幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 10月25日 ● 勝つも良し、負けるもまた良し。

 この日曜日は各地で草テニストーナメントが行われたようで、サークルのメンバーもそれぞれに頑張りました。秋晴れで涼しくて絶好のスポーツ日和でしたから、みんな大いに楽しむことができたと思います。

 初級者向けミックストーナメントに出場した3組は、残念ながら優勝こそ逃しましたが、準優勝、4位、BEST8とまあまあの結果でした。しかし、本人たちも監督(?)である僕自身も「良くやった」というよりは「惜しかった」と悔やんでいるわけですから、うちのサークルも贅沢になったものです。ちょっと前なら賞品を貰っただけで大喜びだったのに。まあ負けてますますやる気になっているようなので、それはそれで前向きで良いことです。

 また安城で行われた大会では、他のサークルと掛け持ちしているメンバー同士が直接対決をしたとか。それぞれがうちのサークルからではなく他サークルのメンバーとして出場していたために、全く当たるまではわからなかったようです。これもサークル自体が拡張してきたために起こった珍事と言えそうです。

 で、自分自身はと言えば、僕も早起きしてシングルス大会に出てきました。普段はダブルスしかしていないので、シングルスに出ること自体珍しいのですが、さらにこれがまた滅多にない大きな大会で、僕の出たクラス(全部で男子6クラス、女子5クラスもあります)だけでも150人近いエントリーがありました。そのため今週行うのは3回戦までの予選だけ。そこを勝ち抜くとようやく来週の本選トーナメントに進めるという2週にわたるビッグトーナメントです。

 幸い慣れていないシングルスでしたが相手も慣れていないのかスイスイと勝ち上がることができ、危なげなく予選は突破しました。ドロー運に恵まれてあまり強くない相手ばかりだったとは言え、やはり3回も勝つと気分も良いもので、来週の本選に向けてもっといろいろ勉強しようという気にもなります。いつもなら3回戦あたりで負けるだけになおさらです。もっとも優勝までにはあと4回も勝たなければならないのですから、これはちょっと自信がありません。できたら来週の最初くらいは勝ちたいなと思っていますが。

 勝つにせよ負けるにせよ、緊張感のある真剣勝負の試合は、普段の練習では得られない何かを掴むことができると思います。それは具体的な技術不足や体力不足に気づくことかも知れないし、精神面の弱さを克服するヒントかも知れません。もしくは勝ち続けることで得られる自信や勝利へのノウハウも大きな財産となることでしょう。スポーツはこういうところが単純明快で良いですよね。これが仕事とかだと、勝っても負けても良し、なんて悠長なこと言ってられない場合が多いからなぁ。
 

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