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プロ野球日本シリーズが終わったところで、Ｊリーグが再開しました。五輪代表の最終予選があったからですが、途中にこれだけ間があいてしまうと少々盛り上がりという点では欠けるのは無理ありません。
かつての人気をすっかり失ったＪリーグですが、よく見てみるといろいろ見どころはあります。優勝争いは現在4チームに絞られてきていますが、絶好調エスパルスに隙がなく最右翼。わがグランパスも6連勝と波に乗っていますが、上位3チームと直接対決を終えているだけに、星の潰し合いを期待するしかなく、ちょっと追いつくには厳しい状況です。
もっと面白いのは無条件で来季Ｊ２に落ちる下位争い。残り4試合という状況で、ベルマーレは数字の上ではまだ可能性を残すものの、ほとんど陥落確実。残り1つの椅子を目指してレッズとジェフが激しい争いを繰り広げています。ともに再開後最初の試合は落としてしまいました。特にレッズは小野が怪我からカムバックしたものの、カンが戻らないのか力を出せずにあっさり負けてしまい暗雲が立ちこめています。
このままレッズが陥落してしまったら、小野ほどの選手がＪ２で果たしてプレーするのでしょうか？もちろんレッズファンにとっては小野はレッズの宝だという思いがあるのでしょうが、日本のサッカーファンにとっては、彼が下部リーグでプレーしているなどもったいない話ですし、なにより中田がセリエAで小野がＪ２では、2人の差がつきすぎます。小野にはぜひともレベルの高いところでプレーしてもらって、その才能をもっと磨いて欲しいと思います。
ところでヴェルディはいよいよ東京移転するそうですが、本当にこのチームほどＪリーグの地域密着という理念と反することばかりするチームもないですね。川崎のファンはもうフロンターレを応援すれば良いし、調布にはＦＣ東京があります。調布市も今さら来ると言われても、と困惑しているとか。ヴェルディはすでにＪリーグから浮いてしまっているのです。いっそ解散してレッズをＪ１に残してやったらどうでしょう？小野も浮かばれるというものです。
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