万華鏡インスタレーション展示
「わが心の小宇宙〜万華鏡展」企画製作編 2
名古屋市中区 国際デザインセンターで行われた、万華鏡展を行うまでの道のり3
ついにこれだと思うような案が出来、早速製作にとりかかりました。 チャクラの灯火(ともしび)と名付けられたインスタレーションは、7つの万華鏡からなるオブジェです。コンセプトは「7つの万華鏡で、見る人自身の心の発見の旅に誘う」です。7つのそれぞれの万華鏡が、あなたの各チャクラに同調するようにと製作しました。これらは人間のチャクラと言われているエネルギーセンターに働きかけ、微細なエネルギー体系のバランスを整え、肉体、精神、情緒、魂、いずれをも最良の状態に戻す方法を見い出す手伝いをします。
オブジェには、特に感応する部分(赤、黄色、緑、藍)の4色については、テーパード型の万華鏡柱を使って見る人のチャクラのエネルギーを整える働きを増加させるように製作しました。この4つの万華鏡柱には、チャクラのテーマとなるようなシンボルを仕組んだCG画像を製作しました。
これらの万華鏡柱は、右のような坐像を白石で床に敷き詰め、その周りに配置するという表現方法をとりました。また、座像の中央部にはLEDで点灯するようにしたチャクラを現わすライティングを施し、自作のヒーリング曲を流すという方法で見る人の印象を高める設定にしました。
後の3つの万華鏡は、占いの館に置いてあるような水晶球のオブジェに、2つの見え方の異なった万華鏡を配して、見る物の心の中をそっと覗くようなそんなオブジェに仕上げました。
チャクラとは
サンスクリッド語で「輪」「円」を意味し、身体の中にある超自然的なエネルギーの渦のことです。体中心線上に7つあり、微細なエネルギーの流れをコントロールします。魂と、肉体の結びつきを象徴し、身体の内分泌系と対応します。これがうまく機能しないと、精神的、情緒的、生理的に不調が現れます。
この時製作した、万華鏡柱のイメージデータを紹介します
(画面上をクリックして画像をめくってご覧ください)
青色の万華鏡柱の覗いた時の様子です |
緑の万華鏡柱の覗いた時の様子です |
体験型万華鏡は、まず万華鏡本体はアルミフレームで製作し、それにアクリルミラーを張り付けるという手法で製作しました。アルミフレームは縁あって知り合った業者に外注しました。それと同時に4つのビデオ作品を製作しそれに合わせてふさわしい曲を作曲しました。以下に動画作品の製作コンセプトを紹介します。