INNER MAN (VEE JAY)

JOHN COLTRANE (1962/2/9,6/2)

INNER MAN


【パーソネル】

JOHN COLTRANE (ts,ss) ERIC DOLPHY (as,fl) <#1,3,4> McCOY TYNER (p)
JIMMY GARRISON (b) ELVIN JONES (ds)

【収録曲】

MY FAVOURITE THINGS / BODY AND SOUL / MR.P.C. / MILES' MODE
【解説】

 いよいよ伊予柑の美味しい季節が近づいて来ましたな。 ま、僕は伊予柑が松本伊代ほどには好きでないので、別にそれがどうという訳でもないんですが、いよいよ “1級ポンプ施設管理技術者資格試験” が近づいて来ましたな。…という問題のほうが僕にとってはけっこう重大だったりします。 どれくらい近づいて来ているのかと言うと、これを書いている時点で明日。これが更新される頃には、既に試験も終わっているという段階まで来てしまっているんですが、暢気に “jazz giant” の原稿を書いてる場合とちゃうやん!…というくらい、追い詰められております。 「窮鼠、猫を噛む」 という諺があるように、追い詰められたネズミとキムジョンイル君は自棄をおこして何をしでかすか分かったものではありませんが、暴力団関係者なんかは、追い詰められて指を詰めたりもしますしね。 が、追い詰められたサバ君は、とりあえず前半ネタを 「試験に出ろシリーズ」 にする暴挙に走る程度で、さほど実害はなかったりするんですが、あ、そうそう。 以前、 このあたり で、みんなと一緒にお勉強をさせて貰った電験三種なんですが、試験結果通知の葉書が届いておりました。 理論 : 不合格、電力 : 不合格、機械 : 不合格と来て、ああん、やっぱり全滅かぁ。…と思っていたら、何と最後の法規のところに “合格” という文字が! いや、僕は自分の目を疑いましたね。 法規の試験にはA問題とB問題というのがあって、A問題のほうは、ま、確かに法規と言ってもエエ問題やよな。…という感じだったんですが、B問題のほうは、こんなん、法規ちゃうやん!…と言いたくなるような計算問題ばかりが出題されていて、それを見た時点で僕の心の中で電験三種を受けたという事実は既に過去の思い出となっていたんですよね。 ま、五択問題だったから、5問中、1問くらいは合っとるやろ。…という手応えはあったんですが、それが、えーっ、合格ぅ? 僕が自分の目を疑った後、続いて日本の印刷技術についても疑いの目を向けてみました。 “不合格” と印刷するつもりがインクがかすれて、 “不” の字が見えなくなってしまったという可能性も十分に考えられます。 が、有効年度のところにはちゃんと “平成20年度” などと印字されているし、書いた覚えのない文字が勝手に浮き出してくるほど日本の印刷技術は進んでいないものと思われるので、いや、これは素直に合格したと受け取っても間違いではないかも知れません。 電験三種 (の法規)、ちょろいもんやん!

  ま、4科目のうちで可能性があるとすれば、法規かな?…という気はしてたんですよね。予想外の計算問題が出てきたのはちょっと計算外だったんですが、それ以外は条文を丸暗記してやれば何とかなりそうな気がするし。 そもそも僕は “法規” というのがさほど苦手ではないんですよね。掃除道具の中でいちばん好きなのは “ほうき” だったりしますしね。小学生の頃、僕は掃除の時間になると真っ先に “ほうき担当” を志願することにしていたんですが、雑巾は嫌いでしたからね。雑巾というのは雑菌だらけで何だか不潔な気がするし、冬の寒い時期に水拭きをするというのは苦行以外の何物でもありませんでした。ただ、女子児童が雑巾がけをしている姿を見るのはけっこう好きでありまして、特に床の部分だとか、ガラスの高いところを雑巾で拭いている姿というのは大いにソソられるものがありますよね。いや、パンツが見えそうとか、そういうことではなくて、僕は一生懸命に働いているギャルの姿を見るのが大好きなんですよね。 だったら別に、一生懸命に “ほうき” で床を掃いている女子児童でもいいではないか?…と思われるかも知れませんが、そこはほれ。 “ほうき” というのはやはり自分の手に持って、時おり、柄の部分で女子児童のスカートをめくったりするのが楽しいわけでありまして、そんなことでまあ、今日は 『試験に出ろ 1級ポンプ施設管理技術者資格試験』 というテーマでお届けしたいと思うんですけどね。ただ、僕に与えられた時間はあまり多くはありません。今がえーと、午前10時30分なんですが、僕はいつも夜の11時には寝ることにしているので、残り約12時間でありますか。メシを食ったり、風呂に入ったり、伊予柑の皮を剥いたりする時間を差し引くと約10時間ほどに減ってしまうことになって、けっこう剥くのが大変ですからね、伊予柑の皮って。 で、これだけの時間でどれだけの事柄を覚えなければならないのかと言うと、講習会で貰ったテキストがですね、495ページあるんですよね。ということは、10時間×3600秒=36000秒だから、1ページに費やせる時間は約72秒強ということになりますか。…って、そんな余計な計算をする暇があったら、早く本題に入らんかいっ!

