先日書いたように名古屋のコミュニティＦＭの番組にゲスト出演してきました。とにかくコミュニティＦＭらしいアバウトさというか、いい加減な番組で、台本も構成もなくほぼパーソナリティとゲストのアドリブの会話だけで進行していくという１時間番組。途中でゲストの希望する曲が３〜４曲かかりますが、後は全部アドリブトークです。いくらコミュニティＦＭと言えども、これだけアバウトな番組は滅多にないでしょう。学校の校内放送の方がよほどきちんと作り込んでいます。

　なにせこの番組には提供スポンサーさえついていません。スポンサーがついていたらさすがに「もうちょっとちゃんとやってくれ」と苦情を言いそうです。もちろん、そういうことを言わせないために、ラジオ局の社長が「スポンサーなしでいいよ」と言ってくれているそうですが、公共の電波をそこまで私物化していいものかどうか。なにせスポンサーがついていないということは、儲けていないということですからね。完全に遊びです。もちろん我々出演者もノーギャラ。ボランティア活動かお遊びかって感じですね。

　とは言え、番組は番組。出演は出演。なので、事前に友人知人約１００人近くにメールで告知しておきました。「今夜８時からラジオに出るよ〜」と。さらにツイッターにもつぶやきを投稿。ブースに入ってからもつぶやいていたのですが、さすがに本番中にツイッターする度胸はありませんでした。それがちょっと残念。番組内ではツイッターの話もかなり熱く語ったというのに。

　それとコミュニティＦＭなどで電波が届くのは名古屋近郊だけだと思っていましたが、なんとネットでライブ配信をしていたのです。映像付きで配信しているのですから、ラジオと言うよりはテレビ。僕は目立つ場所に陣取っていたので、映像を見ていた人ならハッキリと僕のことが認識できたことでしょう（↓）。

　パソコンで番組を視聴できるのなら、仕事中でもエリア外でも、それこそ地球の裏側にいても大丈夫だったわけで、だったらもっとたくさんの人に告知しておけば良かったと思いました。今やラジオというメディアはラジオにとどまらず、ネットのコンテンツのひとつとしてある時代です。そういう意味ではまだまだラジオにも可能性があります。来週火曜日も出ますので、ご興味のある方、ぜひネットで視聴してください。

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