1996年11月のコーカイ日誌




インターネット雑誌花盛り、ですが。(96/11/30)

 雑誌は昔から自動車誌というのが最もいろいろと種類が出ている分野だっ
たのですが、ここにきてコンピュータ関係の雑誌が自動車誌を抜いたとか。
確かに昔は「ASCII」と「ざべ」と「Oh!PC」と「ログイン」くらいしか
なかった(EYE-COM・アサパソ以前ですね)し、WINDOWS95以前でも、まだ
何とか主要なパソコン誌は覚えていられましたが、今じゃとてもじゃないけ
ど、なにがなんだかわけわかんない状態です。
 とりわけ、ここ1年くらいの間に雨後の竹の子以上のペースで増殖し続け
ているインターネット関連誌。今日も本屋に新しい号がズラリと揃っていま
したが、どれもこれも同じような内容で(アダルト系は除く)、電子メール
の使い方とインターネットショッピングばかり。一般パソコン誌(って変な
言い方ですが)は、年賀状特集。まあどうしてこうも金太郎飴状態のでしょ
う。年末だからクリスマスと年賀状やっておけばいいだろう、では安易すぎ
ません?これだけたくさん競合誌が出ているんだから、おっ、と思わせるよ
うな特集で勝負して欲しいですねぇ。

最近驚いたこと。(96/11/29)

 歩きながらなにかを食べるというのは、昔からはしたないこととされてい
ましたが、そんな中、クレープを食べながら歩いた最初の世代が多分僕たち
だと思います。そういう意味では、街を食べたり飲んだりしながら歩くこと
に対してあまり抵抗はないのですが、先日見かけたカップルには驚きました。
なんと彼ら(ハイティーンだと思います)は、カップうどんを割り箸で食べ
ながら2人並んで栄の真ん中を歩いていたのです。確かに寒い日でしたよ。
立ち食いそばという文化も日本にはある。それでもなお、時代はここまでき
たか、って思いましたね。こうなるともう何でもありだよね。そのうち豚汁
定食を歩きながら食べているカップルが現れたって驚かないぞ。驚くか。

デジタルビデオカメラが欲しい。(96/11/28)

 秋合宿では、シャープの液晶ビューカムを人から借りて撮影していたので
すが、これが想像していたよりずっとすぐれ物で、思いっきり気に入ってし
まいました。なにせ我が家にあるビデオカメラと言えば、かれこれ8年くら
い前のVHS-Cモデルで、でかいし重いしファインダーはモノクロだしで、な
かなか撮る気にもなれない辛いものなんです。それでもハンディカムを横目
に見ながら、子どもの運動会などでもずっと我慢してきたのですが、さすが
にこうして新しい製品に触れてしまうと、もう物欲を刺激されてダメですね。
ボーナスも出ることだし、一気に買うかぁ、と研究モードに突入してしまい
ました。
 当然デジタルで、ということで検討し始めた結果、現在候補として残って
いるのは、ソニーのパスポートサイズのデジタルハンディカムと、シャープ
のワイド画面専用のデジタル液晶ビューカム。それぞれ一長一短あって決め
かねているのですが、そうこう悩んでいるうちに、また新製品が出るかも知
れないし、なかなか決まらないです。まあ春合宿に間に合えばいいか、と気
楽に考えていますが、こういう時に限って勢いで買ってしまうんだよねぇ。

秋合宿無事終了。(96/11/26)

 第17回目となる浜名湖での秋合宿も無事終わりました。とにかく天気に恵
まれたのがなにより良かったです。合宿に行って雨に降られると最悪ですか
らね。詳しいことはこれから 秋合宿ニュース のページで写真など含めて紹
介していきますが、今回は初参加者が4人もいて、フレッシュな感じで楽し
かったです。さて、次回春合宿はどこに行こうかな。

史上初の5人による優勝決定戦。(96/11/25)

 大相撲九州場所が、貴乃花の休場によって混戦になることは場所前から予
想されていたことではありましたが、まさか11勝で5人の力士が並ぶなん
て事態はさすがに予想を超えました。まあこれはこれで見ている方としては
面白かったのですが、それを協会まで一緒になって面白がるのはどうかと思
いますね。貴乃花を除く横綱大関陣が揃っていながら、11勝という低レベ
ルの優勝争いになってしまったのは、いかに上位陣が実は力不足か、という
ことの証明です。貴乃花一人に背負わせている現状が浮き彫りになってしま
ったんだから、もう少し協会は真摯に反省すべきでしょう。

