2006年秋・ひるがの高原テニスフェア

ひるがのと言えば「雨」という最近のイメージでしたが、今回は全く天気の心配をしなくていい珍しい大会でした。2日間とも好天に恵まれ、しかも爽やかな気候で、高原でのリゾートテニスを満喫することができました。
また4人いた初参加組もそれぞれに大活躍。きっと楽しんでくれたことでしょう。リピーターになってこれからも参加してくれると良いなと思います。



9/3


7:45〜9:00頃 名古屋出発

今年も参加メンバーは男女6名ずつの12人。これくらいがやはり一番まとまりが良いようだ。初参加も4人いるので、ベテランと新人のバランスも良好。楽しいひるがのになりそうだ。

最初に出発したのは月原車(田村)。つっきーが15分遅刻して7時45分に出たが、それでも余裕綽綽で、ひるがのには10時前に着いてしまう。今回の宿「奥みの荘」で2人でまったりくつろぐことに。田中亮車(松浦・佐藤)と栗田車(黒木・岡本)は、ほぼ同じタイミングで名古屋を出発。9時前には高速に乗って10時半頃にひるがの到着した。今回は黒木放尿事件も起きず、受付もあっさりトラブルもなく終わる。

問題は工藤車(中須賀・赤堀・暮石)。そもそもの出発設定時間がゆっくりで、しかもエドちゃんは女性2人を乗せたら、スカさんの家を素通りしてしまってUターンしていたとか。そんなこんなで時間をロスしてのんびり走ってきたせいか、かなり他の車よりも遅れる。11時半の開会式に参加するためにそろそろ宿を出ようかという11時15分にようやく到着。せめて11時前には着いて欲しかったが、まあ以前のエドちゃんのように開会式途中に到着するようなギリギリのタイミングでなくて良かったか。

エドちゃんたちを待つ間に、ドロー表を見ながらランチ。スカさんとあかちゃんのペアがシードされている。第1シードにはさつきちゃんのペアが入っている。また同じ宿にみっちがダンナと一緒に宿泊中。ただ今回のドローを見ていると、いつも参加しているサークルが随分減っているようで、特に名物の中川グリーンさんが参加していないのが残念、というか、心配。あのおじいちゃん・おばあちゃんたちは元気なんだろうか。


11:30 開会式

開会式会場に行くと、すでに顔なじみ(?)の田村伸也プロが声をかけてくれる。相変わらず人懐っこい人だ。開会式はやはり以前に比べて人数が少ないのかこじんまりとしていた。今年の参加者はドロー表からすると400人を切っている。かつては600人を越える参加者がいたことを思うと、やはり寂しい。




12:00 ミックスダブルス開始

開会式終了後、各会場に分かれてミックスダブルスに入る。第1会場では田村・月原組と中須賀・赤堀組。たむりんとつっきーは初戦で大平テニスクラブというチームにあたり2-6で完敗。コンソレに回って、初戦4-2で勝つものの、2回戦でタイブレ負けしてしまった。もう一息。

スカさんと赤ちゃん組は初戦BYE。シードされるとこれが辛い。アップもなしでコートに入っていきなりゲームを始めるだけに、1回試合して温まっている相手と戦うのは、実力差があっても難しいもの。しかし、「あかすか」組は見事に初戦を6-2で突破した。さらに次の試合もキープの連続ながら6-4で競り勝つ。4回戦は強豪ポケットの後藤さん夫妻。体も大きいしパワーもあるし、もちろん技術も高いし、かなりの難敵。何とか2ゲームを奪ったものの、2-6で完敗を喫してしまった。まあ相手が上級者だったから大健闘でしょう。詳細は、あかちゃんのサイトで。

ちなみにこの「あかすか」ペアは会場で早くも缶ビールを飲み始め、飲酒テニスを行っていた。つっきーは自分たちの試合を応援もせずに素通りして缶ビールを買いに行くスカさんを見て呆れていたらしい。まあビールパワーで勝ち上がったのなら、それはそれでありかも。なにせスカさんの敗戦の弁は「酒が切れて負けた」だから。それじゃあ「あかすかぁ」。

第2会場には栗田・黒木組。最初に受付したので、早速1番コートでゲームに入る。相手はイガマチテニス同好会の若いペア。立ち上がり男性の調子が上がらずにミスを連発してくれるのにつけこんで一気に4-0までリードしたのが効いた。徐々に男性の強いショットが入りだして競り始めたが、何とか6-3で逃げ切る。ブラック黒木、ひるがの初勝利ゲット!

