令和5年度 学校行事写真


令和6年2月28日(水) 3年生の「自分史」から学ぶ 縦割り交流会

 伝統を引き継ぐ会パート2として、3年生が語る「自分史」から1・2年生が学ぶ縦割り交流を行いました。
3年生生徒は、自分たちの経験の中から掴んだ生き様を1・2年生に分かってもらって、一人一人の生き方や東安魂の継承のために役立ててほしい、という思いをもってこの会に臨みました。学習や役割活動等において、上手くいかなくてもあきらめないで頑張り続けてきた事実や失敗から学んで立ち直った事実、願いをもって仲間に関わり続けることで自分も変わることができた事実など、3年生の語りはどの生徒もそれぞれの思いが詰まっており、1・2年生にとって学ぶものがたいへん多かったです。
 1・2年生もそれまでに自分なりに積み上げてきた事実の中で、上手くいかずに途中で投げ出したり、仲間の思いに応えることができなかったりした経験をもとに、3年生の話を受け止め、自分の生き方に生かしたいという思いをもって聴くことができました。3年生の語りから学んだことを指標として、自分がよりよく生きるため歩みを続けていきます。

令和6年2月15日(木) 3年生 校内清掃活動

 3年生生徒が、卒業を前に3年間お世話になった感謝の気持ちを込めて校内の清掃活動を行いました。自分たちの教室は普段の清掃できれいにし、それ以外の場所で普段なかなか掃除をすることができない場所を中心にきれいにすることができました。1・2年生の教室や廊下、生徒昇降口の窓拭き、配膳台や床にこびりついた汚れ落とし、特別教室の掃き掃除や流し台の汚れ落とし、体育館のいすの拭き掃除など、校舎を一生懸命にきれいにする姿は、1・2年生のあこがれとして今後も引き継がれていきます。
 3年生の振り返りを紹介します。
「最初は「きれいになるかな?」と思ったけど、心を込めて掃除をしていくとすごくきれいになっていき、心も嬉しくなっていきました。1・2年生の子たちがきれいになった教室を見て、喜んでくれたらいいなと思いました。」
「普段の掃除ではやったことがないことをやったら見た目が変わって、すごくやりがいを感じることができました。もっと掃除したいです。」

令和6年2月9日(金) 伝統を引き継ぐ会

 3年生から1・2年生に伝統を継承する節目として、全校で思いや願いを共有する場「伝統を引き継ぐ会」を行いました。どの学年も仲間と共に創り上げてきた文化の一つとして合唱を披露し、1・2年生は3年生への感謝と共に東安中を背負って立つ覚悟の気持ちを、3年生は自分たちが引き継いだ伝統を1・2年生に託す思いを表現しました。また、1・2年生は、各学級の成長を3年生に見てもらうことで来年度への決意を新たにするとともに、3年生からは継承してもらいたい思いや願いを代表生徒が語り、東安魂の継承を1・2年生に託すことができました。
 1・2年生は心に焼き付けた3年生の姿と思いを、今後の日常生活の中で実現してくれるはずです。
 3年生代表生徒の語り(一部抜粋)を紹介します。

挫折も努力も、情熱があれば楽しめる
 みなさんは、「今日は誰が見ても完璧な1日だった。何も反省することはない」と思える日はありますか?そんな日はないはずです。誰もが毎日のように、何かしらうまくいかない、小さな挫折を経験しているはずです。大切なことは、日々繰り返すその挫折を、自分の成長に変えてしまうくらい楽しむことです。
 そのためには努力が必要ですが、努力だって、私は苦しみに耐えるものではなく、自分がやりたいからやるのだと思います。地味なことを楽しんで続けることが「努力」と言われるのだと思います。情熱があれば、挫折の苦しさも、努力し続ける辛さも、すべて自分を成長させるための楽しみに変わります。みなさんも情熱を燃やすことができる、夢や目標をもってください!