ナディアパーク1週間。(96/11/22)

 名古屋で今もっともホッとな場所は、間違いなくナディアパークです。地
元以外の知らない人のために紹介すると、名古屋一の繁華街、栄の南に誕生
した新しい高層ビルのことなんですが、そこにロフトが入ったために、先週
のオープン以来、若者がうんかのごとく集まってきています。1週間の入場
者が約40万人とかで、とにかく異常なまでの人出です。
 かく言う僕も、この1週間で4回ほど足を運んだのですが、本当にいつ行
っても大混雑でうんざりしました。お目当てはロフトよりも名古屋一の規模
を誇る紀ノ国屋書店だったのですが、大きいだけじゃないか、という感じで
したしね。ロフトに関しても、どうも数が多いだけで、本当に感心してしま
うような品揃えとまではいってないですしね。欲しいと思ったものが、あま
りなかったからなぁ。まあ今はご祝儀みたいなものですが、これから果たし
て雑貨だけでどこまで客を引きつけられるか、ちょっと見物です。なにせナ
ディアパークにはろくに食べるところもありませんからね、このままでは長
持ちしないんじゃないかなぁ。

グランパスエイト優勝!(96/11/20)

 Jリーグのチャンピオンがチャンピオンじゃない「サントリーチャンピオ
ンファイナル」って、一体なんなの、という根本的な疑問はとりあえずおい
といて、グランパスエイトがアントラーズに雪辱を果たしました。最後に決
めたのはやはりピクシー。ああ、こいつがJリーグ最後の3試合に欠場して
いなかったらねぇ、などと今さら死んだ子の年を数えても仕方ないんだけど、
つくづく悔しいですね。天皇杯はJFLの下位チームにまさかの1回戦負け
だっただけに、とりあえず何であれタイトルを取ったというのは評価してい
いでしょう。これを弾みとして来季に向けて頑張って欲しいです。

●清原に「背番号3」!?(96/11/19)

 FA宣言で巨人か阪神か渦中にある清原。なんとその清原に、あの長嶋の
栄光の背番号「3」を、という提案があったそうです。止めた方がいいんじ
ゃないかなぁ。長嶋の「3」はやはり特別でしょ。清原が3割40本100
打点を打ったとしても、ファンは納得するかどうか。いわんや広沢のような
ことになったら(その可能性の方が高いでしょ)、何を言われることやら。
 だいたい本人は当然巨人に行きたいのでしょうが、落合との絡みもあるし、
悪役になってまで巨人に行くより、ヒーローとして阪神に行った方がいいの
では、という気がするんですけどね。12月に出るであろう結論が楽しみです。

健闘!旭丘高校ラグビー部。(96/11/18)

 今年の高校ラグビーの愛知大会決勝。強豪の西陵商に挑んだのが、我が母
校旭丘高校でした。結果はあえなく5-77という大敗でしたが、その結果はと
もかく決勝まで勝ち進んだこと自体、十分過ぎるほどの成果です。最近あま
りスポーツにおける母校の活躍を聞いていなかったので、久しぶりに勇気づ
けられるニュースでした。

●雑誌「EYE−COM」で紹介されました。 (96/11/16)

 パソコン雑誌「EYE−COM」に「ホームページ王への道」というコー
ナーがあります。そこで読者の作ったホームページを募集していたのでメー
ルで応募したら、意外なことに一発で採用され、11/15発売の12/1号で堂々
この『昼下がり庭球倶楽部』ホームページが紹介されました。
 紹介自体はちゃんと説明されていて満足できるものだったのですが(特に
文章を誉めてもらったのは嬉しかったですね。日本のホームページはグラフ
ィックに偏りすぎていて、どうも内容に乏しい気がしていましたから)、肝
心のホームページのURLが校正ミスでどこにも書かれていなかったのはちょ
っと残念でした。早速編集部にメールで問い合わせたところ、次の次の号で
載せてくれるということでしたが、まあ嬉しさも中くらいなり、という感じ
です。でも、EYE−COMのホームページからリンクも張ってもらったし、
これを契機にまたアクセスしてくれる人が増えるといいな。

祝!1000件突破!(96/11/15)

