令和5年度 学校行事写真


12月11日(月) 1年生 いのちの授業

 安八町保健センターの保健師さんを講師にお招きし1年生「いのちの教育」講座を行いました。
 命を産み育てていく準備段階である思春期の心と体の成長や、受精から出産までの赤ちゃんの様子について学習しました。
 妊婦シミュレーターを装着して妊婦体験をしたり、赤ちゃん人形を抱っこしたりして、妊婦の大変さや赤ちゃんの重さを感じることができました。また、将来、いのちを生み、つないでいくという大切な役割を担っているため、自分も自分の周りの人も大切にすることを学びました。

12月8日(金) 2年生 職場体験学習

 2年生が、校区の安八町・墨俣町を中心に32の事業所にお世話になり、職場体験学習を行いました。接客マナーや商品整理、掃除など、様々な体験をさせていただきました。生徒は、実際に体験する中でしか味わえない思いを次のようにもちました。
 ・自分が扱う商品が好きで、それに関わる仕事に就けて本当に良かったとおっしゃっていました。好きであることや自分の中でやりがいが見いだせることが自分の進路選択で大切だなと思いました。
 ・僕の作業では丁寧に出来なかったことがあり、後悔しています。お客様のために丁寧な仕事に心掛けることが大切だなと分かりました。
 ・利用者の方は、人生の大先輩だから尊敬する気持ちをもって、しゃがんで目線を合わせて接することや、一人一人違う性格をされているため、その一人一人に合った接し方をすることが大切だと分かりました。
 ・自分自身がどんなにたいへんでも、お客さんのために頑張り続けないといけないという厳しさを教えていただきました。僕は普段はたいへんなことや嫌なことはすぐにあきらめていたけど、これからは頑張らないといけないなと思いました。
 ・商品の並べ方や話し方など、どんなこともお客様の気持ちになって考え工夫することが大切だと分かりました。
 ・職場の方やお客様とのとのコミュニケーションや、相手の気持ちを考えることの大切さを教えていただきました。
 ・一人一人が協力し合っていて、早く終わった人はまだ終わっていない人を助けていました。普段の学校生活でも大切にしないといけないなと思いました。
 お世話になった事業所の皆様におかれましては、職場体験を快く引き受けてくださり、誠にありがとうございました。体験中の生徒たちの表情はとてもよく、生き生きと活動している姿を見ることができました。心より感謝いたします。生徒たちは働くことの楽しさや大変さ、やりがいを学ぶことができ、自分の将来を考えるよい機会となりました。この経験を学校・家庭での生活に生かしていけるよう支援していきたいと考えております。

12月7日(木) 1年生 防煙教室

 1年生を対象に、たばこの害について学ぶ防煙教室を行いました。たばこに含まれる有害物質によって本人だけではなく、煙によって周りの人にも健康被害をもたらすことや、常習的な喫煙によって疾病を起こしやすくなることを学びました。特に成長期の中学生にとっては、身体の成長を阻害したり、思考力や集中力が低下して学力に影響を及ぼしたりすることが分かりました。
 自分の健康や行動に責任を持つことの大切さを理解し、適切に対応できる意思決定と行動選択する力を身に着けてほしいと願います。

12月6日(水) 新入生入学説明会

 来年度に入学してくる6年生児童と保護者を対象に入学説明会を行いました。東安中学校の教育活動や生活のルール等についての説明を聞いたり、授業の様子を見たりする中で、中学校生活への希望をもってもらうことができました。
 社会の中でたくましく生きていくための基礎を築く大切な中学校3年間を、仲間と共に学び合い、力をつけてほしいと願います。まずは、安心して中学校でのスタートを切るために、小学校での学校生活をやりきるよう頑張ってください。

