幹事クリタのコーカイ日誌2008

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6月13日 ● 大河ドラマ『龍馬伝』キャスティング予想。

 NHKの大河ドラマ『篤姫』が好調です。思い切って現代的な演出をしているので、見ていて「ありえないだろう」と突っ込みを入れる時もありますが、概ねわかりやすい内容になっています。このまま後半の皇女和宮降嫁へと勢いに乗っていくことでしょう。

 で、来年の大河ドラマ『天地人』の主要なキャストも発表されました。主演の妻夫木聡をはじめ、常盤貴子、長澤まさみ、阿部寛、高島礼子、玉山鉄二、相武紗季、高島政伸と、民放ドラマ主演級の人気俳優を揃えてきていて、来年もかなり若々しい大河になりそうです。

 ということで、来年の話でも鬼が笑うのに、再来年2010年の大河ドラマの話です。タイトルは『龍馬伝』ということで、もちろん坂本龍馬が主役。戦国と幕末をほぼ交互に取り上げる大河ドラマですが、幕末一の人気者である龍馬がいよいよ登場です。まだキャストも全然発表されていないので、ここで勝手にキャストを予想してしまいましょう。

 まず主役の龍馬ですが、そろそろジャニーズがくるのではないかと読んでいます。じゃなければ歌舞伎界からということも考えられますが、来年妻夫木主演でジャニーズ以外の若手イケメン俳優を揃えそうなので、バランスをとると再来年がジャニーズイヤー。それに脚本の福田靖は『HERO』『CHANGE』とキムタクのドラマの脚本も書いているだけに、ジャニーズ事務所も安心でしょう。

 ジャニーズで龍馬のような大柄で豪快かつ気配りもできる繊細な役を演じられるとなると、やはり長瀬智也ということになります。すでにTOKIOの同僚松岡昌弘が『武蔵 MUSASHI』で大河を経験していますし、去年高知弁で喋り捲る『歌姫』で主演をしたこともある長瀬以上に龍馬に適役な俳優は考えられません。

 そして『龍馬伝』で龍馬と並んで主要な役になる岩崎弥太郎ですが、長瀬の相方となればここは岡田准一でしょう。共演の実績も十分にあり、この2人でW主役というのは日テレのお家芸ですが、NHKがそれをパクることは十分に考えられます。三菱財閥の祖である弥太郎に岡田はぴったりはまります。

 龍馬とくれば恋人のおりょう。本当は相武紗季なら長瀬と話題性も十分なのですが、来年の『天地人』に出るとなるとありえません。気が強くて機転も利き、しかも尽くす女のおりょうには仲間由紀恵はどうでしょう?『ごくせん』でジャニーズタレントとの共演も多いし、大河では主役も演じただけに長瀬には心強いパートナーになります。

 シスコンだった龍馬の大事な姉の乙女には松嶋菜々子。大柄だったそうですし、女ながらに気丈で明るい性格も松嶋なら演じられそうです。福田脚本の『救命病棟24時』にも出ていますし、もちろん『利家とまつ』で大河主演も経験済み。寺田屋のお登勢には沢口靖子。関西出身で気の強そうなところがピッタリです。

 龍馬が強い影響を受ける勝海舟にはジャニーズの重鎮である東山紀之。幕末の志士たちは敢えてジャニーズで揃えると、盟友中岡慎太郎に堂本剛、高杉晋作に山下智久、桂小五郎に山口達也、大久保利通に井ノ原快彦。このあたりは実際の写真とも雰囲気が似ています。問題は西郷隆盛で、あれだけの大柄な人物を演じられる俳優がジャニーズには見当たりません。ここは『池袋ウエストゲートパーク』で長瀬と共演した坂口憲二を起用します。徳川慶喜に滝沢秀明、孝明天皇に二宮和也、土佐藩主山内容堂に近藤真彦でどうでしょう?

 新選組をどれくらい登場させるかわかりませんが、ゲスト的に扱うなら『新選組!』の香取慎吾が近藤勇役でぜひ登場して欲しいところ。土佐藩の若い藩士や、海援隊の隊士などにジャニーズの若手を多数起用して、最近流行りの「イケメンドラマ」とする可能性も十分です。さて、どれくらいこの予想が当たるか。もっとも、僕は『新選組!』の時もやはり前々年にキャスティング予想をして大外しをしているので、今回も全く当てにはなりませんけどね。