2003年秋・ひるがの高原テニスフェア

今年で5回目の参加となる秋のひるがの。初参加の時と同じ12名、しかも女性は4名だけと、人数だけで言えば少々寂しかったのですが、それだけに逆にまとまりが良かったとも。みんなでワイワイとにぎやかに楽しくリゾートを満喫できて「やっぱりひるがのは楽しい」と再認識できました。ただ初日が雨で試合できなかったのは本当に残念でしたけどね。



9/6


7:30〜8:50頃 名古屋出発

今回は4台に分乗してそれぞれ出発。現地11時集合を目標にしている。工藤車(海野・瀧上)は、早くも8時過ぎには高速に乗ってひるがのを目指す。去年遅刻した工藤ちゃんとしては、なるべく余裕を見てひるがのに行きたかったのかも知れないが、いくらなんでも早過ぎるだろう。10時はるか前にひるがのの宿「ミルキーハウス」に着いてしまったようだ。

他車も比較的余裕を見て出発。昌子車(川上・澤田・犬飼)は、順調に澤田家を走り出した途端に澤田親分が「アネッサ50(日焼け止め)を忘れた!」と騒いで、また家まで逆戻りさせたとか。さすが親分、川上くんを待たせることよりも、自分の日焼け止めの方がはるかに大事ということか。

栗田車(横井・倉橋)、松浦車(木下)も特にアクシデントもなく、それぞれ10時過ぎには宿に到着した。問題は天気。名古屋は晴れていたのに、東海北陸自動車道を北上するにつれて天気は悪くなり、郡上付近から雨。高鷲インターを降りた時には大粒の雨がザーザーと降っていた。こりゃとてもテニスどころじゃないなぁ、と暗澹たる気分になる。


12:20 開会式〜抽選会

「ミルキーハウス」でしばらく待機していた後、12時から予定を変えて体育館で開会式。例年なら夜に「ウェルカムパーティ」として開催されるイベントを振り替えて行う。しかし、テニスしてビールを飲んで参加するのと、テニスしたいもやもやを抱えたまま昼間に集まるのとではテンションの高さが大違い。同じように抽選会やオークションをやっても盛り上がりに欠けるのは仕方がない。

当初は午後2時に時点で雨が上がっていたら、4ゲーム先取にしてもとにかく今日行われる予定だった男子シングルスとミックスダブルスを開催する、ということだったので、みんな空模様を気にしていた。
その願いが通じたか、2時前には雨が上がり、日さえ差してきたので期待はますます高まる。しかし、大会主催者側の判断は「中止」。コート状態が思わしくないので、開催は不可能、代わりに3時から「チャレンジマッチ」「プロレッスン」などのイベントだけ行うとのこと。仕方ないか、という空気と、それでも諦めきれない不満が体育館内に漂う。


そんな中、抽選会などのイベントは続く。ただ「ゲッターサークル」ATCがいまいち振るわない。昌子さんがボールをキャッチしてTシャツゲット、エドちゃんと犬飼ちゃんが抽選でそれぞれラケットバッグと1万円の旅行券を獲得したくらい。ここで本来活躍するはずの川上くんも見せ場がない。唯一、オークションでウィルソンのラケット「プロスタッフ」を競った時に、今年のオークション最高額の「2万円!」を提示しながら、なぜか1万8千円の人とジャンケンさせられて負けてしまった事件があっただけ。

しかし見せ場は突然やってきた。試合が中止決定したために、男子シングルスの賞品をジャンケンで決めることになったのだ。ATCは今回木下、松浦、倉橋、海野と4人もシングルスにエントリーしている。しかし今年のシングルスは86ドローと例年よりも高倍率。ジャンケンを勝ち抜くのも簡単ではないだろう、と思いきや、なんと4人とも1回、2回と勝ち残りベスト16に全員残る。さらにベスト8には倉橋、海野の2人が残り壇上へ。やはりジャンケンも強いATC。

壇上での準々決勝ジャンケン、まず倉橋が負けてしまい、うみりんは勝ち残る。さらに次も勝って決勝に進出したうみりん、ATCのメンバーも固唾を呑んで見守ったが、決勝戦は惜しくも敗れてしまった。最後で負けるあたりが川上くんとの違いか。それでも見事に準優勝。ジャンケンとは言え5回連続で勝ったなんて大したものだ。シングルスの賞品のTシャツとトロフィーを恥ずかしげにもらったうみりん。その時、事件は起きた。

なんと、貰ったばかりのトロフィーを床に落としてしまったのだ。600人が見守る中、慌ててスタッフも駆け寄るが、無残にもトロフィーは壊れてしまった。大爆笑、やってくれるぜうみりん!

