2009年秋・ひるがの高原テニスフェア

毎年雨に悩まされている秋のひるがのですが、今年は2日間とも全くそんな心配不要という見事な晴天。ATCからの参加者は10名、全体でも約220名と過去最小規模になってしまいましたが、天気が良かったので十分楽しむことができました。



9/5


8:30頃 名古屋出発

今回の男性陣6人は全員が車で行く予定だった。乗り合わせるにはみんな自宅がバラバラだったのと、足立センセイは土曜日仕事を終えてから駆けつける予定だったので、相乗りが難しいからだ。ところが前日の夜になって足立センセイはアルバイト先の病院が新型インフルの影響で閉院、仕事がなくなってしまったので急遽朝から参加できることになってしまった。と言うことで、酒井車に足立センセイが同乗してくることに。

栗田車は黒木、斎藤、松山を順番にピックアップして8時40分に名古屋を出発。一宮JCで渋滞があったものの川島SAまで順調。ランチ用のおにぎりやパンを買い込む。この時点で田村車、足立車は長良川SAにいるという。若干先を走っているようだ。東海北陸道は車線拡張工事が進み順調だったが、白鳥あたりを先頭に渋滞。途中で酒井車を抜いた時に松山さんは「ああ、あの人かぁ」と初めて酒井くんを認識。これまでに何回も練習で会っているのに全く認知していなかった。「でも数回しか会ってないよね」と、知らなくて当然のように言うが、数回会えばさすがに覚えるだろう。さらに松山劇場は続き、ひるがの高原近辺の観光地としては「白川郷」があるね、という話をしていたら「遊園地しかなかった」と言い出して車中が「?」だらけになった。「白樺湖」と勘違いしたらしい。さらに先ほど買ったメロンパンを早くも車内で食べてしまっていながら「お腹が空いた」と言い出す。「お腹が減ると震えがくる」「地下鉄で空腹で倒れそうになった」と、とんでもエピソードを語りだす。空腹モンスター松山恐るべし。ひるがの高原SAも大渋滞していたので寄らず、そのままひるがの高原に向かう。受付をしている間に松山さんはまた食料を見ている。お陰で宿の「からまつ荘」に着いたのは10時50分くらいになってしまった。

宿に着いたら他のメンバーはすでに先着していた。一番最初に着いたのは何と倉橋!たむりんもいつものように早起きして倉橋の次に到着していたらしい。酒井車が続き、長良夫妻も早く名古屋を出てきたが、ひるがの高原SAを降りてから少し迷ったとか。川上くんも工藤ちゃんもいないと、みんなちゃんと早く来る。優秀だ。「からまつ荘」の部屋割りは10畳2間続きを男性6人で、女性は10畳1間で4人。あまり新しいとは言えないが、民宿に比べればロッジな分だけ少しマシかも。トイレもシャワートイレがあるし。

ドローを見ると、本当に参加者が減っている。シングルスだって昔は80人くらいエントリーしていることもあったのに、今回は何と21人。ミックスも激減だ。さらにウェルカムパーティの抽選会もないと書いてある。商品券3000円分が参加賞として全員に配られたが、それよりは賞品がたくさん当たる方が楽しいと思うんだけどな。


11:30 開会式

 

からまつ荘から車に分乗して本部へ。ブースを覗くが随分と並んでいる商品も少なく、これで何を買えと言うのかという感じ。昔はもっと充実していたのに、なんとも寂しい限り。主催者の河合さんと話をすると、やはり参加者は昨年の3割減だそうだ。ひるがのの民宿が後継者難で減っているので、参加者が増えても対応しきれないとか。確かに昔使っていたコートも今や荒れ放題のところが増えた。この先、ひるがのの将来は暗いなぁ。この大会もいつまでできるのか心配になってきた。

開会式も去年に続いてあっさりと終わる。元気なのは相変わらず田村コーチだけ。にこやかに対応してくれて本当に素晴らしい。他にコーチは市川コーチと古橋コーチ。人数が減るとコーチも減るなぁ。かつて福井や神和住が来てたのが嘘のようだ。

試合方法でひとつ変化があった。ノーアドではなくなったのだ。参加者が少なくなって余裕ができたからだろうが、これは嬉しい。過去、特に初日のミックスはいつも時間がなく満足に試合ができなかったから、しっかりとフルアドバンテージでできるし、チーム対抗戦やコンソレもちゃんとできそうなのは良いことだ。


