幹事クリタのコーカイ日誌2009

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7月11日 ● 結局、痩せる秘訣はそれ。

 僕は過去に2回、本気でダイエットをしました。最初は1996年の秋から8ヶ月で10kg落とした時で、この後はそれから3年かけて元に戻ってしまいました。2度目は2004年の春から7ヶ月で9kg落とした時で、この時は父親が死んでダイエットする気力を失い、ずるずると体重を戻してきました。ただ2度目のダイエット後は5kgくらいは戻りましたが、それ以上にはならないようにずっと維持をしてきたので、完全に失敗というわけではありません。まあとはいえ、普通にデブではあるんですけどね。

 で、今年2月に3度目のダイエット宣言をしたわけですが、実はこの5月末まで4ヶ月かかってほとんど体重が減りませんでした。一度は3kgくらい落ちたのですが、春になってまた元に戻ってしまったのです。当初の目標だったお盆の高校の大同窓会までに6kg減という数字はほぼ達成不可能だろうと自分でも諦めていました。

 ところが6月から心身ともに調子を崩して以来、一気に痩せ始めました。食べられない、眠れない日々が続き1週間で2kg痩せた後、胃袋が小さくなってしまったこと、油っこい食事を受け付けなくなったことから、その後、毎週1kgのペースでずっと体重が減っていくのです。

 これまでのダイエットは1ヶ月で1〜1.5kg程度の緩やかなものだったので、週に1kgというハイペースは自分でも驚きです。6月からの5週間でなんと6kg減。お腹はひっこみ、顎はとがり、顔もひと回り小さくなりました。一時期パンパンだった服がまた楽に着られるようになりました。

 「どうやって痩せたの?」と女性から時々聞かれますが、今回は「食べない」としか言いようがありません。ウォーキングもダンベル体操もやっていません。何も考えず、ただ単に食べ物が喉を通らないだけでこんなに痩せるんだということに驚いています。まあ精神的ショックから食べられなくなっただけなので、本来的には決して健全なダイエット法とは言えないのでしょうが、僕はずっと高カロリー食ばかりを食べ続けてきたので、食生活が改善されたと考えれば合理的かつ健康的です。

 恐らく僕の場合は週に3回テニスをやっているから基礎代謝は十分に高いまま維持しているのでしょう。今さら少々運動をしたところで大した差はないし、運動をすることでお腹が減って余計に食べていたくらいかも知れません。だったら、特別なことをしないで単純に食事の量と内容を変えれば良かったわけです。

 それにしてもこれだけ急激に痩せると、自分でも「癌?」と思わないでもありません。いや、癌の兆候はまったくないので大丈夫だとは思いますが。ただ病気でもないのに、このまま週1kg減のペースがどこまで続くのか、我ながら興味津々です。なにせ未だに食欲は落ちたまま戻ってきてはいませんから。お盆の同窓会の時にはガリガリに痩せて登場、ということになっちゃうんでしょうか?