活動の意味は、自分で見出す
 僕は3年間の学校生活で学びました。そもそも、活動の意味を誰かに求めることが間違っていたのです。やらなければならないことがあるなら、そこにどんな意味をもたせ、それでどう自分を成長させるのか、自分自身で納得のいく意味づけをするのです。例えば人の話を聴くとき、ただ聴くだけになっていませんか。僕は、話の内容を自分と照らし合わせて、自分にはどんな課題があるのか、この話から何が得られるのかを考えながら聴くようにしています。そうすることで今の自分を振り返り、成長につなげることができます。また小集団交流は、お互いの学習効果を高めるためだけでなく、将来人と関わるときに相手に伝わるように話す方法など、人との上手な関わり方を学ぶためにもなると考えています。やる意味が感じているからこそ、積極的に取り組むことができるのです。
 みなさん、人生は、自分がやりたいことだけを選ぶことはできません。気が進まなくても、やらなければならないことはあるのです。それを自分の成長につなげられるかどうかは、すべて自分の取り組み方次第です。どうせやるなら、自分で活動の意味を見出し、自分にとってプラスになるように考え方を変えてみてください。そうすれば、今まで「意味がない」と思っていた活動も、自分を大きく成長させる活動に変わります。

後悔しないように、今努力する
 戻れるなら過去に戻って、もっと勉強したい。私は後悔しています。でも、後悔するだけでは何も変わりません。私はそこから立ち直るために、必死でみんなに追いつこうと努力しました。それはとても苦しくてつらかったけど、そこをいろんな人に支えられて乗り越えたので、今はみんなと同じ教室で、当たり前のことを当たり前にできています。
 みなさんには、私のように苦しい思いをしてほしくありません。今、嫌なことから逃げている人。やるべきことを後回しにして、ためてしまう人。やらなくても何とかなると、甘く考えている人。すぐに考えを直してほしいです。楽をした分、後で必ず後悔します。つらいときは逃げてもいいです。だけど、どこかで自分をふるい立たせて、1つずつ努力を積み重ねていってほしいです。

いつだって、人生は団体戦
 試合中、背中越しにずっと大声で応援してくれた仲間。負けた私の分まで、今戦ってくれている仲間。自分は常にたくさんの仲間と共にあり、仲間に支えられてここにいることに気付きました。すぐに試合会場に戻り、私は必死で声を上げ応援しました。そして、私が負けたその試合に、チームとして勝つことができたのです。
 みなさん、誰にでも一人で頑張らなくてはならない時が必ずあります。受験もそうです。でもそれは、“独りぼっち”ではありません。周りには励ましてくれる仲間や一緒に頑張ってくれる仲間がいます。仲間がいるから自分も頑張れる。やはり仲間は「かけがえのないもの」なのです。

仲間の喜びが、自分の喜び
 私がいつも通りボランティアをしていると、当番の子が「もうやってくれたの、ありがとう!」と、声をかけてくれました。もともと誰かにほめられるために始めたわけではありません。でも、自分のしていることに気付いて、喜んでくれる人がいる…私はそれがすごくうれしくて、「もっと人のために動いていきたい」と思うようになりました。そして私は3年間、クラスが変わっても配膳ボランティアを毎日行い、現在も続けています。
 私は配膳ボランティアを通して、人を助け、喜んでもらうことがこんなにもうれしいことなのだと気付きました。学校生活では、「小集団交流」「学級の取組」「常時活動」など、仲間と関わり合う場面がたくさんあります。そんな時、お互いに相手を尊重し、相手を助け、相手に感謝する気持ちを大切にしてください。すべての仲間が温かく関わり合い、全員が楽しめる東安中学校になることを願っています。

生徒会長の話
 ここに立つ3年生は全員、東安中学校でさまざまな経験をしてきました。最高学年として何をすべきか、自分で考え行動して、失敗も成功もたくさん経験してきました。その経験から学んだ「よりよい生き方」のヒントを、今日はみなさんにお伝えしたつもりです。
 1、2年生のみなさん。何が正解かなんて、やってみなければ分かりません。だから、頭で思うだけでなく、口で言うだけでもなく、実際に行動しましょう!「東安中学校をよりよい学校にしたい。」その思いさえあれば、きっと大丈夫です。よりよい自分の生き方と、よりよい東安中学校のために、今日から行動を起こしましょう!私たち3年生は、みなさんの力を信じています。