・ 遠心・斜流・軸流の三種類のポンプは、それぞれ羽根車の形状が異なっている。この羽根車の形状を表す特性値が比速度と呼ばれるもので、ターボ形ポンプによっては重要な指数の一つである。
・ 互いに相似なポンプの比速度は、ポンプの大小に関係なく相等しく、通常の設計では比速度が等しいとポンプの形状もほぼ相似となる。

 この学習シリーズを見るのは初めてだから、どうしていいのかよく分からないのぉ。…というギャルのためにシステムを説明しておくとですね、ドラッグスギヤマの空欄部分をマウスでドラッグすると、隠れていた “ドラッグスギヤマ” という文字が浮かび上がってくるという、日本の印刷技術を持ってしても実現不可能な技術が惜しげもなく使われているので、ああん、さばさん、凄いっ♪…と言っていただければ、僕としては本望です。 あ、ちなみに “ドラッグスギヤマ” というのは名古屋ローカルのドラッグストアなんですが、似たようなのにスギ薬局というのもあって、紛らわしくて困ります。 だいたい “スギなんとか” というネーミングは杉花粉症の僕からすると、何だか不愉快だったりするんですよね。 お前らが杉の花粉をばら撒いて患者を増やして、ティッシュの売り上げ増加を謀っとるんとちゃうか!?…みたいな。 とまあそれはそうと、ここでの学習のポイントは “比速度” と “相似” でありますな。 相似なればこそ、前フリに掃除の話を持って来た…というわけではまったく無いんですが、ポンプの回転速度を [min-1] 、吐出し量を [m3/min] 、全揚程を [m] とすると、比速度 ns


ということになります。面倒な式で手間を掛けさせやがって!…と思わずにはいられませんが、とにかくまあ、低揚程で吐出し量が多いポンプほど比速度が大きいということになるんですかね? ひ〜、速度(比速度)超過で、罰金どばどば。 スピードは控えめにしなければいけません。…と、僕は常識的な語呂合わせを採用したいところなんですが、エロス鳥の人であれば、ひ〜♪」「そこどう?」(比速度)、どばどばと溢れる。…というのでもいいかも知れません。いや、僕は嫌いなんですけどね、そういう作風は。 ちなみにポンプの揚程と言うのは吐出圧力と同じ意味だと思っておけばいいんですが、圧力を高くしようと思えば吐出量は少なくなるし、どばどば溢れさせようと思えば、圧力のほうはそこそこになっちゃうと。 どちらを重視するかによって比速度=羽根の形状が決まってくるわけでありますが、それによってポンプの種類も自ずと決まることになります。

・ 一般に遠心ポンプの比速度は100〜550程度となる。
・ 一般に斜流ポンプの比速度は800〜1100程度となる。
・ 一般に軸流ポンプの比速度は1500程度となる。

