幹事クリタのコーカイ日誌2018

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1月27日 ● ショック動画。

 山本麻友美プロにレッスン会をしてもらいました。参加者が個々にテーマを決めて、ボレーやバックハンド、フォアハンドをもう一段階レベルアップするために丁寧に教えてもらいました。僕が選んだテーマはもちろん改良に取り組んでいるサービスです。秋からすでに3ヶ月以上、悩みながらも少しずつは良くなってきている手応えがありますが、ここで一度プロにきちんとチェックしてもらおうと思います。

 プロには「随分良くなっていますよ」と最初から誉められましたが、自分としては気になることがいろいろとあるので、いくつか質問をしながらアドバイスをもらいました。まず指摘されたのが足の向き。体を開く癖を直すためにかなり足をクローズドにして構えていたのですが、それは窮屈過ぎると言われました。体をロックしているためにワイドにサービスが打ちにくいし、無理して打つと股関節を痛めやすいと言うことでした。少しだけ爪先を前に向けることでもっと楽に打てるようになりますよ、というアドバイスをもらったので、早速取り入れてみます。

 もうひとつはトスの位置。自分でも少し後ろになっているかなと感じていましたが、プロによればもっともっと前で良いと。特にサービスダッシュするなら、体幹が崩れないギリギリまで前にトスを上げても良いということなので、これまでより1メートルくらい前にトスを上げてもよさそうでした。ちょっと正確にヒットするのが難しくなりますが、頑張ってなるべく前にトスを上げるようにしました。

 さて、この2点を主に改良して打っているところをスマホで動画撮影。自分の中ではフェデラーみたいとまではいかなくても、少しは華麗なフォームで打っているかなと思いながら見たら、もうこれがとんでもなくブサイクなサービスでした。と言うか、基本的には以前とあまり変わっておらず、辛うじて前よりは体の開きを抑えてしっかりとボールをヒットしているかなという程度です。

 一番ショックなのは、自分ではトロフィーポーズを作っているつもりでしたが、全くできていなかったこと。そして両足でしっかりとコートを蹴ることができず、片足を軸にして打っていたこと。自分の中でこの2つは以前からできていないという忸怩たる思いがあり、今回は意識して改良していたはずだったのですが、全然直っていませんでした。結果、相変わらずカッコ悪いフォームで打っていたわけです。

 恐らくサービスのリズム自体がすっかり長年の癖で染みついてしまっているせいでしょう。今さらトロフィーポーズをしっかり作ってタメのあるフォームから一気に両足で踏み切ってボールをヒットするというリズムでは打てないのです。これをできるようになるまでには相当の練習期間が必要そうです。

 もちろん美しいサービスのフォームを手に入れるのは積年の願いなので、諦めるつもりはありません。今回のショック動画を糧にして今後も改良は続けていくつもりです。3年くらいかければ変えられるかも知れないので、60歳を目標にして頑張ります。


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