令和6年1月29日(月) 合唱による学級文化づくり

 本校では、昨年の11月から合唱づくりに取り組んでいます。コロナ禍のために止まっていた合唱による学級文化づくりを、伝統を引き継ぐ会や卒業証書授与式での披露を節目にして再開しています。一人一人がよりよい学級を目指し、一つの方向に向かって仲間と共にハーモニーを創り上げることを通して、得意な子も不得意な子も一緒になってやりがいを感じながら合唱に取り組む姿を目指しています。
 3年生では、全員が同じ方向を目指している一体感や一人一人の真剣さを1・2年生に伝えるために、曲の完成度が上がっている中でさらに上を目指してリーダーが学級に気持ちを投げかけています。生徒の思いを紹介します。
「1・2年生の人たちに合唱を通して気持ちを伝えるために、クラスみんなで一つになって改善点を出して合ってよりよいものになるように練習することができてよかったです。自分たちで納得できる合唱になるように頑張ります。」
「合唱練習が楽しかったです。リーダーの子がいつも前向きな言葉をみんなにかけてくれて、すごくやる気が出ます。この前の練習のときよりもハーモニーがきれいになっていてびっくりしました。」
 このようなより高いものを目指す過程は合唱だけにとどまらず、授業や日常生活の姿を創り出す中でも発揮されています。

令和6年1月9日(火) 冬休み明け全校朝会

 能登半島地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 2024年のスタートにあたり、全校朝会を行いました。校長から、新しい年を迎え、節目を機に新しい自分づくりに取り組むよう話がありました。
 冬休み前に、学級目標達成のためにエビデンス(数値化するなどの根拠)とエピソード(具体的な事実)で学級や一人一人の成長を語れるように生活を送ってください、という話をしたとおり、これを具現するよう取り組んでください。
 また、特に3年生の皆さんは進路を決める重要な時期を迎えます。「掴」の文字の通り国を獲る気概で、自分の腕で自信をもって自分の生きる道を「掴み取って」ください。3年生の皆さんが最後まであきらめないという気持ちで取り組む姿を見て、1・2年生は憧れを抱き、その精神は来年度に続いていきます。

12月26日(火) 冬休み前全校集会

 冬休み前全校集会を行い、夏休み以降の東安中生の成長を振り返りました。生徒たちは、夏休み以降にたくさんの成長を遂げました。それらの成長の中には、それぞれのエビデンス(数値などの客観的な事実)とエピソード(仲間と共に創り上げてきた出来事)がありました。
 数値化した事実の具体として、保護者や生徒の皆さんからの学校評価アンケートがあります。A評価とB評価の合計値が、昨年度よりも上がった項目が16項目中12項目もありました。例えば、
●「どの授業もていねいで分かりやすく、楽しいと思いますか。」の質問では、昨年度の81.4%から87.3%に。
●「あなたは、学校や学級の目標に向かった楽しい学校生活を送っていますか。」の質問では、昨年度の90.7%から92.3%に。
●「あなたにとって、東安中の行事は楽しく充実していると思いますか。」の質問では、昨年度の91.5%から94.3%に。
などでした。
 これらの事実は、仲間との関わりの中で様々な出来事を積み重ねてきた結果です。また、あなた一人が頑張ったとしてもどうなるものでもないのかもしれませんが、しかし、あなた一人が頑張らなければ達成できませんでした。
 1月からの学校生活で、学級目標の達成に向かって事実と出来事をさらに積み重ねてください。しかし、それは簡単に成し遂げられるものではありません。山登りに例えると、山頂に近づけば近づくほどゴールがすぐそこに見えてきますが、あと少しがものすごく険しいものです。学級目標達成に向けても、ゴールが近づけば近づくほど、険しくなってきます。ですが、誰一人置いていかない、誰一人あきらめないという思いを胸に、最後までやり切ってほしいと思っています。そして、何となくできた、ではなく、数値や具体的な事柄で確かな足跡を残してください。新しい年も、皆さんの頑張りに期待しています。

