最近勃動力の力を借りないとモチベーションが上がらないＭっちゃん。このまま朽ち果てていくのも面白くないので、Ｍっちゃんを甦らせるための合コンプロジェクトを企画、昨晩それが実現しました。

　男性メンバーは僕（43才）とＭっちゃん（44才）、ランチ仲間で会社の後輩、そしてこの「コーカイ日誌」常連のＳ井くん（28才）、そしてＳ井くんと同じ部署の新入社員にしてテニスサークルの仲間でもあるＫ橋（25才）の４名。注目はＭっちゃんと同じ匂いがする男Ｋ橋。彼は顔は“しのぶっち”こと塚本高史に似ていて、性格は及川光博演じる“べっしー”並み。つまり男友達はいなくて、全部友達は女性という天下一品の女性好きです。

　ついでにルックスの話をすると、Ｓ井くんは「中村獅童」とか「布川敏和」とか言われていましたし、Ｍっちゃんは“土井垣さん”こと松尾スズキに似ています。えっと、“　”内は、みんなドラマ『マンハッタンラブストーリー』のキャラです。

　対する女性陣ですが、テニスサークルの仲間のＳ田ちゃん（28才）とＩ飼ちゃん（27才）。そして彼女たちの会社の元先輩で今は主婦のＫ川さん（31才）と、会社の同僚のＭ野ちゃん（24才）。Ｉ飼ちゃんは「内山理名」似、Ｋ川さんは「長谷川理恵」似、Ｍ野ちゃんは「中山エミリ」似です。Ｓ田ちゃん？うーん、ドナルドダック似？いやいや、みんな可愛いですよ。

　と言うことで、４対４の合コンと相成ったわけですが、僕とＫ橋、Ｓ田ちゃん、Ｉ飼ちゃんはサークル仲間で良く知っています。僕とＭっちゃんとＳ井くんはランチ仲間、Ｓ井くんとＫ橋は同じ部署の先輩後輩。つまりＭっちゃんとＫ橋が接点がありません。

　この夜のＭっちゃんは僕の高校の後輩で眼科医バツイチという設定。つまり年齢・職業・出身校・結婚歴といったプロフィールはほぼ全部嘘。でもＫ橋にそれをいちいち説明するのも面倒なので、知らないのをいいことにそのままの設定で走ってもらうことにします。

　僕とＳ井くんは当然パス配球係に徹します。時にはボランチ、時にはサイドバックとしてツートップであるＭっちゃんとＫ橋にボールを上げるのですが、この二人が本当に根っからのフォワード気質。

　日本人なら持っている「謙譲の心」を持ち合わせていないので、がんがん上がっていって自らシュート打ちまくり。ネタがなんであれ必ずそこから自己アピールに結びつけ、そして「僕と付き合わない？」と言った会話にもつれ込むのですから大した根性とテクニックです。日本代表も最後は必ずシュートで終わるくらいの意気込みを見せて欲しいと思ってしまいます。

　合コンは大いに盛り上がりました。なにせどれだけシュートを外しても挫けることを知らないツートップがいますから、女性陣も結構言いたい放題。遠慮なくガンガン突っ込まれて喜ぶツートップ。7時から始まって、気がつけば12時。終電が危うくなって慌てて解散しました。

　初顔合わせのツートップでしたが、さすがに息の合ったコンビネーションとはいかなかったものの、若さで豪快なシュートを放つ（いきなり胸毛を開陳する）Ｋ橋と、テクニックで老獪なゴールを狙う（人を誉める振りをしながら自分に関心を引き寄せる）Ｍっちゃんの「豪快＆老獪」コンビは、なかなか見応えがありました。ウォッチャーとしては満足です。

　もしチャンスがあれば、また別の合コン企画を立てて、魅惑のツートップを堪能したいと思っています。