2回戦はKLLTCのペア。男性がサウスポーでかなり技術も高いが、とにかくやたらと騒がしい。マナー的にいかがなものかと思うくらいの煩さ。サウスポーの回転のかかったサービスを受けたのことのない黒木ちゃんには、そのハイテンションぶりも含めて荷が重い相手だ。女性はボールは強いがミスが多く、特にサービスが全く入らない。この試合はかなり荒れ模様。黒木ちゃんのサービスを男性が全部ハードヒット!栗田が前衛に立っていたらいきなり1本目でボディアタックが来たので、以降はずっとベースラインまで下がっていたが、とうとう最後まで叩き続けた。あれはあれで凄い。普通はミスもするだろうし、面倒なのでコントロールして深く返すと思うのだが、彼は何かに取り付かれてでもいたのだろうか?結局女性のサービスはお互いに全部落として、男性サービスで栗田の最初のサービスゲームを落としたのが響いて1ダウンで3-6敗退。実はこれを勝つと次はあかすか組と対戦した後藤夫妻と対戦できたのに、その直前で負けて残念だった。

第4会場には松浦・暮石組と田中・岡本組。田中くんとエンジェル岡本ペアの1回戦はFLTCのペア。女性が初心者だったせいもあって、6-4でこの試合を競り勝つ。2回戦はケンズワールドTC相手だけにさすがに歯が立たず1-6で完敗だったが、よく頑張った。ブラックエンジェルズは初参加で揃って初戦突破だ。
あややとクレイシの1回戦はLet’sのペア。立ち上がりに不安があるあややだが、クレイシが好調で、これを6-3で快勝。さらに2回戦でもおなじみITCの松村夫妻ペアを6-2で下す。あややが徐々に良くなってきているのと、クレイシのサービスが良く入っていてうまく噛み合ってきたようだ。さすがに3回戦ともなるとクレイシには荷が重く3-6で負けてしまったものの、クレイシの初参加3回戦進出は大したものだ。エドちゃんの「ひるがの2回戦の壁」をあっさり破ったのだから。

第4会場ではその工藤・佐藤組。初戦はKLLTCのペアだったが、相手が初級者のため軽く6-1でひねって勝ち上がる。サトヒロは絶好調だが、相変わらずエドちゃんのサービスが不安定でダブルフォルトで1ゲーム落としたことだけが不安材料。2回戦はシーソーゲーム。サトヒロの好調は維持されているが、エドちゃんのダブルフォルト癖も維持されていたようで、なんと2回続けて30-30からダブルフォルト連発でゲームを落とす。結果3-6だったのだから、エドちゃんの2ゲームを取っていれば勝っていただけに手痛いミスだ。これも「2回戦の壁」の呪いか?試合後にエドちゃんは分水嶺公園でサトヒロにソフトクリームをおごって謝ったとか。

1回戦負けは田村・月原組だけだったので、チーム対抗戦には出られないかと思っていたら、2回戦負けでも早く負けたところはエントリーに間に合うということだったので、急遽栗田・黒木組と田中・岡本組が合流してエントリーする。

第4会場でのチーム対抗戦、初戦が「FLTC」。なんと田中・岡本組がミックス初戦で対戦した相手だ。まだ若い4人組。女性は初級者だったが、男性はそこそこ打てる。こちらも女ダブはブラックエンジェルズなので、勝つためには男ダブとミックスを取ることが前提。しかし、男ダブは最初にリードされる苦しい展開。なんとか追いついて4-3で逆転勝ちしたが危ない試合だった。ところが、負けを覚悟していた女ダブが好調。ブラックエンジェルズの黒木の守りと岡本の攻めのミックス具合がうまくはまって何と4-0で完勝。ミックスを待たずに勝利を決めてしまった。これにはびっくり。ミックスは相手女性に合わせて遊んでいたら3-4で負けてしまったが、これはもうご愛嬌だ。

2回戦「Let’s」。女性陣はそこそこ上手い。今度こそ勝てないだろう。男性は1人は以前旭ヶ丘テニスクラブの大会で当たったことがある上級者で、もう1人はまだ初級者。両チームとも応援団がやってきてチーム対抗戦らしく盛り上がってきた。女ダブはさすがに瞬殺。男ダブと同時進行だったが、あっさり0-4で負けてしまったので、男ダブにプレッシャーがかかる。

