1996年12月のコーカイ日誌




●ゆく年来る年。(96/12/31)

 今年の大晦日もレコ大見て紅白(SMAPの中居くんが石橋貴明との
約束を守って踊りながら「どうですかぁ」ポーズしました。笑った)見
て平和に行こうとしています。振り返れば今年も激動の1年でした。個
人的には結構いい年で、春には息子にそそのかされて出た「アタック2
5」でまさかの優勝をすることができたし、秋にはこうしてホームペー
ジを作って新しい玩具(笑)を手に入れることができました。ま、家庭
やら健康やら仕事やらといった、人生にとって重大な方面でも大過なく
過ごすことができましたしね(逆に言えば飛躍もなかったということで
すが)。
 さて、来る年1997年ですが、とりあえずわかっている目標としては、
現在進行中のダイエットを成功させるということがあります。来年の夏
には鍛え上げられたシェイプアップボディになっていることができるか
否か。いやぁ、自分でも予断を許さないと思っているだけに楽しみです
ねぇ。

ようやく年賀状が出せました。(96/12/29)

 今年の年賀状作成は遅れに遅れてしまい、今日ようやく投函すること
ができました。計算上はここまで遅れても元旦に着くと考えているので
すが、実際のところはわかりません。これを読んだ方で、僕から年賀状
が届いた人は、いつ頃に届いたかこっそり教えてくださいね。
 ところで、かなりの企業でこの年賀状を廃止しているところが増えて
いるらしいですね。まあ本当に虚礼でしかないお得意先や上司などへの
「義理年賀状」は、バレンタインの「義理チョコ」以上に無駄なものか
も知れません。ところが、義理だけに欠かせないという側面もあるわけ
でして、廃止しようというかけ声ほどには減らないんじゃないか、と思
われます。
 で、どうせ虚礼でしかないのなら、わざわざ紙に書いて郵便屋さんに
配達して貰わなくても、みんな電子メールで送ってしまえばずっと楽で
す。どうせ同じ文面なんだから、ひとつテンプレートを用意したら、後
はアドレスを入力するだけ。今よりずっと簡便に済みます。最初のうち
こそ「失礼だ」「心がこもっていない」なんて声が上がるでしょうが、
本当に誰もがE-MAILをやり取りするような時代になったら、すぐに普及
することでしょう。さて、それはいつ日のことか。僕は意外と早いよう
な気がしています。携帯電話だってインターネットだって、ここまで急
速に広まるなんて思いませんでしたからね。

御用納めしました。(96/12/27)

 なんだかんだで、アッと言う間に12月が終わろうとしています。こ
れだけ年を取るのが早いとなんか怖いですね。子どももあれよあれよと
いう間に大きくなってきてしまって、そんなに早く大人にならなくても
いいのになぁ、なんて思ってしまいます。でも、そう思っているのは大
人だけで、当の子どもたちは、かつて僕たちがそうだったように、長い
長い1年を過ごしているのでしょうね。時間と言うのは、同じ長さであ
っても、感覚的には全然違うように感じますから不思議なものですね。

サンタをいつまで信じていましたか?(96/12/25)

 うちの子どもは7才になるのに未だにサンタクロースの存在を信じて
います。もともと素直過ぎるくらい素直な性格だけに、もうしばらくは
信じていそうです。僕自身は逆にひねたガキだったので、幼稚園の時に
はすでにサンタの正体を見破っていました。周囲の人に聞くと、結構ま
ちまちで、5,6才の時には気づいていた人から、小学校の高学年まで
信じていたかなり素直な人までいろいろなようです。大人になった現在
の性格と比べて考えると、遅くまで素直に信じていた人の方が、やはり
いい人が多いですね。付き合っていくには楽な相手です。結婚相手を選
ぶなら、まずサンタをいつまで信じていたか聞いてから考えた方がいい
かも知れませんよ。10才まで信じていたような人ならもってこい、きっ
と嘘もつけないし、浮気もできない、こちらの浮気にも気づかないよう
な人だから(笑)。

ボーリングとテニス。(96/12/23)

 先日のATCの忘年会はボーリングでした。僕は昔から結構ボーリン
グは好きで、よく投げていたのでスコアもそこそこは出るんですが、女
性陣が結構好スコアを出していたのには驚きました。以前、テニスのト
レーニングにボーリングがいい、という話は雑誌で読んだことはありま
すが、やはり関連性があるんでしょうかね。
 確かに主に利き腕を使いながらも、体全体でボールをコントロールす
る運動という意味では、共通点があります。もっともそう言ったら、砲
丸投げだってそうなんだけどね(笑)。ただボーリングのフォロースル
ーは、フォアハンドのそれに近いし、競技全体がサーブに似ているとい
う気はしますから、あながちそう外れでもないでしょう。ボーリングの
上手い人はテニスも上手い場合が多いのは、スポーツ好き、遊び好き、
凝り性という面があるにせよ、やはり近いものを感じるからこそだと思
います。ちなみに、20日の会社の忘年会では僕は227を出して優勝しま
した(自慢)。

