幹事クリタのコーカイ日誌2006

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9月29日 ● 落合博満選手のモノマネ。

 昨晩『とんねるずのみなさんのおかげでした』のSPで人気コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が放送されました。河本準一や博多華丸などがブレイクしたこのコーナーの面白さは、なにより元ネタがわからなくても面白いこと。どれだけ普通では見落としているけれど個性的なネタを見つけてくるかが勝負の分かれ目です。

 今回は全国からオーディションをしただけにこれまで以上にレベルが高い爆笑モノマネが次々と登場しましたが、残念だったのは完成度は高いものの新しさに少々欠けたこと。いつもの見慣れたモノマネがやはり面白く、その洗練度は過去最高だったのですが、若干のマンネリ風味はやはり隠せませんでした。

 そもそもこのコーナーではレギュラー陣のとんねるずや関根勤、有田哲平らの好みか、プロレスとプロ野球にネタが偏っています。もちろん河本準一のジャッキー・チェン映画ネタや博多華丸の児玉清など芸能ネタもありますが、偏向していることには変わりありません。もちろん、だからこそ細部にこだわり抜くことで面白くなっていくわけですが、どうしてもマンネリ気味になるのも仕方ないところ。だからこその全国オーディションだったのでしょうが、昨晩の放送を見る限り、これまでの芸人たちを超えるほどのインパクトがある新人はいなかったようです。

 その中で昨晩チャンピオンになったのは名古屋の一般人で中日ドラゴンズ時代の選手・落合博満を真似し続ける男・牧田知丈。老けて見えても実はまだ28才というこの男は、とにかく細かいところまで落合を本当によく真似ています。それは単なるモノマネというよりも、落合という人間を写し取っているような感じで、ある意味、落合以上に落合らしいのです。よほど落合のことが好きなんでしょう。

 数多いるプロの芸人たちを尻目に見事にチャンピオンを勝ち取ったわけですが、いま阪神とのデッドヒートを繰り広げている監督・落合をどう見てどうモノマネするのかもぜひ見てみたいと思いました。きっと牧田独特の力の抜けた表現で落合監督を描写してくれることでしょう。


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