男子ダブルスは接戦になる。上級者の男性がリードして頑張るが、ペアの男性がどんどん気持ちが引いてチキンになっていくのが手に取るようにわかる。お陰で何とか4-3で辛勝。田中くんのリターンが好調だったのが勝因。

勝負のかかったミックスのオーダーでクリタ監督は悩んだ。リターンが好調な田中くんを起用したいが、エンジェルよりもブラックの方がプレーは安定している。ミックスでは女性のミスが少ない方が勝つ。ペアを変えて臨むべきかどうか。しかしブラックに聞いたら「ペアは変えたくない!」と言い切るので、結局栗田・黒木組でミックスに臨むことに。相手はもちろん上級者の男性が登場。この試合に勝負かかかるだけに応援団もお互いにヒートアップしてきた。

 

試合は最初の入り方でこちらが上回った。男性サービスをいきなりブレイク。うまく女性にボールを集められたのと、黒木が男性のサービスを何とか返せたのが大きい。さらに栗田のサービスゲームもキープ、そして相手女性サービスをブレイクして一気に3-0とリードして王手をかける。次の黒木サービスはさすがにブレイクされてしまい、さらに相手男性サービスも今度はきっちりキープされて3-2。まあここまでは計算通り。後は栗田サービスをキープするか、最悪相手女性のサービスをブレイクすれば良い。最初のトスでリターンを選んだのは、3-3の時にどちらの女性がサービスを打つかが勝負を分けるからだ。栗田のサービスゲームでは相手も粘るが、プレッシャーのかかった場面で黒木もよく頑張ってボレーをしていた。最後は栗田の男性へのサービスが狙い済ましたワイドに決まって勝利。めちゃくちゃ盛り上がった緊張感溢れるゲームをものにすることができた。応援団も含めてATC大喜び。黒木は感動のあまり涙ぐんでいる。テニス始めて1年半でこんな試合を味わえて幸せだね。

これで燃え尽きたATCは準決勝はもはや消化試合になってしまった。日も暮れかかり、ゲームは12ポイントタイブレで決めることになって気分も盛り上がらない。女ダブは1-7とあっさり負けて、男ダブも競り合ったが5-5から2ポイント連取されて惜敗。この相手チームが結局決勝でも勝って優勝したのだから、ベスト4とは言え大健闘だったと思う。良いの良いの、早く宿に帰ってお風呂に入りたいから。


18:30 夕食

チーム対抗戦に参加していた栗田・田中・黒木・岡本と、応援に来ていた松浦・田村・月原・暮石は揃って宿に戻り、急ぎ風呂に入る。先に戻っていた工藤・中須賀・佐藤・赤堀はすでにビールを飲んでまったりモード。宿の風呂は狭いので2〜3人も入ればいっぱい。男性は風呂が短いので次々と入るが、女性はどうしても待ちが出る。

その時、事件は起こった。

栗田が風呂から上がって脱衣所に出たところ、薄いドア越しにクレイシの声が聞こえる。ドア越しに「クレイシ?」と話しかけて腰にタオルをあててドアを開けて覗いたら、なんとクレイシはカメラを構えて待っていた!男性浴場のドアの前でデジカメを構えて待つ女・クレイシ!さすが「男性サウナ突撃激写女」だけのことはある!腰にタオルをあてただけのクリタのセミヌードを撮影して満足げな表情を浮かべるクレイシの毒気にあてられて、すごすごとドアを閉めてパンツをはくクリタであった。(写真は自粛します)

夕食はペアごとにテーブルに座ってお互いに健闘を称え合う。ひるがので一番リラックスする瞬間だ。この後のパーティで揃ってATCオリジナルTシャツを着ようということになっているので、みんなペアルック。昼間からビール漬けのアカスカはすでにかなりできあがっていて、やたらとテンションが高い。宿の食事はなかなか豪華でボリュームもある。女性陣はとてもこんなに食べられないだろう、クレイシを除いては。

 


