幹事クリタのコーカイ日誌2010

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3月11日 ● ツイッターで人見知りを克服。

 これを言うと100人が100人とも笑うんですが、実は僕は結構な人見知りです。知らない人と会うのは苦手、知らないところに行くのも苦手。特に知らない集団の中に一人で入っていくのは大の苦手です。テニスサークルの幹事なんかして、いつも知らない人とやり取りしてるじゃん、と言われますが、それは自分のホームグランドに知らない人が入ってくるのなら何とかなるからです。もし逆に全く知らない人ばかりの中へ一人でテニスをやりに行けと言われたら、とてもそんなことできません。だからうちのサークルをネットで知ってメールで申し込んで入ってくる人を見るたびに「勇気あるなぁ」と感心しているのです。

 そんな僕ですが、実は最近この「人見知り」をやめてみようと思っています。やめられるなら人見知りじゃないと言われるかも知れませんが、とりあえず勇気を奮って知らない人とも積極的に会うことにしているのです。ラジオ番組に出てみたのもそのひとつなら、山本プロにレッスンのお願いをしてみたのもそのひとつ。他にもいくつか知らない人と頑張って会ってみたことがあります。

 なぜそんな気になったかと言うと、人見知りのまま既知の人間関係に安住しているのは楽ですが、これ以上は人生が楽しくならないかも知れないと思ったからです。「楽」することと「楽しむ」ことは同じ漢字を使っても微妙に違います。「楽」だけど「楽しく」ないこともあれば、「楽」じゃないけど「楽しい」こともあります。ちょっと心の負担になるけれど、人見知りを克服して知らない人と会うと、そこから新しい楽しみが広がるかも知れません。

 ただ、人見知りについてはちょっと頑張るけど、会うこと自体には無理はしません。あくまでも自然の流れの中で会えそうな新しい人に会いに行くだけ。会いたい人だからと言って、無理に会おうとは思いません。会うべき人ならそのうち会える、会えないということは今は会うべき時じゃない。人との出会いはきっとタイミングが重要だと思うので、その流れを大事にしていると人見知りなんかしていてはもったいないということです。

 まあこういう風に思えるようになったのも、ツイッターで毎日知らない人とコミュニケーションをとっているからかも知れません。最初はツイッターでも人見知りしていたんですが、ある時から思い切って知らない人にも有名人にも遠慮なく絡んでいくようにしたら、すっかりそれに慣れてしまいました。もし無視されたらそれまでのこと。縁がなかったんだと思えば良い。縁があればきっと人と人はつながります。ツイッターもリアルもそれは一緒です。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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