 

その他にもたくさんジャンケンをやらされたが、ほとんどATCは勝てず。ただ他サークルの代表として参加している二村ちゃんは異常にジャンケンが強い。常に勝ち残っていた。以前にも100円玉ジャンケンで優勝して4万円を獲得している実績があるだけに、川上くんが「ジャンキング」なら二村ちゃんは「ジャンクィーン」のようだ。

15:30 イベント開始

15時過ぎからコートでイベントが行われる。内容は「プロレッスン」「チャレンジマッチ」「スピードガンコンテスト」「サービス当て」など。やはりお目当ては現役のインカレ選手と対戦できる「チャレンジマッチ」だ。栗田・松浦組は早速2番目に申し込む。試合は4ゲームマッチ。最初のリターンゲームは1ポイント、あややのサービスゲームと次のリターンゲームは2ポイントしか取れずあっと言う間に0-3。しかし栗田のサービスゲームでポイントを重ねて一気に40-0にする。しかし、ここからインカレペアが本気を出してきて、連続してポイントを奪われデュースに。何回かデュースを繰り返し、キープできるチャンスがありながら、最後は結局押し切られて0-4で負けてしまった。しかし、かなり長く試合ができたので、それは満足だった。

この後のチャレンジマッチは、時間短縮のために2ゲーム先取ノーアドに変更されてしまう。そして登場したのが昌子・川上組。リターンゲームはほとんどリターンが返らずにあっという間に終わり、さらに昌子さんのサービスゲームもダブルフォルトとリターンエースとファーストボレーミスで終わる。8ポイントを連取され、しかもラリーすらなく、イベント進行に大いに協力してしまった。

木下・倉橋組は大健闘。最初のリターンゲームを40-40に持ち込み、木下くんのリターンが相手の逆を突いてストレートへ飛んでエースに。1ゲームを奪取。しかし、その後の2ゲームは相手もかなり気を引き締めてきたので結局1-2と敗れてしまい金星はならなかった。


大健闘したのは澤田・犬飼組。そもそもテニス歴1年でインカレ選手にチャレンジすることが自体が大胆不敵なのだが、なんとその相手から2ゲームで2ポイントを取ったのだ。これは驚いた。昌子・川上組が0ポイントなのに。

横井・瀧上組はチャレンジマッチ以外に熱心にプロレッスンも受けていた。チャレンジマッチと違ってこちらは初級者が多いので、二人とも誉められていたが、問題は本番でその実力を発揮できるかどうかだ。ところで、海野・工藤組は何をしていたんだろう?あまり見かけなかったけど。。。

スピードガンコンテストでは3球打って、男性130km/h、女性90km/h以上のスピードでサービスを入れればボードに名前を掲示され、上位者は賞品が貰える。しかしATCでは2日間通して横井さんが93km/hで唯一名前が掲示されたにとどまった。木下くんなんか145km/hとか出ていたけど、全然入ってなかったからなぁ。川上くんも横井さんと同じ93km/hだった。未だサービス改善の効果は出ていないようだ。と言うか、初参加の5年前は99km/hだったんだから遅くなってるじゃん。


18:00 夕食

5時半頃に宿に戻り、のんびり風呂に入ってからビールを飲もうと思っていたら、宿の「ミルキーハウス」の人は、夜のパーティが中止になっていることを知らず、予定どおりに夜6時から夕食だと言う。仕方なく一部のメンバー以外は風呂にも入らずに夕食。ビールを飲んで会話に弾みをつける。

  

ただ残念なのは、やはり今日試合をしていないこと。例年なら今日の試合のことでお互いに様子を報告しながら話題も盛り上がるところなのだが、それもない。7時頃には夕食も終わったので、みんな風呂に入ってから部屋で宴会をすることにした。



20:00  部屋で宴会開始

いつもなら8時からパーティというところだから2時間以上早くから部屋で飲み始めたことになる。飲み部屋は二段ベッドのある部屋。それでも12人入るとかなりきつい。誰かは上のベッドにいなくてはならないくらいの狭さだ。昨晩3時まで飲んでいた倉橋が女性陣が来る前はナンパ話(双子の姉妹)で盛り上がっていたが、女性が来たら二段ベッドで寝てしまった。