 この数値から僕たちは何を読み取ることが出来るのかというとですね、まず最初に遠心ポンプ高揚程であると。猿人(遠心)がコヨーテ(高揚程)を捕まえる。イヌ科の哺乳類でありますな、コヨーテ。猿人とは犬猿の仲であると言われております。 で、それに対して軸流ポンプのほうは吐出量が大きいと。 じっくり(軸流)攻めると、どばどば。…ということではないかと思われますが、でもって斜流ポンプはこの2つの中間で、どっちつかずのキャラである事が窺われます。800という比速度の数値と合わせて、八百屋(800)のおばさん、ご機嫌斜め(斜流)。僕がお菓子を万引きしたりしてましたからなー。 ま、機嫌が悪いのもやむを得ないかと。

・ 主ポンプ口径部の流速を示す目安の記号として、T型U型がある。
・ T型は、計画吐出し量におけるポンプ口径部の流速がm/s程度で、標準的な比速度を採用した低揚程ポンプをいう。
・ U型は計画吐出量におけるポンプ口径部の流速をm/s程度として、比速度を高めることにより、主ポンプ口径をT型より小さくした低揚程ポンプをいう。
・ T型、U型の決定は、U型を優先して計画吐出し量からポンプ口径を選定する。
・ 横軸斜流ポンプ・横軸軸流ポンプは羽根車の位置が水面より上にあり、キャビテーションが発生しやすくなるためU型は規定しない。

 ポイントがいくつかありますが、まずはT型、U型と流速の関係を押さえておきましょう。いちじく(T)、参(U)、サンマ(3)のっぽ(4)T型→U型3m/s→4m/sという順番です。この語呂合わせはその後、ゴリラの息子、菜っ葉、葉っぱ、腐った豆腐…と続くわけですが、5〜10の数字はどこにも登場しないので、そこまで覚える必要はありません。 で、T型とU型の特徴でありますが、同じ吐出量ならU型のほうがT型よりも口径が小さくて済むと。参(U)はイチジク(T)よりも細い。ま、確かにそうだと思います。でも、太い人参と小さいイチジクだったら、人参のほうが太かったりするかも?…などと余計なことを考えてはいけません。 で、ポンプを選定する場合はU型を優先することになるようですが、ニジンスキーは参(U)が好きっ♪…と覚えておけば、自ずと人参のほうを選ぶことになるでしょう。ロシアのバレエダンサーなんですけどね、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキー。 あ、ヴァーツラフ・フォミッチの部分はややこしいだけで特に役には立たないので無理して覚える必要はありません。また、もしロシアにイチジクスキーと言う名前の人がいたら、人参よりもイチジクのほうを選ぶのではないか?…などと余計なことを考えてはいけません。ちなみに僕はどちらかと言うと、人参よりもイチジクのほうが好きだったりするんですけどね。 で、人参が好きなのであれば、T型のイチジクポンプは不要ということになってしまいそうですが、人参にも欠点がありました。横軸斜流ポンプと横軸軸流ポンプではキャビテーションの問題から駄目らしいんですよね。 キャビテーションというのは説明すると長くなるので割愛しますが、ま、テンションの高いキャピキャピ・ギャルのようなものではなかろうかと。とにかくまあ、横軸ポンプとU型は相性が悪いということで、具志堅用高(横)、参(U)嫌い。塩サバ物産(仮名)の沖縄旅行の際、石垣島のジムで目撃されたそうですけどね、用高クン。凄く小さいオッサンだったそうで、 「人参を食べないと大きくなれないよ!」 というお母さんの言いつけを守らなかったので、身長が伸びなかったものと思われます。

 と、ここまで書いたところで午後3時半となりました。アカンやん!ほとんど進んでへんやん!…という気がしないでもないんですが、僕は電験三種の時ほど悲観はしておりません。この “ポンプ施設管理技術者資格試験” というヤツは僕の今の職種と密接に関わっているので、勉強しなくてもある程度はある程度は何とかなるような気がするし、もし合格したところで会社から資格手当てが出るわけでもないので、落ちたとしてもナガナワ所長代理に文句を言われる筋合いはありません。 とまあそんなことで、コンクリート、行ってみますかぁ。

