わが心の小宇宙〜万華鏡

国際万華鏡展 展示用作品製作 「花の記憶 05」

東京銀座で行われる国際万華鏡展への取り組みについて1

作品「花の記憶」

作品名
花の記憶
製作材料
木材、布、ガラス、電気部品(蛍光灯、モーター)、プラスチック
大きさ
25(縦)×40(横)×25(高さ)cm
特徴とアピールポイント
直方体の筐体内に仕掛けを設置した作品です。
今回はインテリアとしても楽しめるよう、何も操作しなくても像が変化する構成にしました。像のイメージは細胞分裂を髣髴(ほうふつ)とさせるような変化をするようにオブジェクトを配し、時間経過とともにその姿がだんだんと花に成長する様を表現したところから「花の記憶」と名づけました。
同じ映像を2度と見ることはなく、一期一会の出会いも楽しみな作品に仕上がっています。
また、中に仕込んだ万華鏡は異なる3タイプのものを設置して構成してあります。見る人の目線の位置や見る角度によっていろいろな様子が覗けます。
  なお、この作品はシリーズ化して「星の記憶」「光の記憶」2つの作品に派生しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のぞいた時の様子

作品の中心部分の万華鏡像の様子です。時間が少し立ち花が開花した様子を撮影したものです。美しい花が咲きました。

作品の左手の万華鏡像の様子です。こちらは葉や茎、そして果実を現わしています。時間がたつにつれてこれらが成長する様を撮影したものです。素敵な実がなりました。

鏡体を外から見た感じです。筐体の柄も細胞分裂を意識したものになっています。のぞき窓は3種類の万華鏡を配置しています。

左手の万華鏡像です。緑の部分がだんだんと分裂して葉や茎、果実になる様子の一部を撮影したものです。

花がゆっくり開花していく様子です。オブジェクトは、着色されたオイルがベースになっているもので、2枚のこれが複雑に絡み合って像を作り上げていきます。

作品を開発している様子です。周りの筐体はまだありません。万華鏡とその駆動部分、そして、オブジェクトの位置関係を調整しています。試行錯誤が繰り返されます。

動画を見るときは、一度動画内をクリックしてから、再生ボタンを押してください。

 

「花の記憶」紹介カード

今回の国際万華鏡展の参加に合わせて作られた、作品紹介カードです。コンセプトにあるように花と植物を基調にした作品に合わせてカードも緑をベースにしたものにしました。
 また、作品のイメージマークを作り写真上部に光沢をつけた感じにして配置しました。

 

美しくエレガントな感じになるように、周りにフレームをつけ、花形に万華鏡の像を切り取って3種類の見え方それぞれを配置しました。