昨日の７月６日は俵万智のサラダ記念日でしたが、僕にとってはサックスの体験レッスンに行った「サックス記念日」になりました。と言っても、今後も続けていけば「記念日」ですけど、すぐにやめちゃったら恥ずかしいだけなので、敢えてここで書いて自分に少しプレッシャーをかけておこうと思っています。

　レッスンは３０分。３０代の男性の先生ですが、腰が低くて丁寧で明るい人で、これならずっと続けられそうだなと感じました。最初にサックスの組み立て方から始め、「今日は音を出すところまでやりましょう」と言われたのですが、実際には一発で音が出てしまったので「あれ、終わってしまいましたね」ということで、次にロングトーンの練習、というか、とりあえずどれだけ続けて音を出せるかやってみて、と言われて頑張ったら１６秒できたので「最初からできる人は少ないです」と誉められました。気分が良いです。うまく乗せられています。

　「じゃあドレミを吹いてみましょう」ということになりました。ひとつずつ指で押さえながら低音になっていくのですが、低くなればなるほどうまく音が出ません。同じ指使いでもオクターブ高い音になってしまうのです。低音を出すためには腹式呼吸で息を吐かないといけないらしいのですが、さすがにこれはすぐにできるものではありませんでした。四苦八苦しながらも何とか良い音が出ると嬉しい！うーん、こんな単純なことが楽しいですから、初めてやることって面白いですね。

　あっと言う間に３０分が終わりました。「よかったらまた来てください」という腰の低い先生に見送られてすっかりその気になったので、すぐに入会申込みをしました。正直、レッスン料は高いので躊躇をしていたのですが、まあ何とかなるかということで、これから毎週月曜日に個人レッスンが始まります。先日サックスが吹けたらモテるかな、という話を書きましたが、モテるくらいに吹けるようになるのは何年後のことやら。気の長い話です。