レディーミクストコンクリートについては、荷卸し地点において次のようなコンクリートの品質管理を行う必要がある。

(強度)
・ 供試体の材令は、設計図書に指定がある場合は指定された日数、指定のない場合は28日とする。
・ 供試体は打ち込み工区ごと・打ち込み日ごと、かつ150m3またはその端数ごとに1回検査し、1回の検査ロットは個の供試体を用意する。
個の供試体の測定強度の平均値が設計図書に指定した呼び強度の値以上で、かつ、測定強度の最低値が指定した呼び強度の値の85%以上であれば合格とする。

 コンクリートに関しては、ま、 こちら を見て貰うとして、ここではポイントとなる数字が3つほどあります。 まずは28日。どうしてそんな半端な数字なんや?30日でエエやん!…という気がしないでもないんですが、28日=4週間ということで、これはこれで限のいい数字ではあるんですけどね。コンクリート詰め死体より死臭(4週)が漂う。 ま、28日も経てばねぇ。。。 で、続いては3個という供試体の数。 オスマン・サンコン(3個)、今日、死体(供試体)。 昨日までは生きてたのにねぇ。。 で、最後は最低値の85%という数字なんですが、最低でもパンツは穿こう(85)。スカートは別に穿かなくてもいいんですが、ノーパンというのはちょっと。。。

スランプの値が許容差の範囲であること。
空気量 の値が許容差の範囲であること。

 テキストにはスランプ空気量の値や許容差が表になって書かれているんですが、面倒なので細かい話は省きます。 とりあえずコンクリートの品質管理として、スランプや空気量の測定が必要なんだよね。…という事実だけを押さえておけばいいのではなかろうかと。 まだ食う気(空気)?スランプでヤケ食い、エエんか(塩化)それで? ついでに、次項で登場する塩化物含有量も押さえておきました。

・ レディーミクストコンクリートの塩化物含有量は、荷卸し地点で塩化物イオン(Cl-)量として0.30kg/m3 以下でならなければならない。 ただし、監督職員の承諾を受けた場合には0.60kg/m3 以下とすることができる。

 但し書きの部分は講習の際にアンダーラインを引けと言われなかったので、覚えなくてもいいのではなかろうかと。 となると、ポイントとなる数値は 0.30 でありますな。 君のあだ名、0点さん(0.3)で、エエんか(塩化)? のび太とか、ロボコンとか、いつも0点ばかり取っているキャラはこういうあだ名で呼ばれる恐れがありますな。 ま、中には “ロボコンごっこ” でロビンちゃん役だったにも関わらず、いつもガンツ先生から0点を出されていたギャルもいるようなんですけど。

 あとはえーと…、工程管理の問題でネットワーク工程表が出たら運が悪かったと思って諦めるとして、続いては軽く “労災問題” を片付けておきましょう。

厚生労働省では災害発生の程度を次の指標によって表している。

度数率  : 100万延労働時間当りの労働災害による死傷者数で表すもので、災害発生の頻度を示す。
強度率  : 1000延労働時間当り労働損失日数で表すもので、災害の規模程度を示す。
年千人率 : 労働者数1000人当り1年間に発生した死傷者数で表すもので、発生頻度を示す。

 ちとややこしいですな。 度数率年千人率は似たようなものだと思われ、年千人率のほうは名前だけでなんとなくイメージが浮かぶので、ま、いいとして、問題は度数率の100万延労働時間という数字でありますな。1日8時間、週に5日間、1ヶ月に4.5週ほどあると仮定して、1年間の労働時間は 2160時間でありますか。年末年始や夏休み、それに祝日や、痛風の発作による病欠なども考慮して、ま、約2000時間。 100万時間働こうと思ったら500年ほどかかることになって、どうやらこれは労働者1人について考えた数値ではなさそうですな。いや、計算するだけ無駄でした。。。 これはもう、加藤登紀子の 「百万本の薔薇」 と絡めて覚えるしか手はなさそうですが、えーと、どすこい(度数)、ひゃ〜、熊(百万)! いや、加藤登紀子、出てきませんでしたね。 で、もうひとつの強度率とうのは 1000延労働時間という、労働者一人でも半年で何とかなりそうな数字が基準となっております。 で、ここに登場する労働損失日数というのはですね、足場から落ちて3日ほど仕事を休んだら労働損失日数は3日。…とか、そういう数値のことではないかと思われます。 死んじゃった場合は7500日とカウントするんだそうで、1年間の労働日数を250日とすると、これは30年分ということになりますか。定年を60歳として、30歳で死んじゃった場合を想定しているわけですな。まだ若いのに、お気の毒ですなぁ。。。 郷土(強度)のオフクロも泣いております