12月22日(金) 2年生職場体験 1年生への体験発表

 2年生が職場体験で学んだことを、1年生に伝える会を行いました。2年生の生徒は職場体験を通して、働くことの楽しさや大変さ、やりがいなどを学ばせていただき、普段からどのようなことを意識して取り組んでいけばよいのかについて考えることができました。この経験を1年生にぜひ聞いてもらい、日常や来年の職場体験に生かしてもらうために企画しました。
 1年生の振り返りを紹介します。
 「僕が今から頑張りたいことは、言葉遣いです。言葉遣いが悪いと、職場の人といい関係をつくることができません。将来、丁寧な言葉遣いで人と接することができるよう、日頃から頑張っていきます。」
 「どの職業も、人との接し方を考えたり挨拶に気を付けたりして、コミュニケーションが大切だと分かりました。これは、学校生活でも気を付けたいと思いました。自分から仲間に話しかけ、上手く付き合っていけるようにしたいです。」
 「どれだけ人と関わることが重要であるか、が分かりました。分からないことをすぐに聞けるようになるために、これからたくさんの仲間と関わっていけるようになりたいです。」
 「職場が違っても、どの職場でも大切にすることは、時間厳守や自分から挨拶、礼儀などであると分かりました。日頃から、大きな声で挨拶したり時間を守ったり、目上の人に対する態度に気を付けたりしていこうと思いました。商売するなら計算、人と関わる仕事ならコミュニケーション力と、仕事によって必要な能力が違うので、どの仕事でもこなせるように今から勉強していこうと思いました。」

12月22日(金) 赤い羽根共同募金

 全国一斉の「赤い羽根共同募金」の実施に合わせて、8日(金)と15日(金)の2日間、生徒会を中心に募金活動を行いました。生徒や保護者の皆様の温かい善意の気持ちをお寄せていただき、ありがとうございました。
 この日は、安八町の社会福祉に役立てていただくよう、集まった募金を届けました。また、特別支援学級の生徒が制作したかごやペン立てなどを安八ふれあい祭りで販売した収益金も合わせて寄付しました。

12月18日(月) フラワー・スマイル・プロジェクト 結地区への配付

 本年度で2回目のフラワー・スマイル・プロジェクトを行いました。7月に墨俣地区を対象に行った花の配付に続き、ボランティアとして参加した生徒たちが育てた花を結地区の方々に届けました。笑顔で何度もお礼を言っていただける方がいるなど、地域のお年寄りに笑顔になっていただきたいという自分たちの願いが伝わり、生徒たちは自己有用感を感じることができました。
 花を届けるお宅の調整等にご協力をいただいた民生児童委員の皆様をはじめ、地域の皆様に心より感謝申し上げます。
 参加した生徒は、次のように振り返っていました。
 「地域のお年寄りにとって楽しい行事となるように、笑顔で楽しく会話をするようにしました。花を渡すときに花の名前を丁寧に言って、大切に育ててほしいという思いを伝えたり、寒いのでお体に気を付けてくださいという言葉を伝えたりしました。お年寄りの方からは、ありがとうという言葉をいただき、中には涙を流される方もいて、喜んでいただけてよかったなと思いました。全校の皆さん、このフラワー・スマイル・プロジェクトのときだけではなく、日頃から地域の方に挨拶をしたり進んで会話をしたりして、地域の方々と良い関係を築いていきましょう。」

12月15日(金) 全校表彰

 部活動の大会やコンクール等で、優秀な成績を収めた生徒の表彰を行いました。この日以外に、10月13日(金)、10月20日(金)、11月22日(水)にも全校表彰を行いました。
 得意なことを伸ばし、優秀な成績を収めることができた生徒の皆さんの頑張りを心から讃えます。中には、吹奏楽部のように東海大会に出場し、東安中学校の歴史を塗り替えた部活動もあります。得意なことは、いろいろなことに挑戦する中で見つけられるものです。だからこそ、普段の授業でも仲間と共に高め合いながら力を付けるよう頑張り、自分の可能性を広げてほしいと思います。
【12月15日(金)】
【11月22日(水)】
【10月20日(金)】
【10月13日(金)】



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