幹事クリタのコーカイ日誌2009

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10月29日 ● アクセス数も大事だけど、それより嬉しいもの。

 以前書いたように、この「コーカイ日誌」も昔はアクセス数が増えるように「受け」を狙ってみた時期もありました。もう10年くらい前の話ですが。それ以降、徐々に受け狙いはトーンダウンしていき、ある程度想定した読者のために、そして未来の自分のために書いているという意識が強くなりました。

 ただ公開している以上、もちろん不特定の読者を意識していないわけではありません。極私的で人が全く興味を持たないようなことは滅多にネタにしませんし、スポーツ、芸能、政治など多くの人が興味を持っているような時事ネタを頻繁に取り上げてはいます。

 もちろんアクセスが増えるのも決してイヤではないのですが、ただアクセス数よりももっと嬉しいのは、共感のメッセージを頂く時です。要は量より質。先日もある読者の方からこの日の内容に対してメールで「元気いただきました ありがとうございます」と言われました。こういうメールは1000のアクセスよりも嬉しいものです。僕のメッセージが届いたなぁと思うと、じんわりと温かな気持ちになります。

 メールだけではなく、自分のブログで誉めてくれる人、実際に会って「面白かった」「共感した」と言ってくれる人もいますし、最近ではTwitterで感想をもらうこともあります。どんなカタチであれ、そうやって「届いた」という実感があると、書いていて良かったなぁと思います。

 もちろん、完全にオープンにしている以上、悪意に満ちたメールが届いたりすることもあります。最初は本当にムカつきましたし凹んだりもしましたが、最近はかなり慣れてきてスルーできるようになりました。とは言え、この手のメールはアクセス数が増えればそれに比例して増えるものですから、やはり大事なのはむやみとアクセス数を増やすことではなく、あくまでも「量より質」。

 別にプロの作家のようにこれで金を取っているわけではないので、毎回感動させようとか、為になることを書こうとは思っていませんが、読んだ人の気分を悪くさせたり、全くムダな時間だったと思われない程度には頑張って書き続けていこうと思っています。