幹事クリタのコーカイ日誌2020

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5月5日 ● テニス生観戦の思い出。

 昨日はテニス中継観戦の話でしたが、もちろん生で見ることも好きです。随分昔に名古屋でアンドレ・アガシと松岡修造のエキジビションマッチが開催されたことがあります。まだアガシも松岡も若手で、アガシが金髪だった頃です。この時の前座マッチが後の全仏女王になるアランチャ・サンチェスで当時まだ16歳くらいでしたから、多分1988年頃のことでしょう。

 シュティフィ・グラフが引退して世界をエキジビで回った時にも行きました。対戦相手は伊達公子。前座で杉山愛も出ていました。2000年のことで、この試合のために既に引退していた伊達がトレーニングを積んで臨んだことが、後の伊達のツアー復帰につながったわけですが、生でグラフを見られたのはこの時だけでしたから良い思い出です。

 2000年代半ばから後半には有明のジャパン・オープンや東京体育館での東レPPOにも名古屋から何回か通いました。フェデラー、ナダルにヒンギスもシャラポワも見ることができました。フェデラーもナダルも日本ツアーには一度しか参加していませんから、その貴重な1回を見ることができたのは幸運だったと思います。

 また豊田市では2008年から2016年まで「ダンロップワールドチャレンジ」という大会が毎年開催されていました。錦織を除く日本の有力選手がほとんど参加していましたから、ほぼ毎年通って観戦していました。復帰後の伊達公子も毎年のように来ていたし、世界の若手有望株を見ることができた良い大会だったので、なくなってしまって残念です。

 そして何といっても2005年に全豪オープンテニスをメルボルンまで観戦に行ったのが一番の思い出です(当時の観戦記はこちら)。我々が見たのは2回戦あたりでトップ選手はほとんど見ましたが、一番印象的だったのはナダルでした。当時18歳で注目の若手ながら全豪の時にはまだトップ10入りもしていませんでした。全豪は4回戦止まりでしたが、この年の全仏を初出場初優勝して一気にスターダムにかけ上がります。本当に良いタイミングでナダルを見られたと思っています。

 世界を回るテニスツアーはどうしてもテレビ中継での観戦がメインになりますが、見られるものならやはり生で見たいものです。臨場感と迫力は当然のことながら全く違います。トップ選手のパワーとスピードは異次元のものだと実感できます。退職後、元気があるうちにいつかまたどこかのグランドスラムを観戦に行きたいと願っています。


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