12:00 ミックスダブルス開始

開会式終了後、各会場に分かれてミックスダブルスと男子シングルスに入る。第1会場に今回なぜか第1シードになっている長良・長良組、第3会場に田村・松山組、我々の宿がある第5会場に栗田・黒木組、第8会場に酒井・斎藤組、そしてシングルスの第4会場に足立センセイ、第9会場に倉橋。今年はチーム対抗戦に回るペアが多そうな気がするので、会場がバラバラだから連絡をこまめにとりあわないと困りそうだ。

宿に戻り早めに受付を済ませた第5会場の栗田・黒木組はすぐに試合に入る。1回戦の相手はFLTC酒井・高野組。セカンドサービスをアンダーで打つ初級者の男性と、賑やかなオバサンのペア。決して上手ではないが、癖のある初級者だけにやりにくい。特に男性がやたらと黒木ちゃんにストレートアタックを打ってくるのには参った。思いっきり振ってくるのでボールは速いし、コントロールはないのでどこに飛んでくるかわからないしで、かなり黒木ちゃんもとまどっていた。しかし、それ以外に怖いところはないのでゲームは順調に進み6-1で楽勝。黒木ちゃんも最後はストレートアタックをボレーで切り返せるようになった。


2回戦も相手がbyeで待っていたのですぐに入る。今度はeeteの寺中・岡本組。ベテランペア。2人ともハードヒットはしないが、そこそこペースのあるボールをきちんと打ってくる。1回戦の相手より栗田としてはやりやすいが、ベテランだけにうまく黒木ちゃんにボールを集められると辛い。試合は全くイーブンペースで進む。4-4で相手男性サービス0-30になったところが最大のチャンスだった。そこから相手は徹底的に黒木ちゃん狙いに切り替えてきた。もちろん黒木ちゃんも頑張って返していたが、結局4-6で惜敗。十分勝てるチャンスがあっただけに残念だったが、あのレベルで黒木ちゃんがイーブンに戦えたのだから成長を感じさせる試合だった。

この頃には他のメンバーも順調に試合をこなしていた。長良夫妻は第1シードにドローされているので1回戦はbye。相手もbyeの2回戦はFLTC西尾・田中組。大接戦になったが、これをタイブレで何とか競り勝って3回戦へ。残念ながらここでは強豪に当たり4-6で敗退してしまったが、まあ頑張ったと思う。田村・松山組は相手が偏っていた。1回戦ダブルフォルトの長澤・佐橋組は男性が上手いのに本気を出しておらず女性は初級者だったので6-0で楽勝、2回戦KLTC萩原・酒井組も初級者で負けようもなく6-0で連勝。松山さんは「物足りない」と叫んでいたそうだ。3回戦は一転して強敵になり、ROUGHの小野寺・小野寺組。あっさり1-6で蹴散らされてしまった。腰痛の不安を抱えるたむりんは3試合もやってすっかり腰を痛めてしまったようで、かなり辛そう。酒井・斎藤組は1回戦byeで2回戦はATCと毎年当たる因縁のITC岡部・三浦組。しかし初戦で全く調子が出ないままあっさり1-6で負けてしまったので、向こうも気持ちよく勝ってトラブルもなかったということだった。

シングルスに出ている倉橋は1回戦bye、2回戦も6-1で楽勝したものの、3回戦で強敵硬庭ペンギン岩本くんに当たり2-6であっさり敗退。倉橋なら優勝も狙えるかと思ったのに残念。やはりテニスよりも遊ぶことに気持ちがいってしまっているだけに、試合は厳しかったか。倉橋以上にシングルスにモチベーションが上がらない足立センセイは1回戦から大接戦。ROUGHの森仲くん相手に最後はタイブレまでもつれて負けてしまったが、慣れないクレーで足が滑ってやりにくかったらしい。それでタイブレまで粘っただけでも大したものかも。結局2人は本部会場に戻りプロレッスンなどを受けていた。倉橋は田村コーチに「なんでそのバックハンドが打てて負けるの?」と不思議がられていたらしい。

 