今回の話題はやはり瀧上ちゃんのダンナの不倫疑惑。新婚でありながら妻の誕生日を忘れて会社の仲間と旅行に行こうとしたダンナ、そして急に瀧上ちゃんがその旅行について行くことにしたら、当日ドタキャンして姿を現さなかった謎の女性の存在。状況証拠はばっちり揃っている、とみんなから言われた瀧上ちゃんは「事実だったら東京に帰る」と宣言。しかしまず証拠を掴むべきだとみんなから諭されていた。

ここから各人の夫婦関係のあり方について盛り上がる。今回「放し飼い」と言われている木下くんや、松浦くんなどは、それなりにきちんと夫婦でコミュニケーションがあるようだが、エドちゃんはひたすら「土下座外交」と言われて、綾ちゃんに従っているだけだと激白。いつも「愛しているよ」「キレイだね」と言っているのは、自分に言い聞かせているんだと言うので「ドンマイ結婚」だと指摘される。自分の選択を「ドンマイ」と自ら励ましながら結婚生活を継続しているらしい。さらに結婚を続けているのは「責任感」だけであり、だからと言って浮気するかしないかは別問題、浮気をしたって責任があるから離婚はしない、と言い切る。浮気相手に対する責任は取らないってことか?髭を生やしてからますます怪しいオヤジと化している。

昌子さんは「俺は良い人じゃない」宣言をして、「○○のことは嫌いじゃないけど」を連発。嫌いじゃないけど好きではないんだ、と突っ込まれて、どんどん悪人に落ちていった。うみりんは今回おとなしい。ニヤリとするのは、横井さんと川上くん、たむりんの話題になった時くらい。「神の声」になるほどは飲まず、また「ポン」も今回は二段ベッドのために「ローリングポン」にもならないので迷惑をかけない。やはりうみりんの本領発揮はひるがのよりも気楽な合宿か。

問題の川上くんの今回のネタは「B型女性は振り回されるからイヤだ、でもB型女性が好き」というもの。早速B型の妻を持つ木下くんから突っ込みが入る。木下、工藤、川上の共通点は振り回すタイプのB型女性が好きという点では同じなのだが、木下くんやエドちゃんのように「気が回る」タイプじゃない川上くんの場合は、B型女性から相手にされないという重大な欠点があることに気づくべきだろう。で、いつものように「だからマシーンよしこさんが絶対いいって」とみんなから言われてしまうのだ。

澤田親分が10時頃、さらにあややが11時過ぎに部屋に戻って寝てしまったが、倉橋は寝たり起きたりを繰り返している。12時になったら瀧上ちゃんのダンナに電話して、いまどこにいるか問いただそうと昌子さんが乗り乗りだったのだが、結局瀧上ちゃんは電話せず。犬飼ちゃんはエドちゃんが持ち込んだ日本酒をニコニコしながらずっと飲み続けている。強い。ATC女性陣でこれだけ酒を飲むメンバーも珍しい。オジサンたちはうれしそうだった。犬飼株急上昇。

盛り上がったが、さすがに8時から部屋で飲んでいると時間が長く感じられる。結局1時過ぎに解散、就寝。これだけ早く寝れば明日はみんな二日酔いもせずに大丈夫だろう。



9/7


7:15 朝食

みんな7時過ぎには起きて朝食。今日は天気が良い。ひるがので朝から快晴というのも珍しい。昨日試合ができなかった欲求不満があるので、今日は張り切っていこう。








8:00 男子・女子ダブルス開始

女子ダブルス澤田・犬飼組が第1会場、横井・瀧上組が第3会場。男子ダブルスは木下・倉橋組が第6会場、栗田・松浦組と川上・昌子組が第7会場、海野・工藤組が第8会場と散る。様子はそれぞれ携帯で連絡してチェック。

まず試合に入ったのは女子ダブルスの2組。初参加の澤田・犬飼組はケンズワールドTCに1-6と完敗してコンソレに。横井・瀧上組はATCにも参加したことがあるLet'sの遠藤・山崎組に6-1と完勝して2回戦へ。朝が弱い横井さんにしては珍しく好調に発進したようだ。

