幹事クリタのコーカイ日誌2007

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4月13日 ● 『セクシーボイスアンドロボ』第1回。

 書くタイミングを逃していましたが火曜日に放送された新ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』の第1回を見ました。今クールはオタク系ドラマが多いのですが、このドラマは単にオタクが登場するというだけではなく、ドラマそのもののオタク度が高いという意味でなかなか出色でした。

 演出も脚本も正攻法ではなくカルトっぽいノリを目指していますが、あまり行き過ぎていないので30代くらいまでは十分についていけることでしょう。さすがにオタク度薄目の40代以降には拒否反応が出るかも知れませんが。

 主演の大後寿々花と松山ケンイチの2人はまさに大抜擢。それに応えた熱演ぶりです。まだキャリアも浅く色がついていない俳優だけに、役に対する入り方が素直で好感がもてます。それに比べて浅丘ルリ子にしても岡田義徳にしても、ゲストの中村獅童にしても、役名よりも俳優の名前が先に立ってしまうところが残念。ある程度ネームバリューのある俳優もいないとプロデューサーは心配かも知れませんが、どうせなら実力のある舞台系カルト俳優ばかりのキャスティングだったらもっと面白かったのにと思います。

 夜10時台のドラマの割に荒唐無稽な子ども向けの内容で、数字の取れる俳優も出ていない以上、恐らく視聴率も大して上がらないでしょうが、個人的には嫌いじゃないノリでした。2回目以降失速しないことを願いながら見続けたいと思います。


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