20:00  ウェルカムパーティ

毎年恒例のウェルカムパーティ。疲れていて宿で寝ているというたむりんを残して、みんなで早めに移動。高鷲北小の体育館に行き、クルマをベストポジションに止め、いつものプロコーチたちの前の場所をキープ。毎年ATCの指定席だ。古橋コーチに挨拶。田村プロ、右近憲三プロも山本育史プロも毎年お馴染みだ。

去年はゲッター川上の代わりにつっきーがジャンケンでデジカメをゲットしたので、今年も誰かビッグな賞品をゲットできるかと思っていたら、いきなりエンジェル岡本が右近プロのサイン入り使用ラケットを当てる。ナチュラルガットを37ポイントで張ってあるというプロ仕様ラケットを岡本が使いこなせるわけもないが、とりあえず出だしは好調だ。

 

ところがこの後が続かなかった。狙っていた液晶テレビやiPodや旅行券はもちろんのこと、山のように積まれていたゴーセンのラケットバッグすら誰もかすりもしない。舞台からプロが打ったボールを拾ったら賞品がもらえるゲームも、古橋コーチがわざわざこちらを狙って打ってくれたのに、エドちゃんが取り損ない他サークルの手に。あまりのハズレっぷりにみんな元気がなくなってきてしまった。100円ジャンケンでも早々に負けて、スカさんは途中で寝転がって大いびきをかきはじめる始末。まあこれも恒例か。

 

結局、田中くんがバボラのTシャツ、あややが女性用の小型バッグをもらっただけで終了。参加賞も大したものが今回はもらえなかったので、「経費削減か」と言いながら戻ってきた。


22:30  部屋で宴会

部屋に戻り男性4人部屋(栗田・田村・工藤・松浦)で宴会。ずっと寝ていたたむりんが元気、体育館でいびきをかいていたスカさんも元気。テンションの高いオヤジは大変だ。最初に乾杯してから今日の反省会というか、ネタの出し合いをするが、今回はあまり面白いネタがない。川上くんも南もいない今、期待されるのはクレイシだが、本人がセーブしていたのか大した事件は起こしていないようだ。宿の入口で「インターフォンを押してください」と書かれいている説明のプレートを押していたことくらいか。後はいつの間にかはいている靴下が脱げるという話にブラック黒木が「おかしな子」と切って捨てる。さすがブラック。

 

エドちゃんが先日都市対抗野球の応援に東京に行った時の話で盛り上がる。せっかく東京に行くのだからと風俗店をばっちり研究していったのに、冷房で体を冷やして熱を出していけなかったとか。その時に出た「西川口」という単語にあややが反応。エドちゃんに「なんだ、あややも風俗好きだったのか」と言われて大慌てで否定していた。

あややが今回男性メンバー最年少で、あとはみんな40代という話から、女性の平均年齢もっと若い、平均を上げているあかちゃんの年齢は「異常値」だからとスカさんが言う。異常値扱いされたあかちゃんは憤慨するものの、すっかり「あかちゃん=異常値」で定着してしまった。

エンジェル岡本がグリップテープを男性に巻いてもらっているという話でオジサンたちが盛り上がる。当然巻いてもらうだけではなく、買ってもらっているということから、エドちゃんが「オレも買ってやるよ」と意気込むが、ブラック黒木に「グリップテープくらいで女は落とせないよ」と一言。確かにブラックエンジェルズにはグリップテープ代なんてカウントのうちに入っていないだろう。最低でもラケットそのものを買ってやらないとダメかも。

そのブラック黒木が早々に部屋に戻り、田中くんもダウン。あかちゃんやサトヒロら女性陣にも疲れが見えはじめ、宴会部屋のあややもエドちゃんもベッドにもぐりこむ。元気なのは寝ていたオヤジ2人とエンジェル岡本。とは言え、明日も朝からテニスだからと1時半に解散した。


9/3


7:30 朝食

今日も好天。8時に試合開始なので女性陣は6時、男性陣も7時には起きて朝食を食べるつもりが、朝食は7時半からだと言われる。それでは8時の試合開始に間に合わないと思うのだが、そんなことに宿の人は頓着している様子もない。こちらもゆっくり朝食をとって出かけることにした。










8:00 男子・女子ダブルス開始

女子ダブルス月原・暮石組が第2会場、赤堀・佐藤組と黒木・岡本は第5会場。男子ダブルスは工藤・田中組が第4会場、栗田・松浦組が第6会場、田村・中須賀組は遠く第8会場とバラバラに散る。さて、どこのペアがお弁当配達になってしまうことか。

