若者に勝つには金をかけるしかないと思っている僕は今回また新しいギアを手に入れました。

 それはインソール。シューズの中に入れる中敷きです。中敷きなんてシューズについてくるものだし、そんなところにお金をかけるなんてどういうこと?と思う人も多いかと思いますが、人の足の形は人それぞれ。当然既成品では合わないと言う人もたくさんいます。ましてハードに足を使うテニスでは、シューズはクルマにおけるタイヤのようなものですから、きちっと自分に合ったものを使った方が動きやすく、疲れにくく、怪我を防げるわけです。

 と言っても、もちろん今までは僕もシューズに付属のインソールを使っていたのですが、山本麻友美プロが先日インソールを関西で作ってきて(こちら)、「自分のオリジナルのインソールを使うと良いですよ」と勧められました。山本プロから本村剛一プロが名古屋でインソールを作っているという話を聞いたので、調べたところ名古屋栄に本村剛一プロがインソールを作りにきている店があることがわかりました。しかもその店の支店は僕がいつも利用しているショップで、そこの店長とも仲良しです。

 と言うことで、昨日僕以上にインソール作りに乗り気のテニス仲間M本さんと一緒にオリジナル・インソールを作りに行ってきました。最初に足形を取って診断と説明をしてもらってから、実際にマシンを使ってインソールを制作。意外と簡単に作れるのでビックリです。最後は店の人が職人技で調整をしてくれて完成。値段は15000円。高いテニスシューズ一足分。これを高いと思うか、これくらいなら安いと思うかは、その効果を見てからでなくては何とも言えません。

 実際にこれでテニスのパフォーマンスがグンと上がるなら安いものだし、単に今までより少し走りやすいとか疲れにくいというくらいなら微妙なところ。ただ試しにちょっと履いた限りでは、土踏まずをしっかり支えてくれるので足ツボをマッサージする健康サンダルくらいの効果は最低限ある印象です。

 もちろん健康サンダル程度の効果だけでは高いと思うのですが、それ以上の効果があれば適正価格になります。今日は浜名湖まで遠征して大会に出るので、早速インソール効果を試せます。楽しみです。




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