幹事クリタのコーカイ日誌2018

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3月25日 ● プロの指導の引き出し。

 今日は2ヶ月前の山本麻友美プロによるレッスン会の続編でした。2ヶ月前に僕も含めた4人のメンバーが個々の課題をプロにアドバイスしてもらいました。そして2ヶ月間それぞれが練習を重ねてまた見てもらうという2回セットのレッスン会という企画です。

 サービスを見てもらった僕以外の3人もフォアハンド、バックハンド、フォアボレーをそれぞれ練習して今日のレッスン会に臨んだのですが、僕から見ても彼らに大した進歩はなかったので、プロはこれにどういうアドバイスをするのかなと思っていたら、今度はちょっと角度を変えたアドバイスをしていました。これはなかなかできることではありません。

 普通のコーチはワンパターンの指導法しか持っていないものです。だからその通りに生徒にやらせようとするのですが、それが合う人も合わない人もいます。山本プロは指導の引き出しが多いので、こういう視点でやらせてみて、それがうまく消化できないなら、次は別の視点から変えていこうとします。

 フォアハンドで下から上へのスイングがうまくできないなら、次はボールの軌道をもっと高くしてみましょうとヒントを与えることで、結果として下から上にラケットを降り出せたり、ボレーで言われたことをやろうとして、上半身が硬くなって窮屈に打っているようなら、次はフットワークを変えることでプレー全体にリズム感を持たせたり。

 で、僕のサービス改良計画ですが、すでにいくつものヒントをもらっています。最初は構えた時の足の向き。次にトスを上げる位置。そしてトスを上げた左手の引きおろし方。順番にやっていって、少しずつ自分のフォームを変えていっています。これらを一度にやろうとしても消化しきれないので、プロは順番に教えてくれています。

 今日言われたのは右手のラケットの担ぎ上げ方でした。どうやら僕は上げた右手を一度下に肘から引き直してから打ちにいっているそうで、それが無駄な動きになっているとか。そこを直すことでもっと素直に楽に打てるから力まなくても良いし、振り出しが遅れないので詰まったような当たりになるミスも減るということです。

 初めて指摘されたことだったので戸惑いましたが、動画を撮って見てみると確かにそういう打ち方をしていました。と言うことで、次なる課題は「素直にラケットを担ぐ」という何でもなさそうなことですが、実際にやってみると40年近く続けてきた打ち癖ですからなかなか簡単には抜けそうもありません。とにかく意識しながらしばらく練習を続けるしかありません。何事もひとつずつ、一歩ずつです。


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