相変わらず左足踵が痛いために、踵をつけないでつま先だけで歩いています。家の中を移動するようなちょっとの距離なら問題はないのですが、会社までの通勤ということになると、これは結構苦行です。以前万歩計をつけて測ったら、家から会社までの間に約2400歩ほど。これをずっとつま先立ちで歩くと、痛いのは踵ではなく左足のふくらはぎや右足の太股。かばって歩いているために、他の部分に負担がかかってくるからです。
では左右均等に筋肉を使うためにと、右足もつま先立ちで歩いてみました。これは確かに左右均等に疲れますが、その疲れ方が半端じゃありません。ちょっとの距離でも結構足の筋肉はひくひくと痙攣してきます。それに、そもそもあまりみっともいい格好ではりませんから、人通りの多い場所でやるのはちょっと気恥ずかしいものがありました。結局少しチャレンジしてみてすぐにやめてしまいました。
ちょっと前にこのつま先歩きがダイエット法のひとつとして紹介されていましたが、そのきつさだけは身に沁みてわかりました。ただ筋肉は酷使されますが、果たして本当にダイエットに効果があるのでしょうかね?ダンベル体操と同じで、筋肉の量を増やせば、それだけ基礎代謝量も上がりますから、そういう意味ではカロリー消費もスムーズにいき痩せる、ということになるのでしょう。しかも歩くわけですからエアロビクス運動です。20分以上続ければ脂肪を燃やすことも可能でしょう。
でもダイエット法というのは手軽に続けられなければ意味がありません。その点でこのつま先歩きは、かなり弱点があります。ひとつは運動としては見た目の割には相当きついので続けるにはかなりの根性がいることと、なにより歩く姿がみっともない、というのが最大のウィークポイントです。
踵をつけないでひょこひょこ歩く姿は、まるでアヒルかガチョウがお尻を振って歩いている姿のようです。好きな人の前では絶対にやりたくありません。まあ1日のうちの限られた時間だけ歩けばいいのかも知れませんが、だったら気持ちよく早朝にウォーキングをしてくる方が精神衛生上も良いと思います。
いずれにしてもダイエットに近道はありません。王道を行くばかり。もっとも最近はすっかり道草ばかりで全然ダメですけどね、僕は。
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