幹事クリタのコーカイ日誌2020

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11月16日 ● AKB48紅白落選。

 予想はしていましたが、ついにAKB48が紅白から姿を消すことになりました。11年連続12回出場していましたが、今年のシングルは「失恋、ありがとう」の1曲のみ。コロナ禍で劇場公演も握手会もできず活動をほとんど停止していたような状態でしたから落とす理由にはなったことでしょう。ただそれを言えば坂道グループも似たような状況なのですが、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46の3グループは揃って出場するので、実際には活動をしていたかどうかではなくAKB48の人気の凋落が激しかったということと、あとは所属事務所やレコード会社とNHKの力関係だろうとしか思えません。

 昨年5月に書いた「AKB48はいつ終わったのか?」というエントリーがあります。きっと「AKB 終わった」などという検索ワードでたどりつく人が多いのでしょう。この時に僕は前田敦子が卒業した2012年が「終わりの始まり」で、高橋みなみが卒業した2015年に「ほぼ終わり」、渡辺麻友が卒業した2017年に「すっかり終わり」、指原梨乃が卒業した2019年に「完全に終わった」と書きました。なので昨年で紅白がラストになったのも当然です。なにせ今年はもう終わってしまっているのですから。

 このブログでも長らくAKB48をウォッチしてきましたが、いよいよネタがなくなってきた感が強くなりました。ニュースになるのも現役メンバーよりもOGメンバーの方が多いくらいです。最近は乃木坂46の方をウォッチしていることがずっと増えました。例えるならAKB48は休火山から死火山になりつつありますが、乃木坂46は噴煙を上げ続けている活火山です。まだまだ観察しがいがあります。

 もっともこちらも先日の白石麻衣の卒業で「終わり」がちらついてきている状況です。白石の卒業はAKBで言えば2014年の大島優子の卒業に相当すると思っています。今の乃木坂はセンター(前田≒西野)とエース(大島≒白石)が卒業してしまったというところ。後継センターであり後継エースだとは言え同じ1期生の齋藤飛鳥が卒業したら「ほぼ終わり」になる可能性があります。3期生や4期生から早く救世主が現れるかどうかが「終わり」のカウントダウンを遅らせるカギになりそうです。

 昨日選抜メンバーが発表された来年1月発売の26thの新曲のセンターに3期生の山下美月が抜擢されました。山下は当初から3期生の期待の星で、まさに満を持してのセンターとなります。そして山下の両サイドを同じく3期生の梅澤美波と久保史緒里が支えます。ポスト白石体制となる26thがどんな曲になるか、そして死火山と化したAKB48は新曲がいつか出るのか。公式ライバルも随分と差がついてしまいました。


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