 遂に11月14日深夜、アクセス数が1000件を超えました。毎週200件ペ
ースでアクセスがあったので、ある意味では予定通りなんですが、それにし
てもここまで着実に毎週木曜日200件ずつクリアしていくとは思いませんで
した。これも日頃ご愛読いただいている皆様並びに毎日のように更新作業を
している自分の暇さ加減のお陰だと思っています(笑)。
 ところで先日つけた「あしあと」ボタンですが、最初は少なかったのです
が、昨日あたりからボタンを押してくれる人が増えてきたようです。こちら
もつけた甲斐があったな、と喜んでいますので、またたまにはボタン押して
くださいね。

5MBを超えそうだぁ。(96/11/14)

 このミライネットは会員のホームページは5MBまで無料となっています。
しかし、今の調子では、このページは間もなくその5MBを超えてしまいそ
うで困っています。今度の秋合宿の写真を公開したら、きっと超えてしまう
ことでしょう。なにか対策を考えなくては。
 一応超えたらその分はお金を払えばいいのですが、最近ではASAHIネ
ットが25MBとか、JUSTNETが10MBとか、ホームページの無料
の枠を広げているので、ぜひミライネットも時代に流れに対応して欲しいも
のだと思います。そうじゃないと別のプロバイダに変えることも考えるぞ。

最近面白かった本、2冊。(96/11/12)

 いつもは文庫本が多い僕ですが、たまには読書の秋に相応しい新刊を2冊、
ご紹介します。
 赤瀬川原平の「新解さんの謎」(文藝春秋)は、ちょっと前に読んだ本で
すが、未だに話題にしている面白い本です。国語辞典を楽しんで読むという
その発想の奇抜さと着眼点の良さに驚きます。さすが我が母校の先輩(高校
の大先輩にあたるんです)!ちなみに名古屋を撮影した彼の「ライカ同盟」
もお薦めです。
 もう1冊は「司馬遼太郎が語る日本」(朝日新聞社)。これは現在週刊朝
日に掲載している司馬遼太郎の未公開講演録をまとめたものですが、司馬フ
ァンならずとも思わず魅了されるような面白くてわかりやすくて、しかも知
的感動を味わえる本です。

インターネット始めたい人、相談に乗ります。(96/11/11)

 自分個人でインターネットを始めたのは、まだほんの1ヶ月ちょっと前か
らなのにも関わらず、こんな偉そうなことを言うのは、とにかく自分の周り
の人間がネットワークに関わってくれると、すごく楽だということを最近実
感しているからです。
 パソコン通信はもうキャリア7年以上になります。しかし、どうもあちら
はいつまで経っても一部の特殊な人の集まりから脱却できない印象でして、
誰にでも勧める気にはなりませんでした。ところが、インターネットは本当
にどんな人にでも受け入れられやすい敷居の低さがあるようです。幸い会社
ではMacをいじっていますから、WindowsでもMacでも相談に乗れます
し、もし自分の手に負えない時にもより詳しい人を知っていますから、何と
かなります。インターネットを自宅で始めたい人、特に機械関係には不案内
な女性の方(笑)、お気軽にご相談ください。

あなたは何を語れますか?(96/11/10)

 先日のテニスの後の喫茶店での話題(いつもテニスの後は喫茶店で1時間
ほど楽しい(?)おしゃべりをしています)は、思わずその話題になると語っ
てしまうことはなにか、ということでした。例えば僕なら野球や相撲、マン
ガや歌謡曲など、いろいろ話し始めると終わらないネタがあります。まあ人
によっては「オタク入ってる」と言われるわけですが、見方を変えれば、自
分の引き出しがいくつあるか、ということですから、決して悪いことではな
いと思います。それどころか、こうしてホームページでなにか発信しようと
思った時など、そういう引き出しがないとなかなか話題が広がりません。
 クリエーティブな職業の人は、以前からそういう引き出し作りに精を出し
てきたことでしょうが(自然とそうなってしまうと言った方が近いかな)、
これからはどんな人であれ、「語る」なにかを持っていた方が強い時代にな
るような気がします。「時代はどんどんオタク化している」(良く言えばス
ペシャリスト化ですが)と言うのが、ここ数年の僕の観測ですが、ますます
その傾向は強まる一方ですからね。

貴乃花休場(96/11/9)

 初土俵以来休んだことがなかった横綱貴乃花が、遂にこの九州場所を休場。
これで5連覇や年間最多勝などの記録もおじゃんになりました。体調が万全
なら間違いないと思われていただけに、記録というのは難しいものです。
 しかし、これで九州場所の優勝争いは低レベルながら面白いものになるこ
とでしょうね。やはり一番手は曙でしょうが、僕はこういう時こそ若乃花が
頑張るのではないかと睨んでいます。腰の調子も良さそうだし、弟の分まで
勝つという浪花節こそ花田家ですからね。ただ曙にしたら今場所優勝できな
いようでは、もうこの先望み薄、下手すると引退の声も出るでしょうから、
心情的には曙を応援したいです。