 そんなことにならないように労働災害防止対策をしっかり施さなければならんのですが、特に土木建築系の職場では高所からの転落による死傷が非常に多いんだそうですね。架設道路や足場などには十分注意しばければなりません。

足場の組み立ては作業主任者を選任して作業に当たらせ、以下の内容に留意する必要がある。

最大積載荷重を定めて、労働者に周知させる。
・ 高さm以上の足場には下記の作業床を設ける。

   つり足場を除き、作業床の幅は40cm以上、床材間の隙間はcm以下とする。

 まず最初のポイントは、作業主任者任命(2m)…というところですな。任命ついでに2mという作業床の設置基準のほうも押さえておきましょう。 で、その作業床はというと、40センチ以上の床板を3センチ以下の隙間で敷き詰めなければならないと。 40のオッサン(3)。…と、シンプルに覚えておけば大丈夫です。 ま、別に、40のオバサン(3)。…でもいいんですが、読者の中に微妙なお年頃のギャルがいたりすると困るので、ここは敢えて平穏なオッサンのほうを採用することにして。 で、続いては架設通路でありますが、

通路の中でも両端を支持し掛け渡したものを架設通路といい、以下の内容に留意する必要がある。

・ 丈夫な構造である。
・ 勾配は30度以下とする。
・ 勾配が15度をこえる場合、踏さんその他滑り止めを設ける。
・ 高さm以上の登り桟橋にはm以内ごとに踊り場を設ける。
・ 墜落の危険がある箇所は高さ75cm以上の丈夫な手すりを設けること。

 いろいろと細かいですなぁ。。。 もっと簡単に、架設通路は人がコケたり落ちたりしない構造にすること。…といった規定にしてくれれば、それで話は済むような気もするんですけどねぇ。 が、このように細かい数値まで規定されてしまった以上、それを丸暗記しなければなりません。 えーと、まずは勾配。 紅梅焼き(勾配)、30歳以上は危険。 紅梅焼きというのは多度のお土産なんですが、めっちゃ硬い煎餅なんですよね、これがまた。 30歳を過ぎると歯が欠ける恐れがあるので、ちょっぴりデンジャラスです。大人しく多度豆でも食べていてくださいね。 で、紅梅焼きも30歳以下ならオールOKなのかと言うと、そういうわけでもなくて、15度を越える場合は踏さんを設けなければなりません。 フミさん(踏さん)、15で嫁に行く。 昔はのぉ、若い娘のうちから嫁に行かされたものなんぢゃ。…と、ちっとも若くない若井フミさん(87歳)は、しみじみと語ってくれたものでありますが、そんなフミちゃんも15歳の頃はきっと若かったんだと思いますけど。 で、登り桟橋踊り場設置基準でありますが、8m以上の場合は7m以内ごとに設置すればいいんですね。 踊り子(踊り場)さん、バシっと(桟橋)巻(8)、岡田奈々(7)。 出てくる人名があまりにも古臭いんですが、高校の時の国語教師トミナガ君が好きだと言っていたんですよね、岡田奈々。 とまあそんなことで、最後に75cmという手すりの高さでありますが、心から泣こう(75)、手すりをまたいで股間を痛打。 何とも微妙な寸法なんですよね、股下75cmって。。。