男子ダブルスの栗田・松浦組は初戦のダブルフォルト渡辺・大浜組戦は軽く調整しながらの試合。5-0から2ゲーム落としたが6-2で楽勝。同じ会場の川上・昌子組はパッキンで相手はDATT。まだ初級者でセカンドサーブをアンダーで打って入らないような相手に、昌子さんが絶不調で0-2とリードを許す。川上くんが「返しておけば勝てるのに」と不安そうにしていたが、その後から徐々に昌子さんも調子が戻り始め、一気にゲームを連取して6-2で初戦突破する。しかし、2回戦のLet's戦は0-6で完敗。弁当係に任命されてしまった。

木下・倉橋組はきついドローの山に入る。1回戦ケンズワールドTC戦は6-3と勝って、さらに2回戦も6-1と勢いに乗る。これは期待できそうだと思ったところに、強豪ポケットの浅井・酒井組。ほとんど即席ペアの木下・倉橋組には厳しい相手だと思ったら、やはり1-6で負けてしまった。もう少し二人で練習ができていれば、もっと勝ち上がれただろうにちょっと残念である。

横井・瀧上組の2回戦は秋のひるがの名物の中川グリーンのオバテニ。最初は好調で4-2とリードしていたのだが、そこから二人して勝ちびびったか、オバテニの粘りに負けたか逆転されてしまい4-6で惜しくも敗退。この二人も即席ペアで事前に練習していなかったので、実力を発揮できなかったようだ。やはりダブルスはペアで練習しないとダメだね。

ずっと待たされ続けた海野・工藤組はようやく10時半頃に1回戦。かなり接戦で結局5-5のタイブレに持ち込むが、タイブレを3-7で落として初戦敗退。しかも時間が遅かったので、コンソレの受付にも間に合わず、なんとひるがの2日間で1試合しかできなかったことになる。わざわざ東京からやってきたうみりんには酷なことだ。

コンソレに回った澤田・犬飼組が初戦突破のニュースが入る。4-3で辛勝したらしい。テニス歴1年、対外試合初参加での初勝利、お見事である。しかも、勢いに乗って、なんと2回戦も4-2で勝ってしまった。これには残るメンバーもビックリ。まさか2つ勝つとは。これならコンソレに回れば良かったとついつい愚痴が出る横井・瀧上組。澤田・犬飼組はさすがに3回戦は1-4で完敗したものの、ここまでできれば十分だろう。もっとも澤田親分は「こんな奴の面倒を見ながらテニスするなんて本当に大変、わたしのお陰で勝てたんだからね」と相変わらずの澤田節だった。

これで残るは栗田・松浦組のみ。2回戦もまたダブルフォルトの杉山・山田組。1回戦よりもうまかったが、相変わらずここのサークルのペアは凸凹コンビなので、ねらい所がハッキリしていてやりやすい。ただ5-1までリードしてから気が抜けて、3ゲームを連取されて5-4、しかも相手の上手な方のサーブ。ここを取られるとタイブレになるのでピンチ。ノーアドでこの1本というところで、サーバーが入っていないフォアサイドを選択したら、案の定ダブルフォルトしてくれて勝つことができた。しかし、チーム名通りにマッチポイントでダブルフォルトとは、シャレにならないかも。

さらに3回戦もまたまたダブルフォルトの松江・丹羽組。なにせ60名近く参加しているサークルだから仕方ないが、3戦連続というのは少し気分的に参る。3回戦まで勝ち上がってきただけにここもかなり強いが、相変わらず実力差のあるペアで攻めどころはわかりやすい。2回戦のように気を抜くこともなく先行逃げ切りで6-2で快勝。ただ問題は、あややがそろそろスタミナ切れをおこしてきたことだ。まず飲み物がなくなってしまい、あたふたする。応援してくれていた昌子さんからお茶を貰ったりして何とかやり過ごす。

4回戦はDATT小泉・川内丸組。長野ATCさんとも知り合いだと言っていた。かなり相手のレベルも上がってきたが、それよりも問題はあややのスタミナ。足は動かなくなってきたし、なによりサービスの切れがガクンと落ちてきている。スタミナが完全に切れる前に試合を終わらせないと、粘られたらアウトだ。この試合も最初に4-0とリードしたのが大きく、一気に6-2で勝つ。これでベスト8。去年の栗田・槇原組の成績に並ぶ。しかし、終盤はあややがヨレヨレでこの先が心配だ。