テニスコートが大当たり。(96/12/22)

 いつもプレイしている朝宮公園のコートの2月から4月までの抽選が
あったのですが、今回は過去11年を振り返っても記憶にないほどの好成
績でした。 スケジュール のページを見ていただければわかるように、春
は毎週テニスができそうです。毎年この時期は激戦で、いつもコート確
保に苦労するのに、こんなに当たってしまって戸惑っているほど。後は
メンバーがちゃんと参加してくれるかどうかだけですね。

最近アクセスが減っているみたい。(96/12/20)

 さすがに最初の勢いはなくなったのか、週に200件ペースがちょっと
落ちてきました。多分、会社関係の連中が面白がって見ていたのが、飽
きてきたんでしょう。ただ、「あしあと」ボタンを押してくれる人の数
はあまり変わらないし、何と言っても参加申込みの人が相変わらず着実
にあるのが、嬉しいですね。今まで縁もゆかりもなかった人とのコミュ
ニケーションが目的で始めたホームページですから、一番わかりやすい
成果が参加の申込みです。これからもさらに名古屋のテニス好きと、ど
んどんネットワークが広がっていくといいな、と思っています。

面白いホームページってなんだ?(96/12/18)

 最近このホームページの参考にしたいと思って、いろいろ個人ホーム
ページをまた回って見ているんですが、本当に面白いwebって少ない
ですね。で、一体なにが面白いのかって考えてしまったんですけど、技
術的に凝っているというのは、その時のちょっとした驚きはありますが
所詮それだけ。グラフィックに凝っているのも重いだけで、なーんだ、
と言うものがほとんど。最近よく(?)コンテンツの充実、ということが
言われていますが、これも企画は面白くても文章の下手なのが多くて読
むにたえないページが多いし、だいたい量的に少なすぎて物足りないペ
ージがほとんどですね。
 そんな中で、やはりインターネットらしさを感じさせるのは双方向性
を生かしたwebですね。なんらかの方法で参加性があるようなところ
は、それだけで面白いと思います。いつかここにも取り入れたいと思っ
ていますが、どういうカタチでやったらいいのか固まらないので、もう
少し先の話になると思いますけどね。

完敗! ミックスダブルス大会 。(96/12/15)

 形原温泉ロイヤルテニスで行われたミックスダブルスの大会に出場し
ました。我がATCからは栗田・白木組、清谷・横井組が挑戦したので
すが、あえなく返り討ち。予選リーグ3試合で栗田組は3-6,1-6,1-6、
清谷組にいたっては2-6,0-6,0-6という惨憺たる結果に終わってしまい
ました。いやぁ、世間の壁は高いです。厚いです。内輪で遊んで満足し
ていては全然進歩がないということが、よくわかります。
 でも面白いのは、やはり井の中からたまにこうして外に出ると、自分
たちに足りないものがよくわかることですね。こういう刺激が時々ある
と、ルーティンないつものテニスに目標めいたものができますから、楽
しいです。これからも機会があれば恥をかきに出ていきたいと思ってい
ます。

同性同士の結婚。(96/12/13)

 週刊誌によれば、先日ハワイ州で画期的な判決がありました。なんと
同性同士の結婚を認め、普通の男女の結婚と同じ「平等の権利」がある
としたそうです。この「平等の権利」が保障されないと、扶養家族とし
て健康保険に入れなかったり、相手が死んでも遺産相続ができなかった
りといろいろ不利益があるということで、まさに同性愛者にとっては、
ようやく認められたある意味では「当然」の判決なわけです。
 ただアメリカの面白いところは、この判決が下る直前に「結婚制度保
護法」なんて、名前からしていかにも保守的な法律を下院で通してクリ
ントン大統領も署名しているんですね。これにより他州のカップルがハ
ワイで結婚して元の州に戻っても、その結婚は無効になるそうで、いろ
いろと考えていますね。
 同性同士の結婚が認められる国がある一方で、明らかに女性差別と思
われる姦通罪が未だに残る韓国みたいな国もあり、もちろん一夫多妻制
を堅持するイスラム国家もありで、結婚と一口に言っても、実はいろい
ろあって、日本の常識が世界の常識では全然ないんですよね。だから独
身の男女に限らず、既婚者もあまり結婚に対して世間的な「常識」の枠
の中で考えて窮屈にならない方がいいと思います。
 ところで、民法改正による夫婦別姓論議が高まっていましたが、その
後とんと話が聞こえてきませんがどうなったんでしょうねぇ。それこそ
別姓夫婦なんて世界を見回せばいくらでもあるわけですから、やってし
まえば問題ないと思うんですけど。

