幹事クリタのコーカイ日誌2010

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7月6日 ● サックス年齢1才。

 昨年の7月6日に初めてサックスを吹いてから1年が経ちました。「7月6日はサックス記念日」なのですが、その記念日を迎えて1年を振り返ってみると「よく続いたな」というところでしょうか。なにせ音楽経験は中学校の音楽の授業まで。高校入学祝いに買ってもらったギターはFのコードが押さえられずに挫折。それ以来30年以上もカラオケ以外の音楽から離れていたのですから、本当にちゃんと続けられるかどうか不安でした。

 続けるための方策として、いきなり「マイサックス」を買ったのが良かったと思います。それも当初はいつやめても良いように6万円くらいの安物を買うつもりだったのが、結局20万円近いちゃんとしたサックスを半年先の「冬のボーナス払い」で買ったのが正解でした。高い買い物を無駄にするわけにもいかないし、それもまだ金も払っていないとなると、ますますやめるわけにはいきません。それにやはり初心者とは言え、良い楽器を使っている方が気持ち良くて続ける気になりますからね。初心者でもできるだけ高い楽器を買えという楽器経験者のアドバイスは正しかったと思います。

 最初の2ヶ月半は曲も吹かないで地道に基礎訓練。ロングトーンとタンギングとスケールの練習。それからテキストに沿って簡単な曲をいくつか練習していきましたが、「ムーン・リバー」を12月から6月まで7ヶ月もやってしまいました。それだけ練習しておいて本番で失敗してしまったのですから目も当てられませんが、少なくとも練習ではちゃんと吹けるようになったのですから、基礎の基礎だけはある程度できるようになったということになります。大事なことは発表会でちゃんと吹くことではなく、サックスの実力を上げることなので、まあよしとしましょう。

 2月にマウスピースとリガチャーを変えてから2ヶ月くらいは慣れるまで大変でした。それまで結構いい加減に吹いていたのを、きちんと基本通りにやらないと音がキレイに出なくなったからですが、これでまた基本に返ったのも良かったと思います。何事も基本が肝心です。

 さて、昨日からようやく新しい練習曲に入りました。「モーツァルトの子守唄」ですが、これは小指の練習のためなので2回くらいでサラッと終わって、さらに次の「ロンドンデリーエアー」もすぐに終わる予定。先生曰く、たっぷり練習するつもりなのは「世界の車窓から」だそうです。この曲は裏打ちのリズムが難しく、これをしっかり練習してリズムの基礎をしっかり身に付けることになりそうです。

 週に少なくとも2回、多ければ5回くらい練習して、1年かかってようやく1歳児並みのヨチヨチ歩き程度になってきました。これで3年くらい経てば言葉を喋るように、少しはサックスで表現できるようになるのでしょうか?早く幼稚園に入ってみんなで遊べるようになりたいものです。いま1人で吹いていても楽しくないわけではないですが、やっぱり楽器は合奏してこそ楽しいものですよね。



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