12月4日(月) 人権パワーアップ集会

 前期から取り組んでいる人権教育の取組の節目として人権月間を行い、そのまとめとして人権パワーアップ集会を行いました。「東安中人権宣言」にもとづいて各学級・学年で行ってきた仲間のよい姿を互いに認め合ってよりよい関係を築こうとする取組について振り返りました。最初に各学年の取組内容と変容してきた姿についてそれぞれ発表した後に、全校アンケートをもとに全校の変容について振り返りました。生徒たちは、取組によって人権感覚を高めています。
 本校では、すべての教科で「小集団による学び合い」を行っています。「わからない」と言える関係や助け合う関係が根底にあって小集団の学び合いが成立します。互いの人格を尊重する温かい人間関係の中で、自分の力を発揮できるよう、これからも取り組んでいきます。
東安中学校では令和3年度に、これまであった「東安中人権宣言」を現在のわたしたちの生活に合うように改定しました。学校における最大の危機は「いじめ」であるととらえ、いじめが起きないように知恵を出し合い、考えた結果です。生徒会での話し合いの中から人権宣言の中の3番目のところに弱さがあると分かりました。差別や偏見にはおかしいと気づくことはできるが、「つたえよう」とするところに弱さがあると感じ、そのためにいくつかの手立てを考え取り組んできました。
全校で行った人権のアンケート結果については、次のような結果でした。取組前では約半分の東安中生が心ない言葉を簡単に言っていることがわかりました。しかし、取組後には「まったくない」が増えました。学級集団エクササイズや取組などで伝え方を練習し、実生活に生かすことができてきたと感じました。
取組前では、約40パーセントの人が仲のよい友達以外のことを「うざい」「きもい」などと言っていることが分かりました。これも後半の振り返りをみると、「よくある」「たまにある」が大きく減っていることが分かります。
約40パーセントの人が特定の人に対して嫌な気持ちをもっていることが分かりました。これも後半の振り返りでは、少しずつではありますが、まったくないの割合が増えてきました。
この質問も特定の人に対して嫌な気持ちをもっているかを問うものですが、約30パーセントの人が机を近づけて活動するのが嫌だと感じていました。これも前の質問と同じように、「よくある」「たまにある」が減っていることが分かります。
東安中学校では、人権宣言の「差別や偏見におかしいと気づき周りの大人や友達にまずは伝えよう」に弱さがあり、「伝える」ことにこだわり取り組んできました。
自分を知ること、相手を知ること、そしてコミュニケーションの仕方を知るなどのエクササイズを行うことで意識が変わり、アンケート結果を見ても変化が見られました。自分を見つめ、相手への思いを大切にすることを学び、言葉の大切さを分かってきたのだと思いました。
東安中学校では小集団の授業を大切にしています。小集団で「分からない」と言えたり、仲間とジャンプの課題に対して自分の意見を交流し合うことで小集団で授業を創り上げています。これによって、どの仲間とも話し合い学力を向上させることにつながっています。
これからもこの人権の取組を生かし、人権宣言の私たちの姿として具現を目指していきましょう。

11月24日(金) 東安地区魅力発見ウォークラリー

 地域のいろいろな方にお世話になって実施した東安地区魅力発見ウォークラリーは、本年度で4年目を迎えます。本年度は、「防災」をテーマにして東安校区にある施設や設備、歴史的遺産を班の仲間と協力して回り、ポイントを競い合いました。
 生徒の振り返りを紹介します。
○仲間の魅力・・・「問題を班全員で考えることができました。地域の方とすれ違ったら、みんなで進んで挨拶することができていたのがいいと思いました。」「班の仲間と一緒に問題の答えを考えたり、時間を確かめたりして、皆で楽しむことができました。タブレットやバインダーなどの荷物を持ってくれたのが嬉しかったです。」
○地域の魅力・・・「家の玄関先に出ていたり道ですれ違ったりした地域の方が、必ず挨拶をしてくださいました。チェックポイントでは、その場所の歴史などをたくさん教えてくださいました。自分たちの地域が大好きで、とても温かい方々だなと思いました。」「チェックポイントや横断する道路に、多くの地域の方がいて、私たちを見守ってくださっていることが分かりました。挨拶をしてくださったり、頑張ってね、などの声をたくさんかけてくださったりしました。東安地区には心優しい方が多くいるなと思いました。」
○防災についての学び・・・「中央公園にあるベンチの座面を外すとかまどになるのがすごい発想で、非常時に対応できるようになっているんだなと思いました。墨俣小学校の浸水の看板を見て、僕がギリギリ顔を出せるくらいの高さまで浸水したことが分かって、改めて洪水の恐ろしさを知りました。」「水屋があったり、どこまで浸水したかが書かれた看板があったりして、昔はたいへんだったことが分かりました。ずっとここで暮らしてきたけど、大きい災害にあったことがないから、あまり危機感を持っていなかったです。でも、昔は大きな災害があったことを常に心に留めておきたいと思いました。そして、いつ災害が起きても大丈夫なように備えておきたいと思いました。」「どの家にも火事のもとになるコンロなどがあり、災害はいつ起こるか分からないから、消防団や避難場所ががとても大事だと思いました。そして、避難場所の看板の場所を覚えていくことが大事だと思いました。」
 地域の皆様に支えられ、見守られながら地域への愛着を深めるとともに、仲間との関係をよりよいものにすることができました。地域の皆様・PTAボランティアの皆様には、生徒たちのことを歓迎して様々な地域の魅力を教えてくださったり交通安全の見守りをしてくださったりするなど、様々な場面で生徒の学びを支えていただき、本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
<生徒会長のお礼の言葉>
 先日はたいへんお忙しい中、東安地区魅力発見ウォークラリーにご協力をいただき、ありがとうございました。今回のウォークラリーでは、おかげで大きなけがやトラブルもなく、全員が仲間と力を合わせて全力で楽しみ、また一つ最高の思い出を創ることができました。私たちが住むこの東安地区のことを、ますます好きになりました。
 これは、地域の皆様が親身になって私たちに関わってくださる温かい心があってこそだと思います。地域の皆様が私たち中学生のために親身になって関わってくださる姿に触れ、こういう大人になりたいなという思いをもちました。また同時に、ふるさと東安地区を担っていく私たちに対する期待や願いも感じています。
 それに応えることができるよう、日々の学校生活や地域での活動を頑張りたいと思います。
 本当にありがとうございました。