プロ野球界はプロデューサーを雇え。(96/12/11)

 結局清原のFAに伴うゴタゴタは、落合が日本ハムに移ることで一応
ケリがついたようですが、この移動で果たしてファンは喜んでいるので
しょうか?どうせ清原がセ・リーグに移るのなら桑田と対決できるジャ
イアンツ以外のチームが面白いし、落合が移るのならジャイアンツとの
遺恨試合となるセ・リーグのチームの方がが面白いのに、なぜかそうな
らないで、つまらないカタチで落ち着いてしまいました。プロ野球はわ
ざわざ自らの商品価値を下げるような真似をしてしまったわけです。
 それも結局、プロ野球界全体を見渡してプロデュースする人間がいな
いせいだと僕は思います。現在、球界全体の繁栄と利益を考えたら、ま
ずタイガースの復活が急務でしょう。角界で貴乃花の対抗勢力として曙
が強くならないと面白くないのと同様に、タイガース復権のために清原
が移るのなら意味もありますが、落合を追い出すような格好でジャイア
ンツに入ってしまっても、なんの意味もありません。ファンのことを考
えずに目先の欲で動くようなチームにいいようにさせていては、プロ野
球離れが進みこそすれ、この先発展していくとは思えません。Jリーグ
人気に陰りが見えているからと言って、すぐに安心してしまっていてい
いのでしょうかねぇ。

続・アメリカからメールが来ました。(96/12/10)

 謎のアメリカ娘シンディから来たE-mail。正体がわからないので、一
体何が目当てでこのホームページを見たのか?とメールを出したところ、
即座に返信が来ました。読んだ僕は一瞬意味がわかりませんでした。へ?
「lolicon pages」?なんと彼女は「ロリータ」愛好家だと言うのです!
oh my god!
 いやぁ、驚きました。日本の女性は欧米人から見れば幼く見えるとは
しばしば聞く話ですが、うちのメンバーはこう見えても平均年齢が30才
近いですよ(ばらすな、との声あり)。確かに彼女たちの写真を見てい
るだけなら言葉なんてわからなくても構わないかも知れませんが、それ
にしてもねぇ。うーむ、世界は広く、かつ深いです。ある種、感動すら
覚えてしまいました。目下シンディになんと返事を書いたものか、悩ん
でいるところです。

ブラザーシステムズさんとの 交流試合 成功 。(96/12/7)

 遂に実現した交流試合。当初予定していたよりも我がATCも参加人
数が減ってしまったのですが、かえって両サークル合わせて17人という
2面なら丁度良いくらいの数になりました。
 結果は男子ダブルス2組、混合ダブルス3組ともATCの勝ちでした
が、内容はかなり際どいものでしたから、まあホームの有利さというと
ころでしょう。それよりもお互い初めての相手と打つという経験はかな
り新鮮なものがあって、それが楽しかったですね。これからもどんどん
こうした交流は深めていきたいと思いました。

アメリカからメールが来ました。(96/12/6)

 このホームページは日本語ページしか用意してありません。世界に発
信するインターネットとは言え、名古屋のテニスサークルのホームペー
ジを世界の人に見せても、というターゲット絞り込みの意味と、単にペ
ージ数が多い(現在126ページほどあります)ので英語のページまで作る
のは面倒だ、ということと。
 それなのに、多分アメリカからだと思うのですが、外国の人から英語
でメールが来てしまったのです。一体、このホームページの何を見て、
僕にメールを出そうと考えたのか、さっぱり理解できません。まあとり
あえず、そういう意味の質問を返信しようと思っていますけどね。どん
な返事が返ってくるか、楽しみです。

忘年会シーズン到来。(96/12/5)

 師走となるとやはり忘年会。僕の場合は例年それほど数はないんです
が、それでも4つや5つはあります。わずか3週間くらいしか忘年会シ
ーズンってありませんから、集中するのは仕方ないんですけど、どこに
いっても混んでいるのは本当に参りますね。新年会はいつでもいいや、
ってことでかえってスケジュールが決まらなかったりするんですけど、
忘年会は「ケツカッチン」ですから、連日なんてこともしばしばです。
 そんな中、今年のATCの忘年会は趣向を変えてボーリング大会にし
ました。どうしても年末は忙しくて1次会に間に合わないメンバーと、
残業のない職場のメンバーとが一緒に飲もうということになると、宴会
は2次会から、というパターンもいいかな、というわけです。
 ちなみにボーリングは僕はうるさいです。なにせ学生時代は1ヶ月に
120ゲーム投げたことがあるほど凝ってましたからね。当時でハイスコア
255、アベレージ190台でした。最近は年に数回も投げませんからダメで
すけど。さて、今度の忘年会でどれほどのスコアが出るかな。