ダンベル体操は効果があるか?(96/11/8)

 実は8月からダンベル体操を始めました。もちろんダイエットのためです
が、食事内容は量を減らしたくらいでほとんど変わっていません。食べたい
ものを我慢するのは、とても長続きしそうもなかったので、とりあえずダン
ベルから始めたのですが、これがなかなか効果が表れ始めています。目標は
毎月1kgずつ減らして1年後には12kg減という、かなり現実的(?)
なところにおいたのですが、現在のところ3ヶ月でちゃんと3kg減りまし
た。うむ、エライぞ、ダンベル体操。
 何がいいって、ダンベル体操自体の消費カロリーはほとんど期待できない
と思いますが、筋力をつけて基礎代謝量を増やす効果と、なにより精神的な
効果が高いと思います。せっかくダンベルやってるんだから、それを無にす
るような暴飲暴食夜食間食などは極力避けようと思いますし、エレベータや
タクシーに乗りたくなるのをちょっと我慢して、もう少し歩こうという気持
ちになります。
 ただ気をつけなければいけないのは、体重は目安であって目的ではない、
ということですね。こうして毎日体重を計っていると、どうしても体重計の
数字を全てだと思ってしまいがち。しかし、本来の目的は健康や美容(具体
的に言えばお腹をへこますこと)なんですから、体重は減らなくてもその目
的さえ達成できていればいいんです。こうした目的と目安の取り違えが、怪
しいダイエット法がはびこる原因なんですよね。お金を貯め込んだまま、何
も人生を楽しまずに死んでいく老人のようなことにならないよう自らを戒め
ています。

●ドラゴンズ井口断念(96/11/8)

 今年のドラフトの目玉であり、ナゴヤドームの目玉になるはずだった青学
大の井口選手がホークス逆指名ということで、ドラゴンズは獲得を断念した
とか。いやぁ、本当に残念ですね。ここんとこずっとドラゴンズは欲しい選
手に逃げられているような気がしますが、井口はドラゴンズ入りを希望して
いたということだけに、特に逃した魚は大きいという感じがします。ぽっか
り空いたショートの穴が埋まらないんですからねぇ。まあ鳥越や種田は今頃
ホッとしていることでしょうけどね。本当はホッとさせてちゃいけないんだ
けど。

777件目達成!(96/11/7)

 そろそろ来るぞ、と思っていた777件目のアクセスですが、なんと自分
がフィーバーしてしまいました。なにか記念の品をプレゼントする企画でも、
と考えていたのに、あまりにも予想より早かったので、ちょっと間に合いま
せんでした。お間抜けです。次は1000件記念かな。でも、この調子だと
すぐに達成してしまいそうだなぁ。嬉しいけど、困った。

グランパス力尽きる(96/11/6)

 Jリーグも大詰めに入り、今夜は1位鹿島対3位名古屋、2位横浜F対4
位磐田という、まるで大相撲の14日目のような組み合わせでした。ここまで
うまい具合に展開するなら、今夜は下位チームがそれぞれ勝って、さらに盛
り上げればいいものを、あっさりとグランパスがアントラーズに負けてしま
い、ジ・エンド。うーん、残念無念。野球のドラゴンズといいグランパスと
いい、どうも大事な試合に弱いのが悔しいですね。
 さて、これで来季はどうするか。ピクシーはとりあえず残留のようですが、
やはりトトやエジウソンのような、本当のゴールハンターが1人欲しいです
ね。ゴールポストに嫌われてばかりのグランパスでしたが、本当はちゃんと
内側に蹴り込めればいいわけで、そんな決定力のある真のストライカーをど
こからか連れてきて欲しいなぁ。そうすればピクシーも平野も岡山もいるん
だから、ガンガン点が入るはず、なんですけどねぇ。

誰が見てるのか?アクセス週200件!(96/11/5)

