幹事クリタのコーカイ日誌2007

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5月3日 ● 「高田の背番号も知らないくせに」。

 ここのところ良く登場する某氏ですが、本当に結婚はしたいらしいのです。でも本当に結婚したいのなら「20代半ばの若くてキレイな女の子と愛のある結婚」なんてアホな夢を見ていてはいけないと周りの既婚者から説得されるのですが、なかなかそこが納得できないようです。「だって織田裕二だって上野樹里と結婚したじゃないですか〜」って、それはドラマだ!それにお前は織田裕二じゃない!40才過ぎて何を寝惚けたことを言っているのだと言われても、本人のストライクゾーンがそこにしかないのですから仕方ありません。

 某氏が若くてキレイな子に拘るのは、それ以外に女性の価値を判断することができないからです。中学生や高校生ならともかく、良い年した大人になれば普通は結婚相手は性格とか相性で選ぶものですが、先日のねるとん女に騙されたように、某氏は女性の性格という極めて曖昧で複雑なものを判断する能力に欠けているので、どうしても基準が誰にでもわかる年齢とルックスになってしまうのです。

 しかし当然そういう性格ですから、某氏は面白い話ができるタイプではなく、また良く気がつくマメなタイプでもありません。つまり本人の能力で魅了することができないのですから、女性を口説く手だてはお金しかないのですが、「お金についてくるような女はイヤ」と言うのですから手の施しようがありません。とりあえず金で釣っておいて、それから徐々に愛情を深めていけば良いんだよ、と言っても聞く耳をもたないのです。

 せめて20代という枠だけでも外せば、きっと某氏のようなタイプでも「可愛い」とか「面倒を見てあげよう」とか思ってくれる母性愛とホスピタリティ溢れる大人の(つまり現実を知っている)女性がいると思うのですが、本人は「別にキレイで若く見えれば30代でも可です」などとふざけたことを言っているので、これでは話になりません。

 それにしても20代の女性と一体某氏は何を話すというのでしょう?40代と20代の間に横たわる文化的ギャップというのは相当あります。40代が十分に情報感度が高くて話題豊富で20代と共通のネタで話せるのなら良いですが、某氏は全くそんなタイプではありません。ただ精神年齢が実年齢に比べて子どもっぽいというか幼いというか未熟というか、そういう意味では「若い」ので、某氏自身はあまり20代ともギャップを感じていないかも知れません。向こうがどう思うかはともかく。

 「高田の背番号も知らないくせに」というのは、グレープの『朝刊』という歌の歌詞ですが、高田の背番号は知らなくても、せめて「高田」が誰かわかる程度の文化的共有ができる相手と結婚した方が何かと楽だと思うのですけどね。もっとも高田は1970年代に活躍した選手ですから、30代でも難しいかなぁ。


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