ミックスが早々に負けたことで栗田・黒木組と酒井・斎藤組は第4会場で合流してチーム対抗戦に出ることに。相手はたむりんたちが勝ったダブルフォルトのメンバー。たむりんたちの試合では手を抜いていた男性が1人だけ上手だったが、確かに女性はみんなまだ初級者。男ダブは上級者の男性が出てきたために互角の戦いだったが、酒井くんがダブルフォルトを3本連発して「ショウジる」ミスを犯したため、1-4で負けてしまった。女ダブにプレッシャーをかけてしまい心配だったが、ここはかなちゃんと黒木ちゃんのペアが初級者の女性を相手に「お姉さん」なテニスを展開。きちんとコントロールして4-2で快勝。勝負はミックスに。栗田・斎藤組で出たミックスは全く初級者を相手にせず4-0で楽勝。チーム対抗戦ベスト8進出である。

チーム対抗戦2回戦は「とんとん」という、今度は一転してベテランのチーム。こちらはさすがに手強そうだ。男ダブは酒井くんが急に好調になって、ガンガン打っていく。あっと言う間に3-1とリードしてこれはいけるか、となったあたりから流れが一転。こちらのミスと相手のラッキーショットが重なって、どんどん悪い方向に。最後は栗田のボレーミスで3-4で逆転負けを食らってしまった。残念。十分に勝てる相手だったのに、4ゲーム先取りは流れを手放すと立て直す時間がないのが辛い。女ダブに期待をかけたが、こちらもベテランおばさんペアがプレッシャーをかけてくる。なんとか競り合ったが結局2-4で負けてしまった。まあ時間も4時を過ぎていたし、このあたりで終わっておかないと風呂にもゆっくり入れないので、ちょうど良かったかも。



16:30 入浴

チーム対抗戦の応援に来てくれていた田村・松山組、長良夫妻と一緒に宿に戻る。シングルスの2人も本部会場から同じタイミングで戻ってきた。黒木ちゃんがゲットしていた割引入浴券を持っていつものように牧歌の里へ。温泉「牧華の湯」はちょうど良い混み具合。これもテニス参加者が少ないせいかも。1000円高速の影響で牧歌の里に来ているお客さんは増えているようにも思えるけど。

男性陣は5人が露天風呂でのんびりテニス談義。たむりんは痛めた腰が辛そう。明日の男ダブが心配だ。1人いないと思ったら、足立センセイはローズの湯を独占してうっとりと入浴中。この光景は見覚えがあるぞと思ったら、かつて川上がそうしていたのを思い出す。川上はいつもローズの湯に一人で入って陶酔していたなぁ。

男性陣は20分前後で出てきてレストランでソフトクリームなどを食べて女性陣を待つ。足立センセイはかき氷にチャレンジしている。あれは最初は良いけど3分の1くらい食べたところで飽きるんだよなぁと言っていたら、案の定半分も食べないうちにうんざりしてきた模様。それでも最後まで食べきったのはエライと思ったけど。栗田は去年残しましたから。女性陣がみんな出てきたところで宿に戻る。

18:15 夕食

 

からまつ荘に戻って夕食。ビールを4本頼んで乾杯、と思ったところで、ともちゃんがポーチがないと騒ぎ出す。どうやら牧歌の里に忘れてきたようだ。長良夫妻は慌てて飛び出していき、残りのメンバーで食事を進める。そういえば昔も瀧上ちゃんが同じように財布がなくなったと騒いだ事件があったことを思い出す。ほどなく戻ってきた長良夫妻。ずっと更衣室に置いてあったポーチはちゃんと受付に届けられていたそうだ。良い人がいてくれて良かった。ようやく落ち着いて夕食をみんなで食べる。テニスの結果はそれほど大したことはなかったが、まあまあ平和な晩餐。


20:00  ウェルカムパーティ

腰痛のたむりんは宿で寝ているというので、それ以外の7人で8時ちょっと前にいつもの小学校の体育館へ。人数が少ないだけあってまだ閑散としている。コーチたちのテーブルと椅子すら用意されておらず、なんとなく寂しい。松山さんがいきなりヨガのポーズをやり始める。周りの人が見ていますが、大丈夫ですか?

