令和6年度 学校行事写真


令和7年3月26日(水) 令和6年度 修了式

 令和6年度 修了式を行い、生徒全員が令和6年度の各学年の教育課程を修了したことを認定しました。
 校長からは、授業で仲間と意見を交わす中で自分の視野を広げようと取り組んだ姿や、役割活動を通して仲間に関わる中で成長した姿などについて振り返り、来年度にめざす姿を示しました。
 生徒代表の話では、2年生での学びと3年生への決意を語りました。生徒たちは真剣な表情で話を聞き、来年度への希望を抱くことができました。
 代表生徒の振り返りと決意を紹介します。
「自分と向き合う」
 皆さんには、この一年間で成長したと言える事実がありますか?また、その事実を残すためにどんなことを頑張りましたか?
 私が自信をもって成長したと言える事実は、自分の芯をもつ、ということです。進級したばかりの頃は周りに流されやすく、みんながしゃべっているからいいか、という気持ちがありました。そのような気持ちから、授業中にしゃべってしまうこともあり、だめだということも分かっていました。そんな自分を変えたいと思った私は、後期に入る前の教育相談で、「芯をもつ」ということを宣言しました。そこから私は少しずつ意識を変え、自分がみんなの手本になろう、と思うようになりました。その結果、私は大きく成長することができ、クラス全体としても集中した雰囲気をつくることができるようになりました。この経験を通して、自分と向き合うことと、明確な目標を決めることの大切さを学びました。皆さんも、今ここで自分と真摯に向き合い、この一年間を振り返ってみてください。そうすれば、必ず今の自分よりも進化することができると思います。
 春休みが終わると2年生は最高学年に、1年生は中堅学年になり、後輩ができます。私も含めて来年度への不安を抱えている人がいると思います。そんな不安に向き合い、仲間と一緒に打ち勝って、新1年生を引っ張っていけるように頑張りたいです。

令和7年3月21日(金) 大垣共立銀行と大垣ケーブルテレビからのビデオカメラ寄贈

 大垣ケーブルテレビ様が発行した私募債(OKB地域応援私募債)を引き受けた大垣共立銀行様から、本校にビデオカメラを寄贈していただきました。OKB地域応援私募債とは、引き受けた金額の一部から書籍・電子機器・衛生用品などを購入し、私募債発行企業が指定した地域の学校や公的機関、医療機関などに寄贈するものです。大垣ケーブルテレビ様が、4月から安八町でサービスの提供を開始するのに合わせて寄贈していただきました。
 大垣共立銀行様と大垣ケーブルテレビ様には、心より感謝申し上げます。生徒会活動や学校行事など、本校の教育活動の充実のためにに活用させていただきます。

令和7年3月14日(金) ようこそ先輩!先輩の生き方から学ぶ会

 キャリア教育の一環として、卒業生から本校生徒に講話をしていただく「ようこそ先輩!先輩の生き方から学ぶ」会を実施しました。
 講師には、本校卒業生でありNTN株式会社桑名製作所陸上競技部所属の下尾悠真様をお招きし、その生き方を拝聴したり生徒からの質問に答えていただいたりしました。下尾様は、日本大学駅伝部主将として全日本大学駅伝や箱根駅伝等で活躍され、現在も実業団駅伝等の各種大会でさらに躍進されています。
 講演では、長距離走を始めたきっかけや、指導者、親に支えてもらいながら幾多の壁に対して努力によって乗り越え、箱根駅伝の本戦に出場した学生時代の経験を通して、目標をもって努力することで自分の可能性や人生を拓くことができると教えていただきました。そして、将来進路先や職業を選択するにあたり、中学生としてやっておくとよいことについて、道を示していただきました。
1.自分のやりたいこと、 打ち込めることを見つける
自分で長期的・将来的な目標をもち、それを叶えるための短期的目標を設定し、 目標達成のために具体的に何をするかを考え、実行する。
2.目標は、時間をかけて自分で見つける (中学生の今なくてもいい)
中学生の今は、目標がないことが悪いことではない。目標は途中で変わることもある。そして、それを叶えられるように努力していく。
3.自分の特技や性格など、特性を知る
自分は何が好きなのか、何がしたいのか、何が得意なのかなど、自分の特性を知ることで、それを生かした進路を選ぶことができる。
4.当たり前のことを当たり前にできるようになる
あいさつをする、時間を守る、整理整頓をするなど、将来大人になって就職しても必ず必要になることばかり。中学生の今から基礎基本が当たり前にできるようになる。
5.進路選択は「何をしにそこへ行くのか」を明確にもつ
高校選びなど、 進路選択をする時に「自分が何をしにそこへ行くのか」をよく考える。
6.目標が達成できなくても、それまでの過程が財産になる
例え目標が達成できてなくても後悔はなかった。目標をもって仲間と一緒に頑張ったことに価値がある。箱根駅伝に出場できなかったり、自分の結果が出なかったりした期間も努力を続けたから、今も社会人として頑張れている。
7.親に感謝をし、その気持ちを伝える
皆さんがこうして学校で生活できるのは親のおかげ。親が皆さんにしてくれていることは当たり前ではない。あまり言葉にすることはないが、感謝の気持ちを伝える。

