2002年春・ひるがの高原テニスフェスティバル

当初参加予定だった星野くんがダメになり、ギリギリまで代役を探して結局うみりんが参加することになった今年の春のひるがの。
直前のドタバタはともかく、行ってみたら今まで見たことがないくらいの快晴。風も爽やかで気持ちよくテニスができました。
去年ほど賞品がゲットできたわけではありませんが、いろいろな出来事もあり、ビールも美味しかったし、やっぱりひるがのは楽しいです。

2002年春の特別企画・川藤・炎の十番勝負へ



5/24


18:30〜21:00 名古屋出発


仕事の終わる時間が各自バラバラなので、それに合わせて出発時間もかなりずれる。工藤ちゃんとみっちは名鉄犬山駅で待ち合わせ。夜7時にはひるがのに向かって出発した。たけちゃんはなべちゃんとマッキーを拾って川上くんの家に。こちらも7時過ぎには春日井を出て、食事のために寄った長良川サービスエリアで工藤車と遭遇。工藤車はすでに食事を済ませてきていたので、そのままひるがのに。
栗田車は二村ちゃんの仕事が終るのを待って9時に集合。川島P.A.で食事してからひるがのへ。うみりんは遂にギブアップ。明日早朝に昌子さんと一緒に来ることになる。






23:30 集合

今年の宿は「ミルキーハウス」。8時半に工藤車、9時過ぎには川上車が到着。早速風呂入って宴会に突入。栗田車が11時半に着いた時には、すでに部屋は異様に酒臭く、工藤ちゃんは出来上がっていた。去年に続いて今年もティッシュをまき散らす工藤ちゃん。なべちゃんとみっちがいるにも関わらず「二村ちゃんがいない」と不満をぶちまける。挙げ句に「パンツ足りない事件」を語り始め、2時過ぎまで工藤ちゃんの独壇場は続いた。





5/25


7:00 起床・朝食


2時過ぎまで飲んでいた割には、なんとか起きて朝食。7時半前に昌子さんとうみりんも到着。一緒に朝食をとることができた。二人とも3時間しか寝ていないとかで、妙にフワフワしている。きっと今日はダメだろうと思われた。







9:00 開会式


毎年開会式は雨模様かと思っていたら、今年はすっきりと快晴。ちょっと早めに行ったので、練習も軽くできた。
開会式にも日傘を持ち込む女、二村ちゃんは「傘女」、登山帽のような帽子を被って現れたたけちゃんは「山女」と命名される。会場は、栗田・槇原組がセンターコートと言っても良い第一会場11番コート。たけちゃんと二村ちゃんの「山傘」ペアは第一会場3番コート、なべちゃんとみっちは山の上の第一会場14番コート。残る男子ダブルス2組は第二会場になる。ポツンと離れてしまうペアはなかった。
今回はポッカの飲料を買うと輪投げで賞品がゲットできる。みんな挑戦するが、意外とこれが難しかった。

 


予選ブロック戦。栗田・槇原組は、いきなり過去の大会優勝者で今回も本命の峯尾・中川組と対戦。朝イチで起きていないカラダと気持ちを無理矢理奮い起こして挑むも、2-6で完敗。さすがに強さが桁違いだった。渡辺・永井組はオバテニに苦戦。最初の試合を競り合って結局4-6で落とす。竹本・二村組は好調に初戦を制し、早くもトップ抜けを宣言。逆に昌子・海野組は「5位かも」と弱気な発言。川上・工藤組は初戦を競り勝ってとりあえず「5位はない」宣言。



お昼前に小川くんがやってくる。ドライブをしたいと言うことで応援に来てくれたのだ。足はだいぶよくなったようだし、次はまた一緒に出られるといい。昼食の前には「もっと先まで言ってみたい」との言葉を残して去っていってしまった。「先」ってどこだ?









