幹事クリタのコーカイ日誌2010

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8月18日 ● 5社対抗クルマ査定合戦決着。

 先日の「5社5様」の義父の車の査定合戦から3日。いよいよお盆も明けて最終決定の日が来ました。最初に145万円を提示して他社の動向をうかがっていたC社は最高額が175万円と聞いて二度目の提示もせずに早々に白旗。あっさりと引き下がりました。

 次に実直で熱心なA社。自分の査定額を出す前に「他社はいくらくらいですか?140くらいは出ましたか?」と聞いてくるので、175だと言ったら声が裏返ってしまいました。無理ならやめても良いよ、と言ったのですが、何とか頑張ると言うので返事を待っていたところ「171が限界です。これでうちに決めてもらえませんか?」と訳のわからないことを言い出します。他より高いか、せめて同額を出して言うならともかく、どうして低い査定額を出しておいて「決めてもらえませんか?」なんでしょうね。頑張ってくれたことはわかりますが、丁重にお断りしました。

 目つきの悪い細かいD社も査定額を出す前に「いくらくらい出ましたか?」と聞くので、175と答えたらこちらも絶句。「170までは出そうと思っていたのですが、相談してまた電話します」とのこと。しかし、ここも5分で「無理でした」と白旗を上げてきました。

 結局最初に175万円を出してきたB社とE社が残りました。同額なので、まだ上げる余地があるかどうか聞こうと電話したところ、E社のこじゃれた担当者(と言うか、小さな会社なので実は社長)がいません。で、B社に電話したところ、こちらは中村俊輔似の若者の携帯が「電源が入っていない」と、およそ営業らしからぬ状態に。仕方なくB社の営業所にかけたら「退職しました」と驚きの返事。3日前に査定に来た若者がやめてしまうとは面妖な、と思ったら、店長が電話に出て「実家の都合でやめました。代わりに私がお話をうかがいます」とのこと。

 ではとばかりに店長に同額なんだけど、と言ったら「もう限界ですがE社に相談せずにこちらにお任せくださるということなら上乗せします」とのこと。まあお決まりの営業トークなので断って改めてE社に相談することもできるのですが、なにせ向こうは社長がつかまらなかったこともあったので、面倒になって店長にいくら上乗せしてくれるか聞いたら177万円にするとのこと。まあそれで手を打ちましょうということにしました。

 E社は残念でした。小さな会社で社長も楽しそうな人だっただけに何とか助けてあげたかったのですが、本人がいないし折り返しの電話もかかってこないのでは仕方ありません。営業所に電話して女性にお断りを伝えておきました。あえなくE社は不戦敗です。で、最後にお盆前120万円という査定額を出したディーラーにも電話して「177万円でほかに売る」と伝えたところ「うちは130万円が限界なのでそちらの方が良いですよ」とのこと。競り合う気もハナからないみたいです。

 結果ランク外ディーラー(Tヨタ)130万円、5位C社(Rビット)145万円(途中棄権)、4位D社(Aップル)170万円、3位A社(C−チス)171万円、2位E社(M屋自動車)175万円(不戦敗)、優勝B社(Gリバー)177万円。いやぁ、事前に思っていたよりどこの会社もはるかに高額な査定額を出していただきました。お盆に頑張ってもらって感謝です。

 それにしても前回も書きましたが、総支払額190万円で購入した車を1年余り乗って177万円で買い取ってもらえるって、なんかおかしいと思いますが、それでも買った業者が儲かるということは、どれだけ彼らは高値で売るつもりなんでしょう。聞いたところによれば、中国で高値で売れるそうです。船賃やら何やら入れたら向こうで240万円くらいで売るのかな?これを日本人も中国人相手にあこぎな商売していると考えるべきなのか、中国人は本当にいま金を持ってるんだなぁと思うべきなのか。多分両方でしょうね。



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