月原・暮石組は初戦BYEで2回戦から。これは不利だと思っていたら、案の定2回戦を1-6でやられてしまう。もっともかなり実力派ペア相手だっただけに全く歯が立たなかったようだ。ついていないことに、コンソレに回っても、強いペアに当たってしまいこれも1-4で敗退。結局競り合うこともなくひるがのが終わってしまった。

赤堀・佐藤組は1回戦BYE同士での対決だけに有利不利はない。相手もそれほど強くないし、サトヒロが昨日に続いて絶好調だったようで、あっさり6-0。ところが次の対戦相手がポケットの後藤・岡本組。あかちゃんは昨日のミックスに続いての対戦となってしまう。サトヒロもストロークとサービスが好調だけに打ち合いとなるも、やはり地力にまさるポケットのペアにはかなわず2-6で敗退。あかちゃんの感想はこちら

さて、昨日のチーム対抗戦で対外試合初勝利を挙げた黒木・岡本組。1回戦は同じ宿のJRC山本・土谷組。「どっこいかな」というエドちゃんたちの予測を上回り6-2で楽勝。さらに2回戦では昨日のミックスで黒木が当たったKLLTCの女性。向こうは相変わらずサービスが入らず、ペアともどもダブルフォルトの嵐で、これまた6-2で勝ってしまった。何とひるがの初挑戦にして3回戦進出!エドちゃんの「2回戦の壁」はなんなのか?さすがに3回戦までくると甘い相手はおらず、昨日のチーム対抗戦でも当たったLet’sのペアに1-6で負けてしまったものの大成果に拍手。

男子ダブルスの工藤・田中組は初戦uni'tというペアに当たり6-0で楽勝。今回こそエドちゃん2回戦突破かと思われたが、ダブルフォルトのペアと接戦の末に4-6で敗退。またまた3回戦進出ならず。エドちゃんにとって随分壁は厚いらしい。クレイシやブラックエンジェルズが軽々と突破していったのに、なぜだ?

田村・中須賀組も初戦はCDTの板倉・菅藤組に6-0で楽勝。しかし、このペアはそんなに弱い相手でないはず。厳しいかもと思っていたのに、どういうことだ?ネットすれすれに飛んでくる2人のボールに相手が戸惑ったか、それとも飲み過ぎて二日酔いだったのか?とにかく軽く勝ち上がって意気あがるオヤジペアの2回戦は、昨日チーム対抗戦で栗田・田中が競り勝ったFLTCの稲垣・榊原組。これもまた厳しい相手。案の定3-6で負けてしまった。遠い第8会場でクルマもなかった2人は、とぼとぼと缶ビール片手に(またかよ!)国道を本部に向かって歩いて帰ってきましたとさ。

第6会場のシード選手である栗田・松浦組は、1回戦BYEなのが何より不安材料。スロースターターのあややには、1回戦勝ち上がって温まっている相手と対戦するのはかなり不安。せめて相手が弱ければと思って見ていたら、これがまたかなり上手い。Chita-Chitaの谷口・中村組は、最初からノリノリで攻めてくる。やたらと元気に動き回っているように感じるのは、それだけこちらの体が動いていないからだろう。とにかくなす術なくあっさり0-6で負けてしまった。汗もかかないで勝つことはあっても、汗もかかないで負けたのは珍しい。まあちゃんと動けていてようやく勝てるかどうかという相手だけに仕方ない。コンソレで頑張ることに。

コンソレ1回戦はエンジェルステップ木原・酒井組。おじさんペアで、ボールがあまり速くないので、アップ代わりには手頃な相手だった。4-0で勝利。コンソレ2回戦はCDT宮下・鈴木組。今度は若くてボールはどんどん打ってくるが確率は悪い。あややが最も好調になってくる時間帯に当たったのが不運で、これも4-0で軽く勝つ。コンソレ3回戦はFLTC三浦・浅岡組。このあたりになるとそこそこ強くなってくるが、それでも体が動き出したあややの敵ではなく4-1で楽勝。これで第6会場での予定は終わってしまい、グリーンガーデンのテニスコートである第7会場に移動するように言われる。自分たちの試合があっさり終わって応援に来ていたつっきーとクレイシと一緒に第7会場へ。