今回は抽選もないということで、表彰式だけかと思ったら、テニスステーションのブースで使える商品券をジャンケンで配るとか。3000円の商品券すら買うものがないのに、さらに5000円もらってもどうしようかって感じだが。最初のジャンケンでいきなり松山さんが最後の2人まで残る。これは、と思ったら、そこで負け。惜しい。その後も長良くんとか良いところまではいくがみんな最後の1人にはなれず賞品をゲットできない。

途中からジャンケンに参加できるメンバーの縛りが、どんどん変な方向に流れていき、「ホモっ気のある人」で足立センセイや倉橋が立ち、「薄毛で悩む人」で倉橋、長良くんが立ってジャンケンに挑むが跳ね返される。薄毛勝負なら長良くんが勝てそうだったのに。「結婚指輪をしている男性」ではATCは既婚者ばかりなのに1人もおらず。さらに「婚活中の人」で独身は黒木ちゃんだけだと思ったら、またも足立センセイがチャレンジ。ホモで婚活中なのに来週は結婚式か、足立センセイ!?ちなみにこの「婚活中の人」で勝ったのはITCから参加の酒井さん。「こんなことで勝ちたくなかった〜!」と叫んで会場の笑いを取る。翌日も「あ、婚活中の人だ」と指差されていた。

表彰式も縁がなく、このままATCは賞品ゲットできないのかと暗雲が立ち込め始める。やはりジャンケンは川上くんかツッキーあたりがいないとダメなのか。そこで恒例の100円玉ジャンケン。毎回早々に負けているが、今回こそ勝ちたいところ。順調に勝ち上がったのは栗田と酒井くん。酒井くんは3回勝って4回目で負けてしまったが、栗田はなんと5回連続で勝って最後の5人の中に残る。栗田の作戦はここまでずっとグーを出し続けてきたこと。「最初はグー」で始まるジャンケンは、パーを出しにくいという法則があるらしく、それを実践してきたら本当に勝ち残ってしまったのだ。残り5人で一斉にジャンケンすることになる。もちろん栗田の出す手はグーだ。と、残る4人は全員がチョキ!一発で優勝が決まってしまった。自分でも最初勝ったかどうかわからなかったくらい驚いた。約150人の中の1位。ゲットしたのは15000円弱。本当にビックリした。

 

さらに奇跡は続く。最後に出てきた賞品はテニスステーションブース限定の商品券ではなく、デパートで使える本物(?)の商品券。これは欲しい。去年平瀬さんが2万円の旅行券をゲットしたが、それ以上の3万円の商品券登場。黒木ちゃんの目がギラギラしている。このジャンケンに勝ち残ったのが、なんと酒井くん。ここでも相手の手を読んで勝ち続けた。ジャンケンはただ適当に出していれば良いってもんじゃない、相手が何を出してくるか読みの勝負だ。今日のテニスで1勝もできなかった酒井くんが何と3万円の商品券をゲットしたので「これなら勝てなくても良いね」とみんなから言われる。市川コーチがやってきて「このチームが一番良い賞品を独占したのか、なんて奴らだ」と叫んでいったので、一緒に勝利の写真を撮ってもらった。ジャンキングがいなくても、やっぱりATCは賞品ゲッターだった。




22:00  部屋で宴会

買い出しは酒井、倉橋、足立、松山で。栗田が獲得した100円玉をそのまま倉橋に預けて「これで買ってこい」と言ったら、本当にレジで100円玉を積み上げて買ってきたらしい。100枚も100円玉を積み上げて買い物するなんて、混んだコンビにでやるなよ。営業妨害だ。しかも毎年1人あたり500〜600円くらいなのに、今回は1人1000円分も酒やつまみを買ってきたからやたらと量がある。人の金だと思って本当にもう。ビール、缶チューハイ、ワイン赤白、日本酒ととりどり揃えて、つまみもチョコやポテチだけではなく、ワインに合わせて高そうなチーズまでいろいろ。酒飲みと金持ちが買い出しに行くとロクなことはない。

もともと酒を飲めないともちゃん、酒を医者に止められているたむりんは飲まないし、栗田もビールだけなので、残るメンバーでガンガン飲んでいる。特に秋田出身のかなちゃんは強い。今日は面倒を見なければならない斎藤くんがいないのでリラックスして気持ち良さそうに飲んでいる。斎藤くんは夜に酔っ払って「従業員証を知らないか?」などと電話をかけてきたそう。そんなもの持っているわけないのに、きっと寂しいんだろうとみんなで笑っていた。