 …と、ここまで書いたところで、メゲました。アカンやん!ほとんど進んでないやん! こりゃ、足場から落ちる前に、試験に落ちちゃうかも知れませんなぁ。。。

 ということで、今日はジョン・コルトレーンです。 あ、試験のほうはですね、無事に終わりました。 この場合の無事というのは、膝の関節を脱臼したり、ボール直撃で鼻を骨折したりといったこともなく、無傷で家に帰り着いたという意味であって、決して出来のよさを示すものではないんですが、ま、終わってしまったものを今さら後悔してみたところで、どうなるものでもないしぃ。 ちなみに、前半で勉強した項目のうち、実際に出題されていたのは “比速度” のところだけでありまして、最初の部分だけ書いてあとは省略しても、試験結果としてはまったく同じだったということになります。いやあ、とんだ時間の無駄遣いでしたなぁ。。。 ということで、今日の僕には後半をきっちり仕上げるだけの時間的な余裕もなければ、それを成し遂げるだけのヤル気と意欲もまったくと言っていい程、ありません。そこでまあ、今日のところですね、ジャケ絵を書くのがめっちゃ簡単で、しかも、まともにレビューする気にもなれないようは酷いアルバムを選んでお茶を濁しておこうと思うんですが、その条件を満たすものとして、僕の脳裏に真っ先に浮かんだのはコルトレーンの 『オム』 でありました。これならジャケ絵を描くのも3分くらいで片付きそうだし、アルバムには全部で1曲しか入っていないので、曲解説だって楽勝です。もうこれで今日のネタは決まったようなものなんですが、念のために jazz giant artist index をチェックしてみたら、おおっ、 ガイシュツ ぢゃん! どうしてまたこんなつまらんアルバムを取り上げてしまったんですかね? いやあ、何とも余計なことをしてくれましたなぁ、昔の僕も。。。 ということで、しかたなく “外れ1位” を探すことになったんですが、その結果、白羽の矢が立てられたのがこの 『インナー・マン』 という1枚でありました。ほとんど文字だけのジャケットというのは、意外と描くのが面倒だったりするんですが、似てねーぞ!…と言われる心配がないだけ、気が楽であります。 また、収録曲も計4曲と少なめだし、ただ、メンバー的にはコルトレーンマッコイジミー・ギャリソンエルヴィンの黄金カルテットに、エリック・ドルフィーまで参加しちゃっているという、かなりソソられるものとなっておりまして、これで下手に演奏が素晴らしかったりしなければいいんですけどねぇ。。。 とまあそんなことで、では1曲目から聴いてみることに致しましょう。

 まず最初はお馴染みの 「マイ・フェイバリット・シングス」 でありますかぁ。 で、演奏が始まってこのアルバムの正体が判明したんですが、これは “バードランド” でのライブだったんですな。 が、正式なルートで作られたものではなく、私家録音のブートレグであるものと思われます。私家録音というのは、歯科が鹿の声とかを録音している分にはさほど害はないんですが、音楽のライブとなると駄目ですよね。あまりにも音質が悪すぎて、演奏の良し悪し以前の問題として、僕は聴く気がなくなってしまうんですが、このアルバムも例外ではありません。そんなことでまあ、当初の目論見通り、軽く流して終わりということにしようと思うんですが、えーと、この1曲目はですね、ピアノ・トリオによる短いイントロに続いて、すぐにコルトレーンが登場して、ソプラノ・サックスでテーマを吹いております。ソプラノを吹くトレーンと言うのはテナーを吹くトレーンと違って、何だかアラビア的であったりするんですが、僕はけっこうアラビアが好きだったりします。ま、粗挽きソーセージほど好きではなかったりするんですが、悪くないですよね、アラビア。 特にこの曲を吹く時のトレーンは、少しずつバリエーションを付けながら延々とテーマ・メロディを反復することにより、反復横跳び的な呪術感を高めていく手法を用いるのが常でありまして、そういうところがアラビアだと思いますね、いや、何となく。 日本語ライナーで小川隆夫クンは、コルトレーンがこれまでに残したバージョンで示したソロとは大きく異なり、極めて自己を開放したプレイで圧倒的に雄大な音空間を創出してみせる。…などと書いておりますが、僕の耳にはコルトレーンがこれまでに残したバージョンで示したソロと、ほとんど同じやん!…という気がしてしまいました。 で、続いてはマッコイのピアノ・ソロなんですが、これも出だしの部分はテーマ・メロディの再提示でありますな。とにかくリピートすることによってリビドーを高めていくという方針のようですが、 (中略) 続いてはドルフィーのソロでありますな。 トレーンの 「マイ・フェバ」 は他にも腐るほどあるので、個人的には彼のプレイに多くのものを期待していたんですが、吹いているのがフルートということもあって、演奏としては意外と… (後略) 。

