幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 11月25日 ● 日記のネタを忘れてしまう。

 この「コーカイ日誌」を書き始めてすでに3年余り。最近ではすっかり毎日の習慣として自分の中で定着してしまっています。お陰で日常生活の中で常に「コーカイ日誌」のネタになるようなことはないか、アンテナを高くしてキャッチするようになりました。

 このアンテナを高くする、というのは、我々のような情報産業に生きるものにとっては基本中の基本。ただ、仕事のために張っているアンテナと、この「コーカイ日誌」のために張っているアンテナとは、ちょっと種類が違うような気が最近しています。

 仕事のためのアンテナというのは、世の中で新しそうに見えるだろう、という方向に向かっています。ところが「コーカイ日誌」用のアンテナというのは、自分にとって新しいと思えることに向かっているんです。

 ところが自分にとって新しいことって、逆に自分の中では鮮度がすぐに落ちてしまうんですよ。と言うのも、それを昼間にネタとして拾っても、夜自宅のパソコンで更新する前に、自分の中でなんらかの消化をしてしまうことがほとんどなんですよね。なにせ新しくて刺激的なことだから、すぐに周りの人間に話してしまうし、そうすると新しモノ好きな職場環境ですから、一気にそれが消費されてしまうんです。

 結果、自分の中で鮮度が落ちてしまって、夜にいざ書こうとすると「あれ、なんだったっけ?」という状態になってしまいます。つまり忘れてしまっているんですね。結局、更新する時に使うネタというのは、夜の段階で新鮮なネタか、それとも定番の時事ネタになってしまいます。

 もっとも、書きたいネタがない(忘れてしまった?)のなら、更新自体をやめてしまえばいいんですが、なんでしょうね、やっぱり何とかひとつ捻り出して書いてしまうんですよ。こういうのも「業が深い」というのでしょう。困ったものです。

 
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