幹事クリタのコーカイ日誌2009

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6月18日 ● 2011年大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』。

 2011年の大河ドラマの主役が「江」に決まりました。さて、ここで「江」と書いて正しく読める人はどれくらいいるでしょう?そしてそれが誰なのかわかる人は?相当な歴史好きでないと「江」ではわかりませんね。これを「お江の方(もしくはお江与の方)」とすれば、少し正解率が高くなると思います。「江」と書いて「ごう」と読むこの人は、浅井長政とお市の方の間に生まれた戦国美人三姉妹の末娘で、後の2代将軍徳川秀忠の正室です。つまり有名な淀君の妹で、織田信長の姪で、徳川家光の母、そして大奥の初期に君臨した女性でもあります。

 大河ドラマは『江〜姫たちの戦国〜』というタイトルで、脚本は『篤姫』の田渕久美子。つまりNHKとしては『篤姫』で大奥の最後を描いたのに続いて、今度は『江』で大奥の最初を描きたいと目論んでいるわけです。完全に民放の『大奥』の後追い企画です。どんどん女性向けにシフトしている大河ドラマですから、ある意味自然な流れなのかも知れませんが、あまりドロドロになったり、逆にスィーツになったりはして欲しくないですね。今の『天地人』は見るに耐えませんから。

 まだタイトルと脚本家しか発表されていないので、主役を始めどんなキャスティングになるのかは皆目見当がつきませんが、恒例(?)なので、勝手にキャストを決めてしまいましょう。まず主役。これは『篤姫』同様に若い女優がくると思います。候補としてはNHKが過剰に贔屓している長澤まさみが最有力候補でしょうか?ここは美人三姉妹ということで、淀に綾瀬はるか、お初に石原さとみ、そして主役の江には長澤まさみといきましょう。年齢的にも良い感じの並びです。

 母のお市の方には黒木瞳、父の浅井長政は中井貴一、義父の柴田勝家を佐藤浩市、織田信長を真田広之、豊臣秀吉を香川照之、徳川家康を唐沢寿明、徳川秀忠を二宮和也、春日局を蒼井優ではいかがでしょう?多分「姫たちの戦国」という副題がついていることから、かなり女優がたくさん登用されるドラマになると思います。若手注目株の女優陣がわさわさ出てきそうです。

 まあ過去にも大河ドラマのキャスティングを予想(『新選組!』『龍馬伝』)しましたが、見事に毎回外してきました。今回もまた全然違うことになるんでしょう。またそれも楽しみです。