11:30 昼食


天気が良いせいか、試合消化も順調で、昼食も早めに済ますことにする。土曜日はうどん。まだこれから試合をしなくてはいけないので、消化の良いうどんは助かる。
結局、予選の最終結果は栗田・槇原組が3勝1敗で2位、川上・工藤組が1勝3敗で4位、昌子・海野組は全敗で5位、竹本・二村組は逆に全勝で1位、渡辺・永井組が2勝2敗で3位となる。綺麗に1位から5位まで分かれてしまった。
たけちゃんと二村ちゃんの1位はATCが春のひるがのに参加して3年目で初めての快挙。逆に5位になってしまった昌子・海野組は、その実力からして明日は優勝も狙えるはずだ。




15:30 入浴そしてビール

 
3時頃に宿に戻り入浴。今年も風呂から上がったら歩いて「グリーンガーデン」のテラスへ行き、ビールを飲む。ひるがので最も心躍る瞬間である。最初に栗田・槇原が行き乾杯。2杯目を頼んだ頃に工藤ちゃん、川上くんがやってきて乾杯。ほぼ昨年と同じ展開なのが笑える。さらにたけちゃん、二村ちゃん、昌子さん、うみりんもやって来て、みんなで飲む話す笑う。枝豆セット、ソーセージセット、ピザを何回も頼んだ。たけちゃんたちはアイスクリーム。高原を渡る風が気持ちよい。
ただ、「みちなべ」は、昌子さんにソフトクリームを奢らせてから部屋でぐっすり寝ていたらしい。
小川くんに電話をしたら「輪島に行きます」とのこと。日本海へ抜けるどころから能登半島まで北上する気とは。みんな驚き無事戻ってこられるのか心配をする。

18:30 ウェルカムパーティ

6時に宿を出て歩いて広場へ。ステージに近い好位置をキープ。今年はテーブルと椅子を持ち込んで、かなり広く陣取った。いつものステーキやら揚げ物やらマスの塩焼きやらを食べながらビールを飲むが、かなり冷え込みが厳しい。多分気温は6〜7度だろう。寒さに震えて豚汁を何杯も飲んでしまう。

   

去年女性陣に大受けした花火がなかったが、和太鼓は変わらず。この太鼓になべちゃんとみっちがウットリしている。みっちは「結婚式で太鼓を叩いて貰う」などと言い出す。その後、1位抜けしたペアに賞品が渡される。竹本・二村組は何を貰えるのかと期待したのだが、入っていたのはなんとポッカ製品だけ。まるで参加賞のような内容にガックリ。

相変わらず仕切りの悪いゲームが続き、疲れたところで最後にようやくビンゴ大会。去年はみんな早い段階でビンゴになって「ゲッターサークル」ぶりを発揮したのだが、今年は全然ダメ。辛うじて二村ちゃんとみっちがビンゴしただけで終わってしまった。

21:30 お疲れモード

寒さに震えてようやくパーティも終了。宿に戻って栗田と昌子さんのオヤジ二人は早速風呂に飛び込む。芯まで冷え込んだカラダがようやく温まる。
女性陣は部屋に籠もってしまい、女の子だけの会話に突入した模様。仕方なく男性陣だけで集まってダベる。もっとも昌子さんとうみりんは早々に寝てしまったので、話していたのは4人だけ。工藤ちゃんは「二村ちゃんの顔を見ていない」と今夜もゴネ始める。確かに昨晩も今晩も二村ちゃんは部屋に入ってそのままだ。とは言え、わざわざ呼びに行くのも憚られ、結局オヤジトークが深夜1時過ぎまで続いた。
中でも楽しかったのは、川上くんの次のクルマ。小型バスを買ってATC専用車にするという構想で盛り上がる。ぜひお金の使い道がない川上くんにはサークルのために一肌脱いで欲しいものだ。
部屋に籠もった女性陣も随分遅くまで話をしていた。このあたりは若さの差かも。

 

5/26


7:00 朝食

昨日よりはスッキリした顔もあれば、相変わらず寝不足顔もあり。昨日と違うのは、新しくベーコン入りのパンが出されていたのだが、たけちゃんがその差に気づいておらずにボケをかましたくらいか。
試合前にまた練習をしたいという話から、ボールを持っていないみっちは「妄想ボレーボレー」について語り始める。朝からハイテンションだ。

