万華鏡製作、今までの振り返りとこれから
今までの活動を振り返っての思いとこれからの展開について。
当初は、コンピュータを使ったマンダラの製作を中心に行っていましたが、万華鏡と出会うことによりその素晴らしさ、CGでは作り出すことのできない神秘的な幾何学的な文様にすっかり魅了されてしまいその製作を始めました。振り返ると約9年間の歳月がたちました。しかし、まだまだ多くの取り組んでみたい課題も多く、まだまだのレベルと感じています。その中で国際万華鏡展への出展は、その参加している方々のレベルも高く、毎回学ぶことが多いので自分にとって良い刺激となっています。このイベントがなければ、ひょとしたら国際デザインセンターでの個展を境にやめてしまっていたかもしれません。世の中には本当にすごい人たちがいるんだなと思い知らされ、素晴らしい世界を見ることにより、さらなる創作意欲が沸き起こり、新しい発想やアイデアがどんどん出てきたように感じられます。時には、こんな事何でやっているのだろうと思う時もありました。しかし、数日経つとまたやっている自分がそこにいて、この万華鏡製作というのは完全に自分のライフワークの1つになっているように感じました。
万華鏡と関わるようになって出会った同じ作家の方々との交流や、友人とのコミュニケーションの中で得るものもたくさんありました。材料の調達に便利な場所や、お店の情報などは本当に役立ちました。ここで生まれた人とのつながりも大切な財産になったように感じられます。また更に、クラフトフェア等で小さなブースを出すことにより知り合った人たちもたくさんになりました。今でも仲良くさせてもらている人たちが何人もできました。まったく違くクラフトの世界を知ることができ、ちょっとしたコラボレーションをしたりと自分の視野をさらに大きく広げることができました。また、万華鏡製作教室で出会った人たちの、自分の作品ができた時の感動と喜びの笑顔は毎回素敵で、私自身がその方たちから大いなるものをいただいたような感動を感じました。ありがとうございます。
自分のスタンスは変えないで、「国際万華鏡展への出展」「クラフトマーケット参加」「製作教室」を中心とした活動を行いつつ、また、いろいろな方とのコラボレーションを行ったり、個展を行ったりと自分の視野を広げつつこの万華鏡世界を追及してみたいと思います。
こんな事をやりたいとか、いろいろの夢や計画もたくさんあります。また、現在企画中の映像表現の新しい手法の製作も着々と行い、1つ1つ実現させていく楽しみを持ってこの活動を続けて行きます。
1996〜 :曼荼羅世界を中心としたCG作品の製作を行う。
2000 10:万華鏡の製作をはじめる。体感型万華鏡の構想を練り始める
2001 10:体感型万華鏡を製作し発表、国際デザインセンター賞 受賞
2002 9:国際デザインセンターにて「内なる心の小宇宙〜万華鏡」展開催
10:メモリアルセンターにて第1回岐阜クラフトフェア参加
2003 4:岐阜市文化センターにて「心のセンタリング」ディスプレイ型万華鏡の展示
10:ライブマーケット参加
2004 7:第4回国際万華鏡展出品(花のささやき)
7:JR岐阜駅「active/G」にて第3回クラフトフェア参加
2005 7:第5回国際万華鏡展出品(花の記憶)
7:岐阜市文化センターにて「心ンセンタリング2」の展示を行う
8:メルサ6F「アントントン」にて万華鏡展「たまゆら」を行う
2006 7:第6回国際万華鏡展出品( UNIVERSE)
8:メルサ6F「アントントン」にて万華鏡展「 UNIVERSE」を行う
9:国際会議場において第1回岐阜スピコン参加
2007 6:第7回国際万華鏡展出品(音戯のしらべ)
7:JR岐阜駅「active/G」にて第6回クラフトフェア参加
7:岡崎子ども美術博物館にてミラクルワールド万華鏡作品展示参加(9月まで)
2008 6:第8回国際万華鏡展出品(Planetaria:プラネタリア)
PLANETARIAの各地での巡回展示を行なう。(東京、横浜、名古屋)
9:JR岐阜駅「active/G」にて第7回クラフトフェア参加
2009 3:大垣デジタルコンクール入選(「CG作品:たまゆらのたびじ」)
6:ヒーリングスペース「くらす」参加
8:第9回国際万華鏡展出品(To Be:トゥービィー)
9:今までの活動をまとめた 万華鏡アーカイブの製作