幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 11月18日 ● 来季こそグランパス。

 久しぶりに瑞穂へグランパスの試合を見てきました。前日にピクシーの残留が発表されて、またわずかとは言え優勝への可能性も残っている今、どれほど気合いの入ったプレーぶりを見せてくれるか楽しみに行ったのですが、なかなか期待させる内容に大いに楽しむことができました。

 相手は優勝争いもしていなければJ2落ちの可能性もないガンバ大阪。稲本や小島といった期待の若手選手はいるものの、モチベーションは低いはずです。前半終始押し気味に試合をすすめるグランパスは、例によってピクシーの見事なフリーキックから先制したものの、前半終了間際に追いつかれ、その後も決定的なカタチを作りながらもなかなかシュートが決まりませんでした。

 ちょっとイヤなムードが漂いはじめたところで、それまでディフェンスで獅子奮迅の働きをしていたトーレスが見事なシュートで決勝点。そのまま安定した戦いぶりでガンバにチャンスを与えず勝ちきり見事に7連勝しました。

 カルロス監督に変わってからというもの、グランパスの試合は実に安定感があります。GK楢崎の怪我もあって、毎試合失点はしているものの、トーレスと大岩を中心としたディフェンスラインは統率が取れているし、中盤の底の山口とウリダのコンビも合ってきました。もちろん自慢の攻撃陣、ピクシー・呂比須・福田・平野・望月らも好調です(昨晩はちょっと呂比須が良くなかったですけど)。

 それに昨晩見ていて感じたのは、小川と石川の両サイドの守備の安定感。サイドアタックという点では特に小川は物足りませんが、その分ディフェンスにおいてはきっちりと相手のチャンスの芽をつんでいます。どちらかと言うと危ないのは中盤の底、山口がボールを奪って前線に出す時ですね。なんとなく息が合っていない感じで、あっさり相手に奪われてそこからカウンターを食らうことがあります。

 今季は立ち上がりが悪かったせいで、上位3チーム(清水・柏・横浜)には追いつけないかも知れませんが、とにかく下位相手の残りゲームを連勝して、その勢いで来季こそ初優勝を狙って欲しいものです。あ、その前に天皇杯があるな。ナビスコ杯の雪辱を天皇杯で晴らすのも良いかも。
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