今日のエピソードを聞いたら、いろいろと出てきた。たむりんによれば、松山さんは宿の人がいるのに「部屋が臭い」と文句を大声で言っていたそう。相変わらず自由だ。もっとも松山さんによれば、たむりんは1回戦の相手の女の子が可愛かったので明らかなアウトボールを取ってゲームを続けていたとか、2回戦も同じように楽勝の相手だったのに、今度は可愛くなかったので厳しくテニスをしていたとか。まあ確かにたむりんらしい話ではある。

黒木ちゃんがいつものように11時半頃に部屋に戻り、朝早かったメンバーが徐々に眠そうになってきた。それでも倉橋は元気にかなちゃんに「勝負しましょう」と言っては酒をついでいる。勝負になっていない。かなちゃんの圧勝。酒井くんや足立センセイも結構飲んでいる。黒木ちゃんがいなくなってから、ますます話は書けないようなネタに突入。まあだからこそ泊まりは面白いんだけど。結局1時前に終了。酒井くんは「明日早朝練習しますよ!」と足立センセイを誘うが、足立センセイは「絶対やりません。起こしたら怒りますよ」と真面目に答えている。あんなに飲んでいて朝からテニスできるわけないだろうに。



9/6


7:30 朝食

朝6時10分。酒井くんの携帯のアラームが鳴る。当然目が覚めたが、酒井くんはあっさり止めてまた寝てしまった。予想通り。しかし元気な人は必ずいるもので、長良くんと倉橋は本当に練習をしに行ってしまった。若いのかバカなのか。結局他のメンバーは7時頃まで寝ていてから起きる。宿の朝食は7時過ぎには食べられるようになっていたが、今年は例年よりも1時間遅い9時試合開始なので、慌てて食べる必要もない。やはり参加者が少ないと良いこともあるな。

7時半頃からのんびり朝食。朝は曇っていたが天気予報では晴れなので多分大丈夫だろう。相変わらず早寝早起きの黒木ちゃんはしっかりしているし、あれだけ飲んだかなちゃんも元気そうだが、松山さんはボーっとしている。「うちは朝ゆっくりだから」と言い訳。まあスッピンで寝起き頭のまま現れるクレイシよりはマシか。それにしてもこんなにのんびりした朝食はひるがので初めて。9時試合開始は助かるな。試合開始までにゆっくりブースも見ることができるし。

9:00 男子・女子ダブルス

女子ダブルスは第1会場に黒木・松山組、第3会場に斎藤・長良組。なんと斎藤・長良組は第2シードになっている。ともちゃんは昨日のミックスも第1シードだったし、誰か他の人と勘違いされているのでは?栗田と足立センセイは1回戦byeのため、黒木・松山組を会場まで送りついでに応援に入る。相手はTB21原・吉鶴組。若干相手の方がベテランで試合慣れしている雰囲気はあるが、技術的には大差はないので勝機はありそう。立ち上がりはほぼ互角。試合はそのまま追いつ追われつで進んだが、松山さんとストロークを打ち合っても勝てないと向こうが判断してボレーボレー戦に持ち込もうとする。この相手の作戦がはまって、3-6で惜敗。コンソレに回る。コンソレもまた競り合って結局2-4でまたも惜敗。相手次第ではもっと勝てたと思うが残念だった。

男子ダブルスは第7会場に倉橋・酒井組。1回戦FLTC伊藤・酒井組を問題にせず6-1で楽勝。酒井くんひるがの初勝利!しかし2回戦のダブルフォルト浜谷・小野木組は若くて元気で強かった。3万円の商品券を貰ってハングリー精神と勝ち運を手放してしまった酒井くんにはとても太刀打ちできず2-6で完敗。まあ3万円もらえれば勝てなくても良いよね。第9会場の田村・長良組は初戦とんとんの古田・北川組。大接戦の果てにタイブレで何とかものにする。しかし、たださえ腰痛に悩むたむりんはこの熱戦でますます悪化。次はROUGHの森仲・高田組相手に健闘するも3-6で敗退。腰痛がなければもう少し頑張れただろうに惜しい。たむりんはかなり状態が悪くなってしまい、「息が苦しい」とかで、そのまま名古屋に戻ることに。

