令和6年度の研究推進について

【研究主題】

 自ら課題解決に向かい,「学ぶ楽しさ」を仲間と共に味わえる生徒の育成
〜生徒の「学び」を生み出す授業デザインと生徒の「学び」を見取るリフレクションを通して〜


 本校では、学習指導要領で目指す「主体的・対話的で深い学び」を実現するため、「誰一人置いていかない 小集団での学び合い」を学校経営の重点の一つに据え、「学びの共同体」を基盤に授業改革に取り組んできた。また,学び続ける集団づくりがすべての基盤であると自覚し,「誰一人あきらめない学級づくり・仲間づくり」にも取り組んできた。

 生徒が学びを発揮する授業づくりをするためには「第一課題(共有)」、「第二課題(ジャンプ・深め)」、「小集団の学び合い」、「きく、つなぐ、もどす」が必要で、つまりこれは教師による授業デザイン力が不可欠であることがわかる。「学びの共同体」の考え方に、教師主体の授業デザインと評価を取り入れたのが「東安スタイル」であり、このスタイルを実践的にリフレクションしていくことが重要である。だからこそ、今年度も「学ぶ楽しさを仲間と共に味わわせること」をキーワードに、全職員で「生徒が学びを発揮する授業」に至るまでに、どんな単元構成や授業をデザインしていくのかにポイントを当てて研究を進めていく。 また、生徒の学びの事実(どこで学びが深まったか)を見取る教師の「授業観察」の目も鍛えていく必要がある。こちらについても研究していきたい。


令和5年度の研究推進について

 令和5年度の研究推進