9:00 順位別トーナメント


とりあえずペアごとに各会場へ。1位と2位は便利な第一会場だが、川上・工藤組は第二会場、渡辺・永井組は第三会場、昌子・海野組は第四会場とバラバラになる。
最初に始まったのは竹本・二村組。最初こそイーブンの立ち上がりだったが、今日はたけちゃんに昨日の切れがない。あっさり1-6で負けてしまった。さらに栗田・槇原組も強敵KMLやまぁーずの鈴木・上野組に3-6で粉砕される。確かに強かったが絶対に勝てない相手ではなかっただけに残念だ。もっともこのペアが2位トーナメントを圧倒して優勝したので、強かったことは間違いないのだが。
さらに川上・工藤組も4-6、昌子・海野組までも5-7で初戦敗退。あっという間に4ペアが負けてしまった。
残る期待は3位トーナメントの渡辺・永井組だけ。「負け犬」たちがわらわらと第三会場に集まって応援する。その甲斐あって初戦を6-2で突破。全ペア初戦敗退だけは免れた。

11:30 昼食

初戦敗退者は「サバイバルミックス」に出ることができる。とりあえず栗田・竹本組、槇原・二村組がエントリー。さらに川上くんと工藤ちゃんもKMLの山口さん、岸さんとそれぞれペアを組むことになる。昌子さんとうみりんもポケットの女性にペアを頼まれたが、なにせ5位トーナメント初戦敗退の強者だけに「キープくんにしておいてください。他に良い人が見つかったらそちらとどうぞ」と謙虚極まりない。結果、ポケットの女性達も無事ペアが見つかり、キープくんはお役目御免となった。
昼食は恒例のカレー。「負け犬」の午餐に、二村ちゃんとたけちゃんがお茶を運んできてくれた。



12:00 サバイバルミックス

サバイバルミックスは32ペアをAとBの2つに分けてトーナメント。昨日の順位でシードを決めるので、1位と2位の組み合わせである栗田・竹本組、槇原・二村組はそれぞれAとBのトップシードになってしまう。まあ最初は楽できそうで良いけど。川上くんはAブロック、工藤ちゃんはBブロックとそれぞれに分かれて第二会場16面を使って一気に初戦が始まった。

その頃、3位トーナメントで「みちなべ」は2回戦敗退。昌子さんのクルマに昼食のカレーを持って乗り第二会場に現れる。よくぞカレーを車内にこぼさなかったものだ。
栗田・竹本組は6-2、槇原・二村組も6-0と初戦は楽勝。川上くんと工藤ちゃんは競り勝った。
2回戦で工藤ちゃんペアは競り負け。その相手に準決勝でマッキー・二村ちゃんペアも競り負け。そのままBブロック優勝をさらわれてしまった。
Aブロックでは栗田・竹本組と川上・山口が準決勝で直接対決。ここで川上くんが「かわかみがかって」しまい、オンラインとイレギュラーとフレームショットでポイントを重ねていく。結局6-0で川上・山口組完勝。そして、その勢いに乗って決勝も6-4で制し、驚きのAブロック優勝を果たしてしまった。みんなから「賞品の大半は山口さんに上げるべきだ」との声しきり。また「大阪まで送っていけ」「そのまま恋の花を咲かせろ」との意見もあったし、「ミックスマスター」の称号も与えられた。

16:00 表彰式

サバイバルミックスが終わったところで宿に戻って風呂に入り汗を流す。工藤ちゃんを除く男性陣だけが1位トーナメント決勝戦を見に行く。予想通り峯尾・中川組が優勝。と言うことは、栗田・槇原組は、負けた相手がサバイバルミックスも含めて全て優勝したということになる。これはこれで珍しい記録かも知れない。
表彰式では最初にサバイバルミックス優勝の川上くんが呼ばれる。昨年は4位トーナメント準優勝、今年はミックスで優勝と、川上くんのゲッターぶりは相変わらず凄い。また今年も雑誌「スマッシュ」に名前と写真が載るのだろう。
山口さんこと「マシーンよしこ」さんの電話とメールアドレスも聞き出すことができ、川上くんにとっては大輪の花が咲きそうな「37歳・初夏」である。


スマッシュ2002年8月号記事に

17:00 ひるがの高原出発

宿に戻って工藤ちゃんと女性陣と合流。記念写真を宿の前で撮影してひるがのを出発した。川上くんが優勝した嬉しさに、ソフトクリームをたけちゃん、みっち、二村ちゃんに振る舞っていて、帰りは各車バラバラになってしまったので、最後の集合は関サービスエリアで半分だけで行われる。次は秋のひるがのかぁ。頑張ろうっと。


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