 なんだか思っていたよりもアクセスが多くて、カウンタが間違いでなけれ
ば、現在まで毎週約200件くらいのアクセスがあります。自分で知り合い
に宣伝したのは、せいぜい50人くらいなので、そうそう繰り返し見てくれ
ているとも思えないし、うーん、誰がそんなに見ているのでしょう?
 残念なのは、その割には反応が少ないような気がすること。確かにブラザ
ーシステムズさんとの交流試合は決まったけれど、それ以降は全然だし。見
ている方、時々なにか言ってくださいねぇ。

27時間テレビになんの意味がある?(96/11/4)

 テレビ朝日がNTV・フジの真似をしてやった27時間テレビ。しかし、
単なる「炎のチャレンジャー」拡大版(プラス24時間テレビのパクリ)に
過ぎなかったこのプログラムは、一体テレビ朝日にとって、また日本のテレ
ビ文化にとって(だってわざわざ「文化の日」にやるんだからね)何の意味
があるというのだろう。
 いろいろなタレントを引っ張り出してお祭り騒ぎをするのはいいが、テレ
ビ朝日のバラエティ制作能力の低さを再確認させられただけだったという気
がします。一例を挙げれば2日深夜の歌番組。司会に小宮悦子を引っ張り出
したものの、シャ乱Qやウルフルズとの会話が全然かみ合っていない。トー
タス松本とつんくの美味しいツーショットをさばけないなんて、もったいな
い。久米宏と鶴瓶の人間イス企画の組み合わせにしても、久米がもはやバラ
エティでは通用しないことがバレバレになっただけだったしね。
 結局人気番組が「ニュースステーション」と「炎のチャレンジャー」しか
ないから、こういう事態に陥るわけで、視聴率はそこそこに稼げたかもしれ
ないが、延々とつまらないパクリのバラエティを流しただけでは、この先が
知れているというもの。それでも来年やるのか、テレビ朝日。きっと「炎の
チャレンジャー」が来年もまだ人気があればやるんだろうな、とりあえず。

ドミンゴ、カレーラス&ダイアナ・ロス(96/11/2)

 ちょっと前の新聞で読んだんだけど、大阪ドームのオープン記念イベント
が、ドミンゴとカレーラスにダイアナ・ロスの組み合わせだとか。これは凄
いです。ナゴヤドームがパヴァロッティだけなのに、3大テノールの残り2
人にあのダイアナ・ロスまで出されては、名古屋の完敗です。こんな所で変
な対抗意識を燃やすなよ、大阪。大人げないぞ。こうなりゃ名古屋だって急
遽ホイットニー・ヒューストンかマライア・キャリーでもブッキングするべ
きじゃないでしょうかね。それが無理なら都はるみや石川さゆりとか。パヴ
ァロッティと都はるみ。意外にいけるぞ、これ。でも松田聖子はやめてくれ。
本当に出そうでイヤだ。

秋の新ドラマ寸評(96/11/1)

 この秋改編で始まったテレビの新ドラマもようやく数回を経てかなり評価
が固まってきました。注目を集めていて実際に視聴率も稼いでいるのが「協
奏曲」(TBS)、「おいしい関係」(フジ)、「続・星の金貨」(NTV)
の3本。完全に続編の「続・星の金貨」はおいといて、他の2本はどうか。
 豪華なキャスティングで大いに注目を集めた「協奏曲」ですが、どうにも
脚本が弱い。安易に先が読める展開、妙味のない台詞。田村とキムタクのキ
ャラクターの力で見せているだけですね。鍵を握る宮沢りえは奮闘している
けど、難しい役回りだけに、少々辛そうです。
 月9枠の「おいしい関係」は、少女マンガが原作だけに、設定に無理が感
じられます。マンガなら通用する嘘もドラマでは「そんな馬鹿な」というこ
とになってしまいますからね。しかもリアリティのなさにプラスして、職業
(サクセス)ドラマなのか恋愛ドラマなのかが曖昧なのも良くない。もっと
テーマを絞り込んでいかないと、中途半端なままに終わってしまうでしょう
ね。このあたり、不評だった前作「翼をください」(恋愛ドラマの部分をほ
とんど捨てていた)の影響が出ているのかも知れません。
 そして視聴率的にはさほどではないけれど、個人的には注目しているドラ
マが、フジの「こんな私に誰がした」。「王様のレストラン」を演出した鈴
木雅之に期待したのだけど、キャスティングが失敗。特に「伝説のマネージ
ャー」役の江角マキ子。コメディに挑戦するには早過ぎたようです。山口智
子路線を狙っているのは明らかだけど、全然及ばない。この役を浅野温子が
やっていたら面白いドラマになっていたのでしょうけどね。残念。