幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 11月15日 ● 晩秋の琵琶湖は春爛漫。

 恒例のテニスサークル秋合宿に行ってきました。今回は琵琶湖大橋の側にある「ラフォーレ琵琶湖」が舞台。毎回行く先を変えているので、幹事としては手配も大変ですが、合宿の目的がテニスの強化にあるのではなく、メンバーの親睦にある以上、目先を変えることも大切だと考えています。

 穏やかで絶好の行楽日和ということで、往路復路とも名神高速道路は大渋滞。まあ地図とカーナビで抜け道を探しながらのドライブも、考えようによってはそれはそれで楽しいものです。

 琵琶湖は穏やかな湖面をたたえて我々を迎えてくれました。晩秋とは言え、陽気は春の如く暖かで、紅葉もまだまだという趣。テニスをするには最高のコンディションでTシャツ1枚でも汗ばむほどでした。陽気のせいか、踵の具合も随分良くなったような気がします。

 印象的だったのはテニス後に見に行った「琵琶湖博物館」。滋賀県立の施設でオープン3周年ということでしたが、それはそれは豪華な博物館です。常設展示室だけでA〜Dゾーンまであり、マンモスの化石や珍しい魚だけではなく、昔はその辺の池や沼にいたフナやメダカ、ザリガニ、タガメ、ゲンゴロウなども見ることができます。

 さらに面白いのは、琵琶湖関連だけではなく、古いオモチャ(結構マニアックに集めてあるんです、これが)やレコードが時代別に展示してあったり、昭和30年代の農家がリアルに再現してあったりと、実に盛り沢山、もしくは「なんでもあり」というごった煮的内容です。ざっと見るだけでたっぷり1時間半くらいかかりますが、これで入館料は500円なんですから驚きます。

 オープンが3年前ということは、恐らく計画はバブル期なのでしょう。むやみと豪華なこの博物館、結構家族連れやお見合い(?)と思われるようなカップルがいて賑わってはいましたが、行楽絶頂期でこの程度の賑わいでは、普段はそれほど人が入っているわけでもないでしょう。税金の無駄使いって批判されていないか、ちょっと心配になりました。

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