第4会場の栗田・足立組はbyeのためのんびり対戦相手の試合を見ていた。2回戦の相手はITCの岡崎・堀尾組。昔から知っている岡崎さんだが、今回のペアは助っ人を頼んだとかでなかなかベテランでテクニシャンそう。もっともテクニシャンぶりでは、より癖のある足立センセイの方が一枚上手で、この試合は6-1と楽勝。問題は3回戦の相手のFLTC小野木・徳枡組。サウスポーのサーブはキックがすごく、もう1人はかなりパワーもあるし上手い。これは厳しいかもと思いつつ試合に入る。しかし、意外とこちらの調子が良いのと相手がミスが多いのとで、一気に4-1までリードを広げる。これはいけるかと思ったところから流れが変わり、一気に追いつかれてタイブレに。タイブレも相手に常に先行されて結局5-7で落として負け。確かに強い相手だったが勝てる流れだっただけに残念。

栗田・足立組が負けて本部会場に戻ったら、黒木・松山・倉橋はプロレッスンの真っ最中。酒井くんはお弁当配りを担当している。あれ、長良くんは?「かなちゃんとともちゃんの応援に行ってますよ」。おおっ、まだ勝ち残っているんだ!「コンソレですけど」。あら。でも頑張っているなら良いじゃん。

 

ということで、のんびりおにぎりを食べて、サービススピード大会とストラックアウトにチャレンジ。サービススピードは倉橋が140km/h台を出すもののフォルトで記録にならず、他の男性陣は120km/h前後。なかなかスピードは出ない。ただストラックアウトでは、男性4人全員が2つ的を射抜いてみんな賞品をゲットした。意外と当たらないのでこれは地味にすごい記録だった。

そろそろ切り上げて応援に行こうということで、第3会場の斎藤・長良組へ。似たものダンナを持って苦労している2人の女ダブは、実生活同様我慢と辛抱の「おしんテニス」。とにかく粘り強い。1回戦byeで2回戦はoriberte山下・水野組に2-6と完敗したが、コンソレに回ってからは快進撃。4-1、4-1、4-0と見事に勝ち上がる。内容は競っているけど、粘りのテニスで相手のミスを誘って最後はゲームを取るという展開。第3会場のチャンピオンになり、決勝戦は本部の第1会場でということで、みんなで移動。

 

決勝戦の相手はベテランのペア。しっかり打ってくるし気も強そうで、今までのようにはいかない予感がする。試合は全く互角の展開。相変わらず粘りのテニスをする「かなとも」ペアに対し、向こうはブルーのウエアを着たオバサンが一人で走り回ってつないでくる。黒のウエアのおばさんにボールを集めたいところだが、なかなかその展開に持ち込めない。たださすがに1対2ではブルーのオバサンも疲れてきたか、徐々に精度が落ちてきた。最後まで好調を維持した2人が見事に4-2で勝利。優勝をもぎ取った。コンソレとは言え、過去に秋のひるがので実力で優勝したメンバーはいない(ジャンケンや抽選はあるけど)。快挙だ。

 

15:00 入浴

時間も押してきていたので、表彰式を待たずにコンソレ優勝の賞品を貰い宿に戻る。長良夫妻はこのまま名古屋に帰るということでここで解散。倉橋は宿でシャワーを浴びて急いで家に帰りたいというが、家に帰るならシャワー不要では?とみんなは思ったが、敢えて突っ込まず。ということで、残る6人で「牧歌の里」へ。昨日同様に風呂上りにソフトクリームを食べてから、恒例の「川上ポイント」で写真撮影。6人ではちょっと寂しいが仕方ない。天気も良いしトラブルもなく結果もまあまあ。良かったんじゃない?

16:00 ひるがの出発



帰りも行きと同じく栗田車に黒木・斎藤・松山、酒井車に足立という配車で帰ることに。松山さんが酒井くんに「八事は通ります?」ってそれとなく乗せてもらえないかと聞いたところ「行かないよ、栗田さんが八事だから良いんじゃない?」とあっさり断られたそう。まあ仕方ないから乗り心地の悪い栗田車に乗って帰るか、という感じ。本当は酒井くんのプリウスの方が広くて静かで乗り心地が良いから乗りたかったのに、松山さん無念。やっぱり顔を覚えていなかったのが敗因では?次回までにサークルのメンバーの顔と名前をもう少し一致させた方が良いよ。


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