幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 11月1日 ● 転んで擦り剥き負けました。

 先週予選を勝ち抜いたポッカ杯シングルス大会。昨日の日曜日に本選トーナメントが行われたので、張り切って家族を引き連れて臨みました。とは言え子どもたちはテニスのルールがよくわかっていないので、父親が勝っているのか負けているのかもわからない様子。せめてルールとポイントくらい教えておけば良かったと思いましたが、もう後の祭りでした。

 相手は名大医学部の4年生(しかも東大を出てから入り直したとか。頭の良い子だなぁ)のH詰くん。テニス歴4年ながら体育会でしっかり鍛えている現役。そんな奴が初級クラスに出てくるなぁ!って感じです。

 最初のサービスゲームをなんとかキープしたものの、その後3つ連続で取られて1-3と劣勢。しかもボールを追う時に足を滑らせて思いっきり転倒、幸い膝を擦り剥いただけで済みましたが、なんとも子どもの前で格好悪い展開になってきました。

 どうもストロークで押し込まれることが多いので、このままではズルズルと負けてしまうと、作戦を変えてネットダッシュを試みたところこれが成功。サービスキープ後に、調子に乗って相手のサービスもブレークでき、なんとか3-3のタイに追いつきました。

 しかしこの後の自分のサービスをブレークされてからは、また押されはじめ、結局競り合いながらもゲームを落とし、最後は3-6で負けてしまいました。力不足というほかはありませんが、勝てるチャンスはあっただけに、ちょっと悔やまれる負けでした。せめて医学部生に擦り剥いた膝の治療くらいさせれば良かった、なんて、訳のわからない負け惜しみですね。

 その後、H詰くんは準々決勝、準決勝を順調に勝ち進み、決勝戦は僕のサークルのN田くんと対戦。こちらも一進一退の好ゲームでしたが、最後の最後の1本、N田くんの決まったかと思うボレーを辛うじて拾ったH詰くんのパスが抜けていき、H詰くんの優勝。同じサークルのN田くんを応援していましたが、まあ僕が負けた相手が優勝したのですから、それもまた良し、と思うことができました。

 それにN田くんはその後の準優勝者だけの抽選でなんと北海道ペア旅行を獲得しましたしね。優勝していたら貰えなかったんだから、それはそれで良かったでしょう。

 それにしても150人近くのエントリーがあると、7試合全勝しなければ優勝できません。相性とか調子とかがありますから、いくら初級とはいえ、さすがにこれはなかなか勝ち抜けるものではないですね。とは言え賞品も結構貰えるし、これから1年しっかり練習して、来年こそは頑張って優勝を目指したいと思いました。とりあえず名大医学部にでも出稽古に行こうかな。可愛い彼女もできるみたいだし。
 

とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。
日記猿人という人気ランキングに投票されます。
結構更新の励みにしているので、ひとつよろしく。


前日翌日最新1年前2年前3年前