 肝心な部分を略すなって!…思わずにはいられませんが、フルート・ソロに続いては、テーマに戻って、おしまい。…と思わせておいて、その実、かなりしつこくトレーンのソプラノ・ソロが繰り広げられることになります。 いや、ここでの吹きっぷりは確かに極めて自己が開放された圧倒的に雄大な音空間でありまして、隆夫クンの言ってることもまんざら大嘘というわけでもありませんな。 ま、表現がちょっと大仰だぎゃあ。…という気がしないでもないんですけど。 とまあそんなことで、2曲目に進みたいと思うんですが、その前にちょっと簡単に今日の試験について振り返っておくと、あれほど一生懸命に覚えた “ニジンスキーは人参が好きっ♪” が出なかったのが、あまりにも無念でありました。 ま、その代わり、イチジクのほうは登場したんですけどね。一軸式ガスタービンという形で出題されたんですが、まさかイチジクがガスタービンになるとは思いもよらなかったので、その問題を目にした瞬間はかなり焦ってしまいました。とりあえず適当に答えてはおいたんですが、あとでこっそりテキストを見たら、思いきり間違っておりました。不覚です。今後、イチジクは一字一句漏らさずに覚えておこうと思った次第でありますが、そんなことで2曲目は 「ボディ・アンド・ソウル」 でありますな。日本名 「身も心も」 。 僕は海老の天麩羅が大好きで、身もコロモも、どっちも美味しいよね。…と思っているんですが、この 「身も心も」 という曲もけっこう好きだったりします。 しみじみと味わい深いバラードで、特にテナーの音色とは相性バツグンなんですが、ここでのトレーンはミディアム・テンポで、完全に “モードの素材” と割り切って、かなりぞんざいな扱いでこの名曲に取り組んでおります。いけません。 ちなみにこの曲だけは他の3つと録音日が違っていて、ドルフィーも参加していないないので “ソソられ度” はやや低めなんですが、純粋にトレーンのソロに耳を傾けてみると、それなりにけっこう壮絶なサウンドだったりするんですけどね。これもこの曲のひとつの表現方法だよな。…と、前向きな評価をしていいかも知れません。