今さらですが、ドラクエ1&2。(96/12/3)

 今さらながらですが、SFC版で出たドラクエ1・2を始めました。
かつてあんなにはまって、毎日猿のようにやっていたファミコンも最近
すっかり子どもに取られ、インターネットにはまってからは、パソコン
でゲームすることも少なくなったのですが、それでもこうして寒くなる
と、かつてのゲーム猿の血が騒ぎだしてしまいました。
 ドラクエにしたのは、12/6に3が出るということを知ったからで、3
が出るならその前に1と2は復習しておかないと、と思ったわけです。
 しかし、ドラクエのような名作ゲームというのは、こうして改めてプ
レイしてみると、『ローマの休日』とか『スティング』のような名画と
同様の味わいがありますね。かつて1回(じゃないか、2回はプレイし
たな)やったゲームなのに、改めてその面白さをかみしめています。い
やぁ、これは今から3をやるのが楽しみだわ。

●尊敬されないジャンボと落合。(96/12/2)

 ゴルフでジャンボ尾崎が、コースレコードタイでぶっちぎって101勝
目。野球の落合は、日本ハムとヤクルトが争奪戦を繰り広げています。
この2人、ともにその実績では他の追随を許さない第一人者なんですが、
その言動ゆえか、実績の割には尊敬されていない日本では珍しいタイプ
のスポーツマンです。今までなら、これほどの選手ともなれば、神格化
されるくらいあがめ奉られたものです。野球なら川上・長島・王、ゴル
フなら青木・樋口・岡本。さらに相撲の双葉山・大鵬・千代の富士。サ
ッカーの釜本、ボクシングのファイティング原田に具志堅、マラソンの
瀬古・宗兄弟、柔道の山下、水泳の古橋、バレーの大古、自転車の中野。
 今並べたようなスポーツ選手と比べても全く遜色ない実績を誇る尾崎
と落合が、今一つスーパースターとして尊敬されない原因は、その言動
やマナーにあることは明らかですが、昔の名選手たちだって、皆が皆、
人格者であったとは、とても思えません。それでも尊敬されたのは結局
マスコミ報道が今ほど過熱していなかったからでしょう。
 以前なら本業の結果だけで評価されていたスポーツ選手が、どんどん
芸能人的な扱いを受け、スキャンダリズムに巻き込まれているのが現在
のスポーツ界です。千葉すずバッシングなどがその例。多分伊達公子だ
って、世界を股にかけて活躍していた分、芸能週刊誌的な報道が少なか
っただけで、ずっと国内でプレイしていたら、きっとあの性格からして、
もっと叩かれていたでしょう。野茂も同様なことが言えます。
 ドメスティックな活躍しかしていないジャンボと落合は、そういう意
味でも格好の餌食なのでしょう。確かに感心しない部分もある2人です
が、僕はもっとスポーツ選手はその本業で評価されるべきではないかと
思っています。

年賀状は虚礼か?(96/12/1)

 師走の声を聞くと、そろそろ年賀状のアイデアを練らなければなりま
せん。仕事柄、年賀状にはみんな結構凝る方ですから(なにせプロです
からね。ただ印刷やデザインに凝りすぎるとDMみたいになってしまう
のが難点です)つまらない年賀状は出せないぞ、なんて変なプレッシャ
ーもかかったりします。
 よく年賀状のような虚礼は廃止すべきだ、なんて声も聞きますが、そ
れは、その人が自分自身虚礼だと思って出しているからでしょうね。確
かに仕事の上での付き合いとかで、仕方なく出す相手もいることでしょ
うが、やはり滅多に会うことができない友人や知人に、何の遠慮もなく
年に1回手紙のやり取りができる年賀状というシステムはありがたいで
す。もう10年以上会っていない友人でも、毎年年賀状だけはやり取り
していれば、ずっとつながっている気がしますし、逆に年賀状が来なく
なると、もうすっかり糸が切れてしまったような寂しさを感じます。
 そんなわけで、僕の場合は出す相手が増えていく一方で、年々大変に
なっていきます。今年は宛名印刷用に新しいプリンタを買おうかな、と
今考えているところです。あ、宛名が印刷だと心がこもっていない、な
んて言う人も最近では減ってきたことでしょうが、もしそう思っていた
ら勘弁してください。全部手書きしたら、きっとめげて出さなくなりま
すから。出さないよりは印刷の方がマシでしょ。