そんな不安を抱いていたところへ試合途中に弁当到着。5分後に試合と言われたのを昼食とりたいからと言って15分後にしてもらい、あややのエネルギー補給。みんな応援に駆けつけてくれたので、水分も入手でき、元気も回復する。いよいよ準々決勝。相手はチアフルダックス菅藤・江口組。菅藤さんとは交流戦で対戦したことがある。エネルギー補給したあややはこの試合、完全に復活。足も動くしサービスの切れも抜群。最初こそ1-3とリードされたが、そこから全開で一気に5ゲームを連取して6-3で快勝。これで初のベスト4。ATCの男ダブでは新記録だ。

準決勝はTHAの堀・吉田組。動きが速く確実なペア。それよりも問題は、こちらの状態。すでに6試合目でさすがに体力的にきつくなってきた。あややは足の血豆を潰しているし、栗田も足が動かなくなってきた。技術的にも向こうが一枚上で、完全に相手ペースで試合が進み0-6で完敗してしまった。限界。結局、この堀・吉田組が決勝も勝って優勝した。ただ我々のベスト4も十分な成績。ドローに恵まれただけではなく、ATCのメンバーがお茶やら弁当やらを持ってきて応援してくれたお陰でもある。二人だけで参加していたら途中で負けていただろうと思うと、サークルでみんなで参加する良さと楽しさを痛感した。


これで3年連続でATCは表彰式参加決定だ。宿に戻って荷物を引き上げ、宿の前で記念写真を撮影してから大会本部へ向かうことにする。




16:00 表彰式

 


毎回表彰式の常連になって鼻が高い。古橋コーチにも「来年は決勝だね」と言われたが、なかなかそこまでは厳しいでしょう。ただ、土日にテニスができなくなるあややの最後に記念になる良い結果が出たのは良かったと思う。本当はシングルス準優勝(笑)のうみりんも一緒に表彰されるべきところだが、昨日すでにトロフィーを壊してしまっているからねぇ。

 



16:30 牧歌の里

表彰式終了後に、みんなで牧歌の里の温泉へ。うみりんが宿から入浴割引券を取ってきてくれたのだが、よく見たらそれは牧歌の里の入園割引券。いいよと言うのに責任を感じたうみりんは、わざわざまた宿まで戻って入浴割引券を取りにいった。ただ何も言わずにエドちゃんと二人で先に行ったので、一緒のクルマに乗っていた瀧上ちゃんが取り残されてオロオロ。「置いてくなんてひどいよね」と言いながら栗田車で牧歌の里に向かう。

牧歌の里はテニスに参加した人たちでいっぱい。しかし混雑はしていても、やはり狭い宿の風呂でシャワーを浴びるよりは気持ちよい。風呂から上がって男性陣はみんなビールを飲む。ただしドライバーはノンアルコールビールで我慢。女性も風呂から上がってきたが、瀧上ちゃんが財布がないと言い出す。バッグを全部探しても出てこない。更衣室のロッカーに置いたまでは覚えているというので、盗まれたか落としたか。フロントに聞いても届いていない。運転免許証もクレジットカードも入っているというから大変だ。横井さんがもう一度ロッカールームを探してみようと言って、瀧上ちゃんと二人で戻る。しばらくして「あったぁ」と言って戻ってきた。なんと、瀧上ちゃんは自分の使ったロッカーとは反対のところを探していたとか。横井さんが片っ端からロッカーを開けていったらサンバイザーと一緒に財布もそのまま置いてあったそうだ。まあドジな笑い話で済んで良かった。

 

牧歌の里はいかにも高原らしい気持ちよい光景。北海道みたいだから記念にみんなで写真を撮ろう(このページのトップ写真、良い写真でしょ)ということで、柵にカメラを置いてセルフタイマーで撮影しようとした時のこと。川上くんも自分のデジカメをセットしようとして柵のところにやってきた時に、柵の手前の側溝にズドンと落ちてしまった。側溝は水も入っていないし深さは50cmくらいなものだが、それにしてもいきなり落ちるとは、いかにも周りが見えていない思いこんだら一直線の川上くんらしい。あまりにもおかしくて笑い転げてしまった。今回は比較的おとなしかった川上くんだが、最後の最後で落ちをつけてくれた。

午後6時半、夕暮れのひるがの高原を出発して各自名古屋に向かう。うみりんは新幹線で、横井さんは深夜バスで東京へ。初日に試合ができなかったのは本当に残念だったけど、それを除けば本当に楽しいひるがのだった。来年もよろしく。



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