 ということで3曲目です。 「ミスターPC」 はコルトレーンの有名なオリジナルでありますな。タイトルにある “PC” というのはパーソナル・コンピュータの略ではなく、 “ぱんつチェック” の略でもなく、個人的にチェック柄のパンツというのはけっこう好きだったりするんですが、試しに “チェック柄のパンツ” でサイト検索してみたら 「秋のオシャレにチェック柄のパンツはいかがですか!? 」 というのがあって、とってもよさそうだね♪…と思ってクリックしてみたら、何や、ズボンのことかいっ!! 思わぬ時間の浪費でありましたが、この曲はアレです。ベーシストのポール・チェンバースに捧げられたものですよね、多分。トレーンのオリジナルにしてはノリがいいので僕はけっこう好きなんですが、イントロ無しでいきなりテナーとアルトのユニゾンでテーマが演奏されていて、それもあっという間に終わってしまって、そのままコルトレーンのテナー・ソロへと突入する。…という流れでありますな。 根はハード・バップの曲であるような気がするんですが、ここでのトレーンは完全にモード奏法で料理しておりまして、コルトレーンのソロはとにかく壮絶の一語に尽きる。己の全てを出し切った精力的なプレイからは、彼の持つ全音楽性が表出されたものとして傾聴に値しよう。…という隆夫クンの解説もそれほど大仰では無いと言っていいのではなかろうかと。ただ、日本語としてはちょっぴり怪しいんですけどね。 己の全てを出し切った精力的なプレイからは…の “から” の部分が余計なような気がします。殻付き牡蠣というのは “殻” が付いてナンボの食べ物だと思うんですが、世の中、なんでも “から” を付ければエエちゅうもんちゃうぞ!…と、僕は言いたいです。 ついでに言うと、お店で580円くらいのものを買って1000円札を出した時にレジの姉ちゃんがよく使ったりする、 「1000円からお預かりします。」…の “から” も余分だと思います。 この問題に関しては これほどまでに 激しいパニック症状を訴える人もいるくらいなので、早急に改善する必要があると思うんですが、しかし何ですな。 “jazz giant” も初期の段階では、この程度の曲解説で十分に読者のみんなも納得していたんですな。 最近のこのコーナーはあまりにも長過ぎて、おまけにナガナワ過ぎて、読んでいるほうとしてもいい加減うんざりだと思うんですが、ドルフィーとしても同じ気持ちだったんでしょう。 尚も饒舌に吹き続けようとするトレーンを制するように、いきなり飛び出してくるアルトが何ともスリリングでありまして、その2人の鬩ぎ合いがこの演奏の最大の聴き所であると言えましょう。 いずれにせよ、出た瞬間にソレと分かるドルフィーの超絶な個性は、凄いっ!…と思いますね。 で、アルトに続いてマッコイのソロがあって、その後はテナーとドラムスの絡みで大いに盛り上がって、更には、しつこいくらい壮絶なトレーンのソロでエクスタシーは頂点に達して、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 ということで、ラストです。 いや、全4曲だと勝負が早くていいんですが、最後はえーと、 「マイルス・モード」 という曲ですな。 別名 「ザ・レッド・プラネット」 としても知られるトレーンのオリジナルでありまして、いかにもザ・赤い惑星らしいレッドでプラネットな曲調となっておりまして、マイルスのモードという名前もあるくらいだから、モード曲なんでしょうな、多分。 けっこうバーティカルだったりするので曲そのものはあまりモードっぽい感じがしないんですが、アドリブ・パートは典型的にソレっぽかったりしております。コルトレーンのあまりの咆哮ぶりは芳香族化合物が好きな僕でもちょっぴり持て余してしまうんですが、ところで芳香族のベンゼンとかって、そんなに芳香ですかね? 芳しい香りというより、ただ単に防虫剤臭いだけやんけ!…と思わずにはいられませんが、そう言えば小学生の頃、別にハレの日でもないのに “よそいき” の一張羅のドレスを着ていた女子児童がいて、それがとっても防虫剤臭かったのが災いして、しばらく “防虫剤” というあだ名で呼ばれて、虐められたりしておりましたな。 ああん、本当なら “お嬢様♪” と呼ばれる筈だったのにぃ。…と、その女子児童がすっかり芳香族嫌いになってしまったことは想像に難くありませんが、そうこうしているうちにトレーンの咆哮は終わって、いつの間にやらドルフィーのアルトに転じておりますな。 この人も本来なら超絶的な個性で他を圧倒することになるんですが、コルトレーンのソロの後で聴くと、意外と大人しく思えたりもします。 ま、演奏が進むにしたがって、次第に空気がドルフィー色に染まることになるソマリア人。…といった感じになってくるんですが、僕の個人的な見解として、ドルフィーとコルトレーンというのは、さほど相性がいいというワケでもないよな。…という気がしないでもありません。 仲良しだったみたいですけどね、この2人。 そういえば今日の試験で、排水機場の据付工事に関する体験記述みたいな問題が出ていたので某・笠郷池辺排水機場での工事の話を書いたんですが、あの時の現場監督のナ○ヨシ君はとってもウザい奴やったよな。…ということを思い出して、ちょっぴり不愉快になってしまいました。もし試験に落ちていたりしたら、ナガ○シ、お前のせいや! ちなみに “○ガヨシ君とは仲良しになれない話” は ここ にありますので、もしよかったら見てやってください。 ナガナワ君も登場しております。 ということで、今日のところは、おしまい。

【総合評価】

   音質が悪いだけで、ぼくちゃん、我慢出来ない!…という温室育ちの人には我慢できない1枚かも知れません。ま、所詮は私家録音ですからなぁ。 熱心なコルトレーン・マニアならそれなりに楽しめるかも知れませんが、そうでなければ、それなりの覚悟が必要な1枚ではあります。 でもって、ドルフィー好きにとっては…微妙ですな。 ま、 「ミスターPC」 で、コルトレーンから強引にソロを奪う瞬間だけでも、十分に楽しいっ♪…という気はするんですけど。


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