学校長挨拶


熱く温かく「一人」にかかわり続ける

 以下の話は校長第一声として、4月7日の始業式で生徒に伝えたものです。

 新入生89名を迎え、2年生115名、3年生97名の301名で令和4年度東安中学校をスタートします。
 みなさんにこれから大切にしていくことをお話しします。私の伝えたいことは、一貫して同じです。
 今年も「熱く温かく 一人にかかわり続ける」ということです。
 「熱く」とは熱意をもって、積極的に、自分から、あきらめずに、粘り強く、などの「たくましさ」と言い換えることができます。
 「温かく」とは、相手の立場になって考えること、相手の言葉を傾聴すること、許すこと、困っている人に手をさしのべること、などの「思いやり」と言い換えることができます。
 「一人」はあなたの学級でつらい思いをしている仲間かもしれませんし、学習につまずいている仲間かもしれません。自己実現がうまくいかず、つっぱっている仲間かもしれませんし、リーダーとして孤独を感じている仲間かもしれません。あなたの隣の席にいる仲間かもしれません。そして、あなた自身かもしれません。その一人に対して、あきらめずかかわり続ける、そんな中学校生活を送ってほしいと思っています。自分一人ではできないこと、自分一人では到達できないことを、仲間の存在ができるようにしてくれます。私たちが昨年度授業で取り組んできた、小集団での学び合い、スポーツフェスティバルやウォークラリーなどの行事、生徒会活動、委員会活動など、まさにそうですね。
 そしてあなたが最後までかかわり続けなければならない人は、あなた自身です。自分に対し、熱く温かくかかわり続け、自分の生きる道を掴み取ってほしいと思っています。
 掴むという字はてへんに国と書きます。自分の腕で、自分の力で、国を掴み取るという気概にあふれています。主体的、自主的、自治・・・自分から生きる道を掴むことが大切です。特に3年生には、このことを期待します。
 熱く温かく一人にかかわり続けることは、本校の学校教育目標「心豊かで、たくましい生徒」の達成に近づくことでもあります。私たち東安中学校職員も、熱く温かく「一人」にかかわり続ける決意で、皆さんと共に東安中学校をよりよい学校にしていきたいと思っています。

令和3年4月7日―――――――――――
大垣市・安八郡安八町組合立東安中学校長
木 下  隆一―――――――――――