幹事クリタのコーカイ日誌2018

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3月26日 ● 栃ノ心の大関とり。

 春場所は鶴竜の優勝で終わりました。ひとり横綱ですから優勝は当然と言えば当然ですが、先場所は終盤に連敗して優勝を逃しているだけに、今場所もどうなることかと心配しましたが、無事に優勝して横綱の面目を保ちました。

 そしてもうひとつの注目は先場所その鶴竜の優勝を阻んだ栃ノ心。先場所14勝、今場所も10勝を上げたことで来場所はどうやら大関とりということになったみたいです。本来大関昇進は「3場所連続三役で33勝以上」が目安です。栃ノ心は先場所平幕でしたが、優勝したということで対象になってきました。

 とは言え、来場所9勝して合計33勝だから昇進とはいかないでしょう。やはり平幕スタートですから条件は厳しくなります。最低10勝してどうかなというところ。昇進当確には11勝が必要ではないかと思われます。

 もうひとつ大事なのは白鵬に勝つこと。栃ノ心は白鵬に全く勝てずここまで通算25戦全敗です。白鵬がいない間に勝ち星をいくら積み上げようとも、どうしても印象は悪くなりますから、大関を狙うなら白鵬に勝つことでしょう。来場所休場明けの白鵬には、もはや全盛期の強さはありません。ここで勝たずしていつ勝つのかというところです。

 もっとも栃ノ心も30歳。先はそれほど長くありません。上位陣が軒並み30代になって弱っているのですから、本当は20代半ば以下の若手がどんどん上がってきてほしいところです。もう同じ顔触ればかりの優勝争いにはすっかり飽きてしまいましたから。


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