幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 12月25日 ● メールの返事はすぐに書こう。

 僕はメールに対するレスポンスがかなり早い方です。大体メールを貰ったらその場ですぐに返事を書いている場合が大半で、ほっておいても1日以上間が空くことは滅多にありません。もちろん、すぐに返事ができないような要件もありますが、そういう場合でも何らかのレスポンスは返しておきます。特に返事を求められている場合は、クイックレスポンスを旨としています。

 これはパソコン通信時代からの癖で、理由のひとつにはスピードが取り柄のメールを何日もほっておいては従来の郵便と変わらないじゃないか、と思っているからですが、それよりも大きな理由は、その場で返事を書かないと、そのまま返事を出し忘れてしまう恐れがあるからです。なにせ次々と新しいメールが来るのですから、今読んだメールも、アッという間に新着メールの山の中に埋もれていってしまいます。

 職業柄からも書くことはあまり苦ではありませんし、考えてから書くのではなく、書きながら考えることに慣れていますから、とりあえずメールが来たら返事を書いておけ、と思ってしまうのです。

 ところが世の中当然そんな人ばかりではないようで、なかなかメールの返事をくれない人がいます。大した要件でもないメールならともかく、「必ず読んだら返事をください」と念押ししておいても、それでも返事が来ないと、一体読んだのか読んでいないのか不安になってきます。仕方なく本人に電話で「メール読んだ?」と尋ねると「ああ、読んだ読んだ」と呑気に言われてガックリ。電話で聞くくらいなら最初からメールなんか書かないよ、とこっちは思っているんですが、向こうは平然としています。

 「どうしてメールで返事をくれないの?」と聞くと、大抵「時間がなかった」「後で書こうと思っていた」なんて答えが返ってきますが、メールの返事を書くのにどれほど時間がかかるというのでしょう?大抵は1分もあれば簡単な返事くらいは書けるはずです。結局性格の問題なんだろうな、と諦めるしかありません。

 まだメールについての基本的なマナーやエチケットが社会的に定着していませんから、こういう人がいるのも仕方ないとは思いますが、近い将来に社会人の基本的マナーのひとつとして電話の受け応え同様に、メールでの対応の仕方も加わってくることは間違いないと思います。メールの返事を求められている場合は、なるべく即座に書きましょう、電話で返事をするのはマナー違反です、くらいのことは是非付け加えて貰いたいな、と願っています。


 
とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。
日記猿人という人気ランキングに投票されます。
結構更新の励みにしているので、ひとつよろしく。



前日翌日最新今月1年前2年前3年前