幹事クリタのコーカイ日誌2018

[ 前日翌日最新今月 ]

3月15日 ● 稲村亜美とセクハラ。

 以前に僕は稲村亜美の鍛えられたボディの素晴らしさについて書きました(こちら)。スポーツをしている女性全般に好感を持つ僕は、彼女の日頃の謙虚で真摯なスポーツに対する姿勢も好ましいものだと考えています。

 その稲村亜美がリトル野球の始球式で中学生に集団で襲われて、もみくちゃにされるという信じがたいような事件が起こりました。ネット上で動画もアップされて広く拡散されているのでご存じの方も多いと思いますが、本当に酷い事件です。幸い稲村亜美は怪我もなく無事でしたが、ひとつ間違えば大惨事になりかねない事態でした。

 稲村亜美は事件後に自らが無事であったこと、また倒れたが触られたわけではない、と中学生たちの「痴漢行為」に対しては否定をしています。これがまた「神対応」としてネットでは称賛されているわけですが、これで本当に良かったのかという思いはぬぐえません。

 もちろん徒に犯人を生み出す必要はありません。ましてや中学生ですから誰かと特定してしまえば、その子の将来にどんな禍根が残るかもわかりません。ただこれはやはり絶対にあってはならない行為だったことは、きちんと中学生たちに教育する必要はあります。ここで「神対応」という名の元に「なあなあ」で済ませてしまうことの恐ろしさは誰だって想像がつきます。

 集団で1人の女性を襲うという卑劣さ、醜悪さを理解していない中学生が、大学生になってサークルで集団レイプ事件を起こした時に「あの時だって怒られなかった」と言ったらどうなるのでしょう?そこまでの事件は起こさなくても、女性にセクハラすることを「大したことではない」と軽く考えてしまうような大人になるかも知れません。

 今回稲村亜美に襲い掛かった各チームの指導者や親は、自分たちの子どもに対してどこまでしっかりとセクハラの卑劣さについて教えたのか、それを調べて報告する義務が主催した連盟にはあると思います。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」