幹事クリタのコーカイ日誌2008

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3月28日 ● 金欠の時ほど欲しいモノがある。

 もう繰り返し書いていますが、いまとても金欠です。直接の原因は息子の大学進学ですが、それはもちろん奴が生まれた18年前からわかっていたことです。今さら何を言ってるんだか、ということになるのですが、こうなってしまったのはサブプライムローンにあります。つまりこの半年の株安による資産の目減りによって、いきなり我が家の経済状態が悪化したためです。半年前には、もう少し余裕をもってこの時期を迎えられると計算していたのに、現状は株も投信も含み損ばかりで売るに売れません。

 まあもちろんそんなリスクの高い商品にばかり投資していたわけではないので、何とか入学資金は用意できたのですが、「金欠気分」がマックスに達していることは間違いありません。そもそも1年半前にマンションをいきなりドーンと買ってしまったし、その時に調子に乗って家具やら家電やらに大盤振る舞いしてしまったのも、今となって「やり過ぎだったな」としょんぼりしています。

 ところがこんなに金欠気分なのに、こういう時に限ってさらに物入りになるんですよね。今週末は僕と息子を残して、母と妻と娘の3人で鎌倉旅行に行くことになってます。去年も春休みに鎌倉旅行に行ったのに、娘がどうしてももう一度行きたいというので、だったら僕はお金だけ出すから女だけで言ってこいと、半年前、まだ気が大きい時に言ってしまったのが運の尽き。まあ日頃、自分だけがテニス関係で泊まりで遊びに行っている罪滅ぼしの意味が大きいので、そのための旅行資金一切も用意しました。新幹線代だけで往復6万円強、宿泊費と食事代も合わせてトータル15万円くらいかかります。とんだ出費です。

 さらに娘もいよいよ高校受験なので、来月から彼女の塾の費用も月に2万円加わりますし、息子が乗るようになるからと2台目のクルマも買おうと考えています。2台目のクルマを買えば駐車場代も税金、保険もかかります。クルマは初期費用よりもランニングコストがバカになりません。もちろん息子の大学の費用は今後4年間ずっと大きな負担です。

 こんなに物入りなのに、先日も書いたようにメガネを新調しちゃったし、テニスラケットとシューズも買ってしまいました。もちろん全て古くなって必要だから買ったんであって、贅沢とは言えないし、ある意味仕方ない出費ではあるのですが、やっぱり苦しい時になんでまた、という思いはあります。挙げ句にアマゾンでこんなものを見つけて強烈に「欲しい!」と思っています。

 実は子どもの頃から寄席番組が好きだったんですが、最近ほとんどテレビでは見かけなくなり寂しい思いをしていました。なので、最近の落語家はほとんど聴いていないのでわからないのですが、昭和時代の落語家ならそこそこ知っています。そんな懐かしい名人たちの噺を集めたDVDが、たった2万円強で買えるのですから良い時代になったものです。CDなら要らないけど、DVDだから欲しいんですよね。お金ないけど買ってしまおうかなぁ。でもこうなると志ん朝のDVDも欲しくなります。まずいな、まずいぞ。