幹事クリタのコーカイ日誌2006

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12月28日 ● コーカイ日誌で振り返る2006〜社会篇。

 今年を「コーカイ日誌」で振り返る第2弾、世の中篇です。と言っても、普通に重大ニュースを振り返っても仕方ないので、自分の主観で心に残っている「十大ニュース」をランキング形式で書くことにします。あくまでも世の中視点ではなく自分視点で。と言っても、そもそも「コーカイ日誌」で取り上げるネタ自体がスポーツと芸能に偏っているので、その時点ですでに大きくズレちゃっているとは思いますけどね。

 まず10位。カーリング娘の活躍。トリノ五輪と言えば荒川静香のイナバウアーということに世間ではなっているようですが、僕はいち早くカーリングを見てコーカイ日誌で取り上げたこともあって、彼女たちの活躍が一番印象的でした

 9位。亀田興毅の世界戦。8月のタイトル挑戦と先日の防衛戦、2度にわたるランダエタとの試合で随分と視聴率を稼いだ亀田ですが、ボクシングそのものよりも、それを巡るあれやこれやの方がはるかに話題を呼ぶあたりに、この亀田現象の根っこがあります。単にボクシングにとどまらず、今の日本のメディアとスポーツ文化の関係を考える時に、ひとつの象徴的な出来事でした。

 8位。ドラマ『吾輩は主婦である』。正直、昼の連続ドラマを見たことなど過去にありませんでした。クドカン脚本ということでビデオをに録って見始めたのですが、これが本当に面白くて、全40回を1回も欠かさずに見てしまいました。改めてクドカンの才能に敬服です。

 7位。落合博満選手のモノマネ。すいません、こんなことを入れて。とんねるずの番組でやっている「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の優勝者なんですけど、とにかくうまい、面白い。家族揃って大ファンです。

 6位。天皇後継問題。秋篠宮に男児誕生で女性天皇、女系天皇への議論が棚上げになっていますが、少し猶予ができただけで根本的には何の解決にもなっていません。21世紀の日本のグランドデザインを描いていくときに、天皇制についても改めて議論を深めていかなければならないと思うのですが、全てを棚上げにしてしまうのは「?」と思います。

 5位。WBC優勝。アメリカによるアメリカのための大会だったにも関わらず、日本が見事に優勝したWBC。特にアメリカのヘボ審判のミスジャッジを乗り越え、韓国との激闘を乗り越え、マンガのような優勝に興奮しました。

 4位。右傾化する安倍内閣。正直、今の日本の「情緒的ナショナリズム」にはうんざりします。特に若い世代の威勢がいいだけの言動を、タカ派の政治家が利用している様子が気持ち悪い。そろそろ揺り戻しの動きがあって良いと思うのですが。

 3位。中日のリーグ優勝。これは山本昌の最年長ノーヒットノーランとか、その前日の川上の快投を生で見たとかも含めてで。阪神とデッドヒートを繰り広げていた時期に、直接対決での2日続けての好投にどれだけ選手もファンも勇気づけられたことか。今年の中日リーグ優勝のキーポイントになった試合でした。

 2位はその中日が日本一を逃したこと。一般には日本ハムの日本一、もしくは「新庄劇場」と呼ぶのでしょうが、忠臣蔵を赤穂浪士から見るか吉良から見るかの違いと同じで、我々中日ファンとしてはあくまでも今年の日本シリーズに「負けた」ことが事件なのです。今年こそ52年ぶりの日本一の大チャンスだっただけに、本当に残念でした。

 そして1位は、昨日も話題に取り上げたロジャー・フェデラー初来日に尽きます。やはりテニスファンとしては、テニス史上もっとも完成された選手であるフェデラーを生で見ることができたというのは感動でした。個人的にはビートルズ来日にも比肩しうる大事件だったのです。

 ちなみに次点はジダンの頭突きですかね。ドイツW杯と言えば?と聞かれた時に、数年後まで覚えているのはイタリアの優勝ではなく、きっとジダンが頭突きしたことだと思います。


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