昨晩は会社の先輩Ｋ原さんが３月末に退職したので、Ｋ原さんといつもランチを一緒にしていたメンバー８人で「卒業お祝い会」をやりました。みんなでよくランチで行っていたイタリアンレストランでディナーコース。お店の人たちも我々のことを良く知っているので気持ちよく食事をしながら話も弾みました。

　この８人は数年前までは全員同じフロアで働いていたのに、今でも同じところに残っているのは僕も含め３人だけ。Ｋ原さんは今月から念願の観光ガイドボランティアの準備のために大学に通っているし、Ｙ田さんは今月から別の部署に異動になってハードワークの毎日。Ｈ川くんは２年前、Ｓ井くんは３ヶ月前にそれぞれ東京に転勤になり、昨晩はわざわざ新幹線に乗って駆けつけてくれました。そしてＭっちゃんは５年前に競合他社に転職しましたが、基本的には相変わらずグータラした日々を過ごしています。

　５年なんてこの年齢になると感覚的にはあっと言う間なのですが、それでもやはり５年は５年。随分とみんな環境が変わるものです。もっとも僕自身の仕事はほとんど何も変わっていないので、実感として思うのはランチを一緒にするメンバーがみんないなくなってしまって寂しいなぁということくらい。最近は一人で雑誌を読みながらランチすることが多くなりました。

　みんな５才年を取っただけに、久しぶりに集まっても話の内容がやはりちょっと大人になったというか、老けたというか。特に顕著なのはＭっちゃんで、最近ではすっかり女性絡みのネタが少なくなり、今はまっている「オーラの泉」ネタが増えました。もっとも僕たちはＭっちゃんから「前世」の話を聞いてもちっとも面白くありません。昨晩聞いたＭっちゃん話で唯一ドキドキしたのは、もう３年も付き合っている子持ちバツイチの雌豹さんと彼女の小学生のお子さんと３人で焼き肉を食べに行った話で、何だかＭっちゃんが少しずつ底なしの泥沼の中に足を踏み入れていっているような印象を受けたことくらいです。

　とは言え、古い馴染みのメンバーでいろいろと話に花を咲かせるのは楽しいことには違いありません。いつまたこのメンバーで集まることができるのかは定かではありませんが、またいずれ集まった時には、それぞれの道で元気に楽しくやっている話を聞けたらと思っています。あ、もちろんＭっちゃんには「その道」でもっと頑張って欲しいですけどね。