昨年夏に購入したレッツノート。B5サイズで96MBもメモリを積んでいて、しかもタッチパッドではなくトラックボール。当時ソニーのバイオが素人受けなら、レッツノートはパソコン好きに人気が高い玄人好みの機種でした。
僕はこれを沖縄に持っていて、南の島からメールを読んだりホームページの更新をしたりと、すっかりモバイル野郎気分に浸っていたのですが、リゾートの恋も都会に戻れば熱が冷めるように、名古屋に戻ってきたらすっかりレッツノートも使わなくなってしまいました。今では会社に置いておき、気が向いた時に「信長の野望」や「高校野球道」などのゲームをするだけ。まさに高価なゲーム機と化しています。
ところで、このレッツノートの現状を知ると「譲って欲しい」という人が次々と現れます。昨日も会社の同僚Nさんから「10万円で買うよ」という話があり、思わず「売った!」と叫びそうになりました。なにせ大須で売っても決してそんな高値では引き取ってもらえませんからね。
Nさんは自宅でもある程度仕事ができるように、ワープロとメールが使えればいいということです。それならデスクトップを買った方が安いと思うのですが、どうもノートパソコンのような小さなものが気になるようです。まあ気持ちはわかりますけどね。大袈裟なデスクトップパソコンよりも、小さなノートパソコンの方が、心にかかる負担が少ないし、使わなくなった時も邪魔になりません。
とは言え僕もレッツノートはゲームマシンだけではなく、一応セカンドマシンとしても旅行の時のモバイルマシンとしても使っていますので、やはり売ってしまうわけにはいきません。新たにノートパソコンを買い直すということならともかく、まずは家の古いデスクトップ(PC9821Xa/K8)を新しくしないといけないのですが、そんな金銭的余裕はありませんしね。でもさすがに2000年がやって来るというのに、5年も前のパソコンを使い続けるのもきつい話だよなぁ。
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