 生徒からの質問として、次のような内容がありました。
○困難な場面に当たったとき、あきらめそうになることはありますか?どんな気持ちで立ち向かっていましたか?
あきらめそうになった時は、自分の目標をぶれずにもち続けることが大切です。私も、目標を最後まで達成しようと頑張りましたが、普段の練習中に苦しくてちょっとペースを落としそうになる時があり、そういう時は目標を思い出し「ここで落としたらダメだ」と思って取り組んでいます。勉強でも同じだと思います。面倒くさいと思っても「テストの点数を上げるぞ」とか「○○高校に行きたい」など、自分の目標を思い出して頑張れるといいと思います。
○リーダーとして心がけていたことは何ですか?
上級生や主将として心がけていたことは、「指摘する立場になるためには、自分が手本となる姿を見せなくてはいけない」ということです。自分が弱音を吐くと、全体の士気が下がります。日常生活でもルールは自分が守って手本を見せました。
 講演を拝聴した生徒の振り返りを紹介します。
「下尾先輩から、目標をもつことも大事だけど、その目標に向かう姿勢も大事だということを学びました。どんなに辛くても、逃げたくなったとしても絶対にあきらめない先輩の生き方がとてもかっこいいと思いました。だから、私はこれからどんなに辛くなったとしてもあきらめない生き方をしたいと思いました。」
「私はいつも、できなかったことがあったらあきらめてしまったり、明日やればいいと後回しにして継続ができなかったりすることがあります。しかし、今回の話を聞いて、夢をかなえるために今からできる最大のことを最後まであきらめず、将来の自分が困らないように毎日継続してやっていきたいです。」
 このように生徒たちの心に刻まれ、希望を与えていただきました。ありがとうございました。

令和7年3月10日(月) 全校集会<新学年に向けてのスタート集会>

 3年生が卒業した後の1・2年生が、新学年に向けてスタートを切るための全校集会を行いました。教師からの話や仲間の願いを聞いたりすることを通して、新たな自分になろうと決意を新たにしました。
 教師の話では、3年生の生き方から「どうしたらもっとよくなるか考え、自分で考えて行動すること」と「自分がどうありたいかを考え、自己決定・自己責任・自己実現によって自立に向かうこと」、「仲間との関わりの中で自分の力を伸ばすこと」を大切にしてほしいという願いを伝えました。また、仲間の話では、3年生からバトンを渡されたばかりで希望と不安が入り混じった気持ちの中、まずは目の前のできることから取り組み始めようとする願いを聞き合い、新たな自分に挑戦したいという思いをもつことができました。
 東安中学校の新しい学校づくりがスタートしました。

令和7年3月7日(金) 卒業証書授与式

 第78回卒業証書授与式を挙行いたしました。3年間の学びの中で仲間と共に成長した姿を、在校生や保護者、地域の皆様に見ていただくことができました。
 3先生の生徒は、生徒会スローガン「行動皆志 〜共に築き上げる東安の誇り〜」のもと、学校生活や様々な行事の場面で、仲間との関わりを通してたくさんの事実を積み上げてきました。修学旅行では、すべての集合時間に余裕を持って集まれたこと、班別研修で仲間への思いやりのある声かけや姿があり、誠実さを感じました。スポーツフェスティバルでは、誰もが楽しめて学級の絆を深められる種目を考え、当日のはじける笑顔や力いっぱいの表情に、心の豊かさを感じました。そして、学びを深めようとする意気込みが感じられた小集団での学び合いでは、身を乗り出して資料を指し示しながら自分の考えを伝え合ったり、教え合ったりする姿から、学ぶ楽しさを仲間と共に実感しているように感じられました。
 この3年間の取組は、まさに学校教育目標「心豊かで、たくましい生徒」を具現する歩みそのものでした。目指すべき「東安魂」を在校生に示すと共に、仲間との関わりの中で自らの生き方を掴み取ることができました。



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