11月18日(土)、19日(日) 安八ふれあい祭り2023

 4年ぶりに開催された安八ふれあい祭りに、本校生徒が「赤い羽根共同募金」の街頭募金活動、特別支援学級の「ひびき屋」出店、吹奏楽部のステージ演奏で参加させていただきました。
 「赤い羽根共同募金」の街頭募金活動では、生徒会執行部の生徒を中心にボランティアの生徒が加わって募金の呼びかけを行いました。多くの方から優しい気持ちをいただくことができました。ありがとうございます、という言葉とともに風船などをお渡しすることを通して、身近な社会福祉を体験することができました。
 特別支援学級の「ひびき屋」出店では、クラフトバンドで制作したかごやペン立て、牛乳パックを原料にして紙すきによって作ったポチ袋など、15品を販売しました。またリース作りなどを体験してもらうコーナーでは、参加してもらった方への挨拶や言葉遣いに気を付け丁寧に接するとともに、小さい子に誉めてあげたり手助けしたりすることができました。
 吹奏楽部の演奏では、イベントステージで30分の演奏をさせていただき、会場の皆様から大きな拍手をいただくことができました。

11月16日(木) 授業参観・懇談会

 4月からの様々な学校生活や行事を通して学級が成長し、その中で学ぶ生徒たちの姿を見ていただきました。10月25日(水)に開催した東安中学校教育研究発表会に向けて生徒の学びの姿は高まってきましたが、その後後期の班編成があり、新たな人間関係の中で小集団での学び合いの姿を見ていただくことができました。
 学級・学年懇談会では、学校生活や行事での生徒たちの姿や、来年度に向けて頑張っていくとよいことなどについて話をさせていただきました。保護者の皆様には、ご多用のところを授業参観及び懇談会に参加いただきまして、ありがとうございました。

11月16日(木) ビブリオトーク交流会

 登龍中学校とのビブリオトーク交流会を行いました。一人一人が仲間にぜひ読んでもらいたい本を選び、事前に学級内で代表生徒を選考し、オンラインで学年間で紹介し合いました。
 各学級の代表生徒は、自分のお勧めの本に興味をもってもらえるよう、自分の思いを伝えることができました。これをきっかけに、少しでも本を好きになってもらえることを願っています。

11月15日(水) 安八・東安連合会音楽会

 町内の小学生と中学生が参加する安八・東安連合会主催の音楽会が行われ、本校は2年生が参加しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、開催を見送っていましたが、今年度は感染症の第5類移行を受け、4年ぶりの開催となりました。今年度は、徐々に合唱を行うなど、音楽に親しんで機運が高まっています。音楽的な感性を豊かにする目的で鑑賞会を開催することになり、演奏家の方を招いて、マリンバ・ピアノ・パーカッションの器楽演奏を鑑賞しました。
 素晴らしい演奏を聴かせていただき、生徒たちはアンサンブルの心地よさを感じることができました。また、各校の代表児童生徒によるカホン演奏と会場、演奏家が一体となって曲を演奏したり、各校の校歌の演奏に合わせて児童生徒が一緒に歌ったりする場面もあり、一緒に音楽を奏でることの楽しさを味わうことができました。



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