会場に着くと相手がお昼に出かけてしまったということなので、仕方なくこちらもランチタイムに。つっきーが宿まで弁当を取りに行ってくれた。この頃になると他の会場のメンバーもみな終わっていたので、少しずつ第7会場に応援に集まってきてくれた。もっとも田中くんのクルマに乗っているブラックエンジェルズは本部でお買い物をしているとかで、さすがブラック(笑)。

 

みんなでおにぎりを食べている間に相手ペアが戻ってきて試合できるというので、少し待ってもらってからゲーム開始。相手はぼんズ小菅・武久組。ずっとこのグリーンガーデンのオムニコートでやっていたそうで、コート慣れしていて不利かなと思ったが、オムニに強いのは我々も同じ。4-2であっさりこの試合も勝ってしまった。この試合が準決勝で、勝てば賞品ゲットだと聞かされていたのでホッとしたのだが、何とこれが運営側の勘違いでもう1回準決勝をやってくれと言われてしまい、ちょっとガックリ。落ちたモチベーションをもう一度あげる。準決勝の相手はNTF崎山・池沼組。池沼くんは前から知っているサウスポーで、あややとサウスポー対決になってしまった。そろそろ、あややのエネルギーが切れてくる頃でちょっと心配だったが、何とか4-2で勝利。計算通りに決勝戦に進出だ。

決勝はまた会場を移してメイン会場である第1会場で行われる。それも本戦の決勝戦と並行して。ギャラリーもたくさんいる中での試合は、ちょっと嬉しい。やはりこういうところで試合するのは気分が良いしテニスをやっている醍醐味だ。ただ相変わらず決勝も4ゲーム先取ノーアドなのがいただけない。もともとあややはスロースターターだけに短い試合は性に合わないから。決勝戦の相手はLet'sの川島・松下組。さすがにここまで勝ち上がってきただけに、しっかりしたテニスをする。試合は一進一退。あややのサービスをダウン0-1、向こうのサービスをブレイク1-1、栗田のサービスをキープ2-1、向こうのサービスをキープ2-2、そしてあややのサービスをキープして3-2.とリード。次の向こうのサービスをブレイクできれば勝ちだったが、これを粘られてキープされてタイブレになってしまった。

タイブレははじめリードされたが、そこから徐々に追いついていき、遂に5-5のタイまで持ち込む。この勢いならいけるかと思ったが、向こうのサービスを取られて5-6、そして最後はあややのサービスに向こうのリターンがイレギュラーしてあややがボレーできずに5-7で負けてしまった。残念。本当に紙一重のところで優勝を逃したのが悔しい。

賞品はダンロップのTシャツ。あややとは3年前に本戦でベスト4まで進出しただけに、コンソレに回ったのだったら優勝したかったが、まあ準優勝でも最低限の成績は残せたかなと思う。



15:00 牧歌の里

栗田・松浦組の試合が終わり、みんなで宿に戻って荷物を引き上げてから恒例の牧歌の里にある「牧華の湯」へ。天気も良いし気持ちよく高原をドライブしていたところでアクシデントが!栗田のクルマに飛び込んできた蜂に栗田が指先を刺されてしまったのだ。かなりの激痛。辛うじて駐車場にクルマを止めて指先を見るが、針は残っていないようだ。とりあえずエンジェル岡本に虫刺されの塗り薬を貸してもらう。冷やした方が良いということだが、温泉に入りにきて冷やすのは難しい。
いつものように男性陣は露天風呂に陣取りのんびりとする。風呂上りは本当はビールを飲みたいところだが、ドライバーは我慢して女性陣があがってくるのを待つ。お土産を買い、これも恒例の「川上ポイント」で集合写真を撮影。クレイシのデジカメを田中くんのクラウンのボンネットに乗せてセルフで撮ったが、かなり良い感じで撮れた。

 


17:00 関サービスエリア

最後はいつものように関のサービスエリアで集合。と言っても、工藤車は関ジャンクションから中央道に向かってしまったので、集まることができず、残る8人でお茶を飲みながらひるがのの余韻を楽しむ。今回はとにかく天気に恵まれたのが一番。お陰で2日間楽しく気分よく過ごすことができた。ゲッターが現れず、またネタになるような面白いこともあまり起きなかったのが残念だったけど、トータルに考えれば大成功だった。来年もまた行きましょう。


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